2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(開示の直近通期予想との比較)は記載なし。市場予想との比較は本資料にないため「ほぼ予想通り/上振れ/下振れ」は判定不可。ただし、通期業績は売上高・利益ともに会社の来期予想に対して進捗が高水準(下記参照)。
- 業績の方向性:増収ほぼ横ばい利益(増収ほぼ横ばい)
- 売上高:1,400,716千円(+14.3%)増収
- 営業利益:408,097千円(△1.1%)ほぼ横ばい(前年並み)
- 経常利益:409,921千円(+5.6%)増加
- 当期純利益:276,442千円(+0.1%)ほぼ横ばい
- 注目すべき変化:ARR・MRRやARPUが前年から増加(ARR +13.6%、MRR +13.6%、ARPU +11.2%)、契約社数は48社で微増(+2.1%)。一方で投資有価証券取得(約297.5百万円)等により現金同等物は前年末から減少。
- 今後の見通し:2026年12月期予想は売上高1,570,000千円(+12.1%)、営業利益411,000千円(+0.7%)。同社は新規事業「Grid Data KYC」の売上を合理的に算定できないため予想に未反映。既存事業の深耕と新規事業への経営資源配分を優先する方針。
- 投資家への示唆:ストック型収益の拡大(ARR増加、ARPU上昇)が進んでおり営業利益率は高水準(約29.1%)を維持。新規事業の成長ポテンシャルと短期的に長引く販売リードタイム(大口の意思決定遅延)が今後の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社カウリス
- 主要事業分野:法人向けクラウド型不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」等、マネー・ローンダリング対策・サイバーセキュリティ関連サービスの提供。2025年9月に本人確認・顧客管理向け新サービス「Grid Data KYC」をリリース。
- 代表者名:代表取締役社長 島津 敦好
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年12月31日(通期・非連結)
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向けオンライン(ライブ)開催予定:2026年2月16日
- セグメント:
- 単一セグメント:マネー・ローンダリング及びサイバーセキュリティ対策事業(セグメント別開示は省略)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末):6,528,000株(2025年12月期)
- 期中平均株式数:6,443,778株(2025年)
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2026年3月27日予定
- 配当支払開始予定日:2026年3月30日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年3月30日
- 中期計画等の次回開示予定:2026年3月頃(注記あり)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は2026年通期のみ開示。四半期別の業績予想は省略)
- 売上高(実績):1,400,716千円(前年同期比 +14.3%)
- 2026通期予想1,570,000千円に対する進捗率:89.2%
- 営業利益(実績):408,097千円(前年同期比 △1.1%)
- 2026通期予想411,000千円に対する進捗率:99.3%
- 当期純利益(実績):276,442千円(前年同期比 +0.1%)
- 2026通期予想282,000千円に対する進捗率:98.1%
- サプライズの要因:
- 売上上振れの主因はサブスク型のストック売上拡大(MRR/ARR増加)およびクロスセル効果。営業利益が前年比横ばいの要因は、ソフトウェア開発投資(インフラ再構築・品質向上)や新規サービスに先行して計上された固定費、採用に関連する人件費・育成コストの一部未消化など。
- 投資有価証券取得(約297.5百万円)や無形固定資産取得(ソフトウェア約60.7百万円)が投資CFを押し上げた。
- 通期への影響:
- 既存事業のARR/MRRの増加と高い営業利益進捗から、会社の通期予想は達成可能と見えるが、新規事業「Grid Data KYC」の売上を予想に織り込んでいない点、ならびに大口顧客の意思決定リードタイム長期化が短期の新規獲得に影響を与えるリスクがある。
財務指標
- 財務諸表の要点(主要数値は千円)
- 売上高:1,400,716(+14.3%)
- 売上原価:583,434(増加)
- 営業利益:408,097(△1.1%)
- 経常利益:409,921(+5.6%)
- 当期純利益:276,442(+0.1%)
- 総資産:2,182,217(前期2,024,057、+158,160)
- 純資産:1,656,542(前期1,315,537、+341,005)
- 現金及び現金同等物期末残高:1,487,072(前期1,733,104、△246,031)
- 収益性
- 売上高:1,400,716千円(+14.3%、+175,445千円)
- 営業利益:408,097千円(△1.1%、△4,569千円)
- 営業利益率:29.1%(会社開示値、高水準。前年33.7%→低下)
- 経常利益:409,921千円(+5.6%)
- 当期純利益:276,442千円(+0.1%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):42.90円(前期44.60円)
- 収益性指標(会社開示/計算)
- ROE(自己資本当期純利益率・会社開示値):18.6%(目安:8%以上で良好)※会社資料の数値
- ROA(総資産経常利益率・会社開示値):19.5%(目安:5%以上で良好)※会社資料の数値
- 営業利益率:29.1%(業種によるがSaaS系としては高水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する実績進捗)
- 売上高進捗率:89.2%
- 営業利益進捗率:99.3%
- 当期純利益進捗率:98.1%
- コメント:年度末時点で営業利益・純利益は通期予想に対してほぼ到達水準。売上は若干未達だが高い進捗。
- キャッシュフロー(千円)
- 営業CF:208,971(前期266,220、△57,249)
- 投資CF:△373,803(前期△322)
- 主な内容:投資有価証券取得304,813、無形固定資産(ソフトウェア)取得65,077
- 財務CF:△81,199(前期512,504)
- 主な内容:長期借入金返済150,000、株式発行収入68,800
- フリーCF(営業CF−投資CF):△164,832(208,971 − 373,803)
- 営業CF/純利益比率:208,971 / 276,442 = 約0.76(目安1.0以上が健全、やや低下)
- 現金同等物残高推移:期末1,487,072千円(前期1,733,104千円)
- 四半期推移(QoQ):
- 詳細な四半期数値は本資料で省略(会社は年次管理)。ただしMRRの月次推移・解約率は提示あり(解約率:直近12ヶ月平均0.6%)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:75.9%(安定水準。目安40%以上で安定)
- 長短借入金:長期借入金は期末ゼロ、1年内返済予定長期借入金100,000千円(前期150,000千円)
- 流動負債:525,674千円
- 効率性:
- 総資産回転率等の明示的数値開示なし(–)
- セグメント別:単一セグメントのため省略
- 財務の解説:
- 投資有価証券取得と無形資産投資により投資CFが大きくマイナス。自己資本増加は増資(新株発行)と利益剰余金積み上げによる。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当記載なし(–)
- 特別損失:該当記載なし(–)
- 一時的要因の影響:
- 上場関連費用は前期に計上されたが当期は解消。投資有価証券取得やソフトウェア投資は一時的だが今後のサービス強化へ継続的投資の可能性あり。
- 継続性の判断:投資や固定費計上は今後の事業拡大(Grid Data KYC等)に関連するため一時要因だけではない可能性がある。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年12月期(実績):年間配当 合計4.80円(期末4.80円、前年は無配)
- 配当総額:31百万円
- 配当性向:11.1%(純利益に対する配当性向)
- 2026年12月期(予想):年間配当 5.50円(中間0.00、期末5.50) 配当性向見込み:12.9%
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:自社株買いの記載なし(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動の主要内訳)
- 無形固定資産(ソフトウェア)取得:65,077千円
- 投資有価証券取得:304,813千円
- 有形固定資産取得:3,548千円
- 減価償却費:7,051千円(当期)
- 研究開発(R&D):明確なR&D費の区分開示なしが、プラットフォーム改良や検知率向上のための開発投資を実施(ソフトウェア投資として計上)。
受注・在庫状況(該当業種)
- 受注状況:該当データの開示なし(–)
- 在庫状況:該当なし(サービス業)
セグメント別情報
- セグメント別状況:単一セグメント(マネー・ローンダリング及びサイバーセキュリティ対策事業)のみで詳細開示省略
- 地域別売上:記載なし(国内中心での事業と推定)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2025年3月31日に開示した「事業計画及び成長可能性」に関して、次回開示は2026年3月頃予定(会社コメント)
- KPI達成状況:
- MRR:119,942千円(+13.6% YoY)
- ARR:1,439,312千円(+13.6% YoY)
- 契約社数:48社(+2.1%)
- ARPU:2,498千円(+11.2%)
- 月次平均グロスレベニューチャーン率:0.6%(増減なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- キャッシュレス決済の拡大、不正利用・不正アクセス被害の増加、マネー・ローンダリング対策への社会的・規制的要請の高まりが追い風。
- 国内の不正被害事例(証券口座不正等)増加により取引モニタリング需要が増加。
- 競合状況:同業他社との比較データは開示なし(–)。SaaS型不正検知市場でのストック収益や高い営業利益率は強み。
今後の見通し
- 業績予想(会社開示、通期2026年1月1日~12月31日)
- 売上高:1,570,000千円(+12.1%)
- 営業利益:411,000千円(+0.7%)
- 経常利益:417,000千円(+1.7%)
- 当期純利益:282,000千円(+2.0%)
- 1株当たり当期純利益:43.20円
- 予想の前提:
- 「Grid Data KYC」の将来的な売上は期待するが、現時点で合理的に算定できないため予想には織り込まず。既存事業の深耕および新規事業への資源配分を優先。
- 予想の信頼性:直近の進捗(営業利益・当期利益でほぼ通期水準)は高いが、新規事業未反映や大口案件の意思決定遅延が不確定要因。
- リスク要因:
- マクロ不確実性(為替・政策等)、規制動向、主要顧客(特に大手金融機関等)の意思決定遅延、競争激化、技術・人材確保の遅れ。
重要な注記
- 会計方針の変更:該当なし
- 監査:本決算短信は監査対象外(公認会計士・監査法人の監査対象外)との記載
- 重要な後発事象:該当なし
- その他:
- 当社は日本基準を適用。
- 中期の事業計画等は2026年3月頃に改めて開示予定。
注記・留意事項
- 数値は会社公表資料に基づく。単位は千円または会社の表記に準拠。開示のない項目は「–」で示した。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 153A |
| 企業名 | カウリス |
| URL | https://caulis.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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