2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側の通期業績予想に対する修正は無し。今回の中間実績は会社予想と整合的(上振れ・下振れの特記事項なし、機関投資家向け説明会資料あり)。市場予想は本資料からは不明(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高29,155百万円、前年同期比+8.3%、営業利益2,669百万円、同+18.9%)。
- 注目すべき変化:システム製品(配電制御等)が好調でシステム系売上が拡大(システム製品売上17,528百万円、前年同期比+17.7%)。一方、機器製品は減少(11,627百万円、同△3.3%)。受注面ではシステム製品の受注高は前年同期比△13.8%ながら、受注残は前期末比で7,113百万円増加し66,530百万円と高水準を維持。
- 今後の見通し:通期予想の修正は無し。中間進捗は売上高49.1%、営業利益46.8%、親会社株主に帰属する当期純利益46.4%と概ね半期比で均等進捗(特段の乖離はなく、通期予想達成は現時点で妥当性ありと判断できるが、原材料高や為替リスクは留意が必要)。
- 投資家への示唆:受注残高の増加とシステム製品中心の売上拡大が中長期の収益基盤を支える一方、銅・銀等の原材料高や欧州市場の弱さが利益率に影響する可能性あり。現金余力は厚く(現金同等物17,965百万円)、配当は上期20円(前年10円)へ増額しており株主還元は堅持。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:寺崎電気産業株式会社
- 主要事業分野:船舶用配電制御システム、産業用システム(分散型発電、コージェネ等)、機器製品(低圧遮断器等)、メディカルデバイス、エンジニアリング・ライフサイクルサービス等
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 寺崎 泰造
- コード:6637(東証)
- URL: https://www.terasaki.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明会:有(機関投資家向け)
- セグメント:
- 日本:船舶用システム、産業用システム、メディカル、エンジニアリング等
- アジア:主に船舶用システム・機器製品・サービス
- ヨーロッパ:機器製品、エンジニアリング・サービス
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):13,030,000株
- 期中平均株式数(中間期):13,028,830株
- 自己株式数:1,225株(中間期末)
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:2025年12月5日
- その他IRイベント:決算説明会資料あり(ウェブサイト掲載予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社側予想との比較)
- 売上高(累計中間):29,155百万円(前年同期比+8.3%) → 通期予想59,370百万円に対する進捗率49.1%(達成感:ほぼ計画的)
- 営業利益(累計中間):2,669百万円(同+18.9%) → 通期予想5,700百万円に対する進捗率46.8%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,929百万円(同+22.3%) → 通期予想4,160百万円に対する進捗率46.4%
- 会社の通期業績予想に変更は無し(直近公表予想から修正なし)。
- サプライズの要因:
- プラス要因:システム製品(船舶用配電制御、産業用システム)やメディカルデバイスの売上好調、受注残の積み上がり。
- マイナス要因:機器製品は欧州向けなどが低調。原材料価格(銅・銀等)高騰がコストを押し上げるリスク。為替は中間期では円高基調が一部マイナス影響。
- 通期への影響:
- 現時点で会社は通期予想を維持。中間の進捗は概ね均等であり、通期達成可能性は高いと評価できるが、原材料高や欧州需要の下振れが継続する場合はリスクとなる。
財務指標
- 損益要点(中間累計:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:29,155,618千円(+8.3%、前年26,918,563千円)
- 売上総利益:8,106,275千円
- 販管費:5,436,888千円
- 営業利益:2,669,387千円(+18.9%)→ 営業利益率 9.15%(2,669/29,155、製造業で比較的良好水準)
- 経常利益:2,830,138千円(+26.2%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,929,478千円(+22.3%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):148.09円(前年121.13円)
- 財政状態(中間期末 2025/9/30)
- 総資産:78,276,294千円(前期末73,896,135千円、+4,380,159千円)
- 純資産:53,942,841千円(前期末51,432,264千円、+2,510,577千円)
- 自己資本比率:68.9%(安定水準)
- 現金及び現金同等物:17,965,706千円(前期末17,614,783千円、+350,923千円)
- 収益性指標(参考、年率換算ベース)
- ROE(年率換算想定) ≒ 7.1%(目安:8%以上が良好。やや目安未達)
- 計算根拠:中間純利益×2 ÷ 純資産(期末) ≒ (1,929,478×2)/53,942,841
- ROA(年率換算想定) ≒ 4.9%(目安:5%以上が良好。わずかに未達)
- 営業利益率:9.15%(業種平均との比較は個別確認必要)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:49.1%(通常ペース:ほぼ均等配分)
- 営業利益進捗率:46.8%
- 純利益進捗率:46.4%
- 過去同期間との比較:前年同期進捗より増収増益で良好
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:1,972,870千円(前年同期4,485,880千円)→ 営業CFの減少は棚卸増や税金支払い等の影響
- 投資CF:△1,018,009千円(有形固定資産取得主因、前年△1,437,053千円)
- 財務CF:△860,562千円(長期借入金返済599百万円、配当支払390.9百万円等)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約955,000千円(1,972,870 – 1,018,009)
- 営業CF/純利益比率:営業CF1,972,870 / 税引前中間利益2,828,687 ≒ 0.70(目安1.0以上が望ましいためやや低下。ただし投資や税支払のタイミング影響あり)
- 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は本資料での記載が限定的のため–(ただし中間累計での増収増益は確認)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:68.9%(安定)
- 有利子負債:長期借入金1,279,500千円+短期借入金430,000千円=合計1,709,500千円(現金保有高と比較して軽い水準)
- 流動比率(流動資産53,821,035 / 流動負債19,050,108)=約282%(良好)
- 効率性:
- 総資産回転率や売上高営業利益率の推移は一部良化の傾向(営業利益率9.2%)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 1,782千円(中間期)
- 特別損失:固定資産売却損 2,212千円、固定資産除却損 1,021千円、合計3,233千円
- 一時的要因の影響:合計金額は業績全体に対して小額のため実務的影響は限定的。一時的要因を除いた実質業績も増収増益。
- 継続性判断:該当特別損益は一過性と判断される。
配当
- 中間配当:20円(支払予定日 2025/12/05。前年は10円)
- 期末配当(予想):23円(通期予想 合計43円)
- 年間配当予想:43円(修正無し)
- 配当性向(通期予想ベース):配当性向 ≒ 13.5%(43円 / EPS319.29円、目安は企業方針による)
- 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
- 株主還元方針:中間増配(+10円)を実施。自社株買いの記載は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間):有形固定資産取得支出 820,902千円(前年中間 1,313,776千円→減少)
- 減価償却費:822,285千円(中間累計)
- 研究開発費:342,757千円(前年中間 390,011千円 → 減少)
- R&D比率(中間):約1.18%(342,757 / 29,155,618)
- 主な投資内容:有形固定資産取得(詳細項目は別資料参照)
受注・在庫状況
- 受注状況(システム製品)
- 受注高:24,641百万円(システム製品、前年同期比△13.8%)
- 受注残高:66,530百万円(前連結会計年度末比+7,113百万円)→ 受注残は高水準
- 注記:機器製品は計画生産のため受注高・受注残に含めていない
- 在庫状況:
- 棚卸資産合計:商品及製品8,102,334千円、仕掛品7,099,200千円、原材料及び貯蔵品4,050,601千円(合計増加)
- 棚卸資産は前期末比増加(在庫増は生産計画や受注対応のため)
- 在庫回転日数:資料に直接記載なし(算出には追加データ必要)
セグメント別情報
- 日本(売上高13,670,194千円、前年同期比+9.1%)
- セグメント利益:1,806,080千円(同+16.4%)
- 増加要因:船舶用システム(陸電供給、自動車運搬船向け)や産業用システム(グリーンエネルギー関連)、メディカルデバイスが好調
- 減少要因:鉄道関連のエンジニアリング案件減少
- アジア(売上高11,997,556千円、同+13.2%)
- セグメント利益:1,290,989千円(同+28.5%)
- 増加要因:タンカー、LNG船、ばら積み船向けの船舶用システムが大幅増
- ヨーロッパ(売上高3,487,867千円、同△7.9%)
- セグメント利益:219,501千円(同△27.0%)
- 減少要因:機器製品が英国内および中東向けで低調、ただし船舶向けブレーカ更新工事は増加
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本資料に詳細な中期計画進捗指標は記載無し(–)。
- KPI達成状況:受注残高の積み上がりは中期的な売上基盤の裏付け。ただし原材料コスト管理や欧州市場回復が課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は省力化・デジタル化、生成AI関連の投資が継続、海外は脱炭素化投資や電力需要増で設備投資堅調。ただし米国の通商政策・地政学リスク・中国不動産停滞が下押し要因。
- 競合比較:同業他社との比較データは本資料に無し(–)。ただし船舶用システムや分散型エネルギー向け需要の取り込みは有利に働いている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想(修正無):売上高59,370百万円(+5.3%)、営業利益5,700百万円(+1.5%)、経常利益5,890百万円(△2.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,160百万円(△6.5%)、1株当たり当期純利益319.29円
- 前提条件:為替・原材料価格等の前提は別添資料参照(本短信では詳細記載は参照先へ)
- 予想の信頼性:中間進捗は概ね均等で通期達成可能性はあるものの、原材料高・為替動向・欧州市場の回復遅れがリスク。
- リスク要因:銅・銀等原材料価格の高騰、為替変動、主要顧客業界(造船等)の需給変化、地政学リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し(ただし連結子会社ELECTRIMEC ASIA PACIFIC PTE.LTD. は2025年10月27日に解散決議、清算手続き中)
- 本中間決算短信は監査法人のレビュー対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6637 |
| 企業名 | 寺崎電気産業 |
| URL | http://www.terasaki.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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