2025年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性: 増収増益(売上高+11.3%、営業利益は黒字化、当期純利益は黒字化)。
- 注目すべき変化: ライセンス契約数の純増118,170ライセンス(累計663,689ライセンス、前期末比+21.7%)、ARRは4,414百万円(同+15.1%)。加えて、繰延税金資産693百万円の計上(過年度の評価性引当金戻入)により法人税等調整額で前期末比+190百万円を計上し、純利益を押し上げた点が重要。
- 今後の見通し: 2026年8月期予想は売上高5,700百万円(+15.8%)、営業利益430百万円(+59.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益320百万円(▲11.8%)を見込む。売上・営業利益は増収増益見込みだが、当期純利益は今回実績を下回る見込み(会社が提示)。
- 投資家への示唆: ① エンタープライズ中心の受注拡大によりARR/ライセンス数が堅調に拡大しており成長の基盤が確認できる。② 当期純利益押上げには一時的な税務評価戻し(繰延税金資産の計上)という要因もあり、継続性を判断する際は営業利益ベースのトレンドや税効果の再現性を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社チームスピリット
- 主要事業分野: SaaS事業(勤怠・工数管理、経費精算、電子稟議、AI議事録「Synclog」、タレントマネジメント等を含む「TeamSpirit」等のクラウドサービス)
- 代表者名: 代表取締役CEO 道下 和良
- 上場取引所/コード: 東証 / 4397
- 報告概要:
- 提出日: 2025年10月15日
- 対象会計期間: 2024年9月1日〜2025年8月31日(2025年8月期・連結)
- 決算説明会資料作成の有無: 有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 単一セグメント: SaaS事業(注記あり。単一事業のためセグメント開示を省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 16,509,500株(2025年8月期)
- 期中平均株式数: 16,474,702株
- 時価総額: –(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日: 2025年11月28日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年11月26日
- 決算説明会: 実施(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較(当期=2025年8月期の期中予想は資料内に明示なし): –(情報なし)
- 参考(次期:2026年8月期)会社予想との関係(進捗性は下記「進捗率分析」参照)
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因: エンタープライズの新規・追加受注によるライセンス売上増、プロフェッショナルサービス受注の堅調。
- 一時的/調整要因: 繰延税金資産693百万円を計上(過年度評価性引当金の戻入)し、法人税等調整額で190百万円を計上した点が純利益を押し上げた。
- コスト面: シンガポール子会社の事業縮小に伴う人件費等固定費減少や採用・広告の見直しで経営効率化→営業黒字化に寄与。
- 通期への影響:
- 会社は2026年8月期に売上5,700百万円、営業利益430百万円を見込む。売上・営業利益は増加予想だが、当期純利益は会社予想で320百万円と今期実績を下回るため、税務調整や一時項目の影響を踏まえ予想の再点検が必要。現時点で予想修正は発表されていない。
財務指標(主要数値)
- 財務諸表要点(百万円)
- 売上高: 4,922(+11.3%)
- 売上総利益: 1,984
- 販管費: 1,715(ほぼ横ばい)
- 営業利益: 270(前年▲87)
- 経常利益: 278(前年▲89)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 363(前年▲180)
- 総資産: 4,472(前期比+779)
- 純資産: 1,624(前期比+394)
- 現金及び現金同等物期末: 2,943(前期2,543)
- 収益性(対前年同期)
- 売上高: 4,922百万円(+11.3%、増加額約+501百万円)
- 営業利益: 269百万円(前年▲87百万円→黒字転換)、営業利益率 5.5%(業種平均は会社記載なしだが参考: SaaSでは一般に低〜高レンジあるため企業規模で差異)
- 経常利益: 277百万円(前年▲89百万円→黒字転換)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 362百万円(前年▲180百万円→黒字転換)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 22.01円(前年▲10.96円)
- 収益性指標
- ROE: 約22.5%(362 ÷ 自己資本1,614百万円)→ 目安10%以上で優良水準を上回る
- ROA: 約8.1%(362 ÷ 総資産4,472百万円)→ 目安5%以上で良好
- 営業利益率: 5.5%(資料記載と一致)
- 進捗率分析(会社が提示した2026年8月期予想との比較)
- 通期売上高進捗率: 4,922 / 5,700 = 86.3%
- 通期営業利益進捗率: 269 / 430 = 62.8%
- 通期純利益進捗率: 363 / 320 = 113.3%(既に予想を超過)
- コメント: 売上はおおむね順調、営業利益はまだ先行投資や季節性で上積み余地あり、純利益は税効果等で既に通期予想超過。
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF: +442(前年+68)→ 営業CF改善(良好: 営業CF/当期純利益 ≈ 1.22 > 1.0)
- 投資CF: △21(前年+107:前年は敷金回収等の特殊収入)
- 主な投資: 連結範囲変更を伴う子会社株式取得に21.66百万円支出
- 有形固定資産取得: 0.47百万円
- 財務CF: △34(短期借入金返済32百万円)
- フリーCF(営業CF − 投資CF): 約+421百万円(安定的な営業CF)
- 現金同等物残高の推移: 期末2,942百万円(前期2,543百万円、増加399百万円)
- 財務安全性
- 自己資本比率: 36.1%(前期33.3%)(目安: 40%以上で安定とされるため改善中だがやや下回る)
- 流動比率(概算): 流動資産3,676 / 流動負債2,849 ≒ 129%(流動性は確保)
- 有利子負債: 実質的に小額(短期借入返済済み。固定負債は無し)
- 効率性
- 総資産回転率(売上/総資産)= 4,922 / 4,472 ≒ 1.10回/年
特別損益・一時的要因
- 特別損失: 2025年8月期は特別損失の計上無し(前年は事業再編費用引当金112,597千円計上)
- 特別利益: 当期は過年度の評価性引当金戻入に伴う繰延税金資産の計上(693百万円)と法人税等調整額で増加(+190百万円)という税効果が発生
- 一時的要因の影響: 当期純利益押上げに税効果(繰延税金資産の取扱い)が寄与しているため、利益の継続性評価時は営業利益ベースのトレンド確認が必要
- 継続性の判断: 繰延税金資産の戻入は一時性の可能性あり(回収可能性は慎重に検討して計上した、と会社説明)
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年8月期: 中間0.00円、期末0.00円、年間0.00円
- 2025年8月期: 中間0.00円、期末0.00円、年間0.00円
- 2026年8月期(予想): 0.00円(中間/期末ともに0.00)
- 配当性向: –(配当無しのため)
- 特別配当: 無
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載は資料に無し(新株発行は譲渡制限付株式報酬として実施)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産取得による支出: 0.47百万円(当期)
- 連結範囲の変更を伴う子会社株式取得: 21.66百万円(投資CF主項目)
- 減価償却費: 11.58百万円(損益計算書)
- 研究開発:
受注・在庫状況
- 受注状況(SaaS事業に関連する指標)
- 契約ライセンス数の純増: +118,170ライセンス、累計663,689ライセンス(前期末比+21.7%)
- ARR純増: +578百万円、累計ARR 4,414百万円(前期末比+15.1%)
- 契約社数増加: +212社、累計2,179社
- 在庫: 該当なし(SaaS事業)
セグメント別情報
- セグメント: 単一(SaaS事業)につきセグメント別開示無し
- セグメント貢献: ライセンス売上 4,021百万円(+12.1%)、プロフェッショナルサービス 900百万円(+8.1%)
中長期計画との整合性
- 中期戦略(会社説明)
- ① エンタープライズセグメントでの成長加速
- ② ミッド・スモールセグメントでの成長維持
- ③ 新規領域創出
- KPI進捗: ARR・契約ライセンス数・契約社数は成長を示しており中期成長戦略と整合
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社所見): リモート/ハイブリッドワーク対応や人的資本経営への関心高まりにより勤怠・工数管理等への需要は継続。エンタープライズ向けのERPフロント置換需要が追い風。
今後の見通し
- 業績予想(2026年8月期、会社予想)
- 売上高: 5,700百万円(+15.8%)
- 営業利益: 430百万円(+59.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 320百万円(▲11.8%)
- 前提: ARR成長13〜16%程度を想定
- リスク要因(資料及び一般的SaaSリスクより)
- エンタープライズ受注依存度、競合の価格競争、為替・海外拠点の影響、法改正や労務関連規制の変化等
- 税効果(繰延税金資産)の回収可能性に関する不確実性
重要な注記
- 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税に関する会計基準等」の改正を当期首から適用(連結財務諸表への影響は無し)
- 連結範囲の変更: 期中に連結範囲の重要な変更あり(ワークライフログ株式会社の新規連結、同時に除外の記載あり。注記参照)
- 株主資本変動: 譲渡制限付株式報酬による新株発行で資本金・資本剰余金がそれぞれ増加(9,987千円)
- 監査: 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外と明記
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4397 |
| 企業名 | チームスピリット |
| URL | https://www.teamspirit.co.jp/company |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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