2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。中間実績は通期予想に対する進捗は概ね「ほぼ想定内」。市場予想との差異は提供資料に無し(–)。
  • 業績の方向性:売上高は前年同期比で△3.1%(減収)、営業利益は△8.2%(減益)、経常利益は+8.1%(増益)、親会社株主に帰属する中間純利益は+124.9%(増益)。
  • 注目すべき変化:中間純利益が大幅増(8,050百万円、+124.9%)なのは、前期中間に計上された大幅な特別損失(特別退職金等)がなくなったことや、為替差益・関係会社株式売却益など一時要因の影響があるため(特別損失は前年9,412百万円→当期1,697百万円)。
  • 今後の見通し:通期予想は変更なし(売上高270,000百万円、営業利益21,000百万円、当期純利益15,000百万円)。中間時点の進捗は売上49.1%、営業利益45.2%、当期純利益53.7%で、現状では通期予想達成は可能と想定(ただし為替・地政学・中国消費などの外部要因に左右される)。
  • 投資家への示唆:営業面では時計事業が堅調だが、コンシューマ・その他で減収。中間利益の改善は一時要因が大きく、継続的な収益力の確認には今後の営業利益動向(特に下期の需要/コスト動向)を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:カシオ計算機株式会社
    • 主要事業分野:時計(CASIO WATCH等)、コンシューマ(電卓・教育機器・サウンド等)、その他(システム事業の一部を含むなど)
    • 代表者名:代表取締役 社長 CEO 高野 晋
    • 問合せ先:田村 誠治(取締役 執行役員 経営統轄部長 兼 IR担当)TEL 03-5334-4111
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月6日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 決算説明資料および説明会:有
  • セグメント:
    • 時計:腕時計等の製造・販売(G-SHOCK、EDIFICE等)
    • コンシューマ:関数電卓、教育機器、サウンド等
    • その他:従来の「システム」含む(HR事業・SMB等は構成変更あり)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):237,720,914株(2026年3月期中間期)
    • 期末自己株式数:9,617,756株
    • 期中平均株式数(中間期):228,070,569株
  • 今後の予定:
    • 配当支払開始予定日:2025年12月2日(中間配当22.50円は確定)
    • 決算発表・IRイベント:決算補足説明資料あり(TDnetおよび同社HPに掲載)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期、達成率は通期予想に対する中間累計の比率)
    • 売上高:中間実績132,651百万円 / 通期予想270,000百万円 ⇒ 達成率49.1%
    • 営業利益:9,488百万円 / 21,000百万円 ⇒ 達成率45.2%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:8,050百万円 / 15,000百万円 ⇒ 達成率53.7%
  • サプライズの要因:
    • 中間純利益が大幅増加した主因は、前中間期に計上された大きな特別損失(特別退職金等)が当期は無く、また当期は関係会社株式売却益や為替差益が発生したこと(特別損失:前年9,412→当期1,697百万円、特別利益:前年4,319→当期2,700百万円)。
    • 営業面では時計事業の増収がある一方で、コンシューマ(関数電卓の出荷遅延等)やサウンド等の減収が営業利益を圧迫。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。中間進捗は概ね半期ベースで妥当だが、営業利益は進捗がやや遅め(45%)のため、下期の販売回復やコスト管理が重要。純利益は一時要因で上振れ感がある点に注意。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 総資産:336,644百万円(前期末331,644百万円、+50,999百万円)
    • 純資産:224,146百万円(前期末218,927百万円、+5,219百万円)
    • 自己資本比率:66.6%(前期66.0%)(自己資本 224,102百万円)
  • 収益性(中間累計)
    • 売上高:132,651百万円(前年同期136,947百万円、△3.1%)
    • 営業利益:9,488百万円(前年同期10,341百万円、△8.2%)
    • 営業利益率:7.15%(9,488 / 132,651)(業種平均:–)
    • 経常利益:10,733百万円(前年同期9,932百万円、+8.1%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:8,050百万円(前年同期3,580百万円、+124.9%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):35.30円(前年同期15.58円、+)
  • 収益性指標
    • ROE(中間期間ベース):約3.64%(中間純利益8,050 / 平均自己資本約221,489)※年率換算:約7.3%(目安:8%以上で良好)
    • ROA(中間期間ベース):約2.41%(8,050 / 平均総資産約334,144)※年率換算:約4.82%(目安:5%以上で良好)
    • 営業利益率:7.15%
  • 進捗率分析(中間→通期)
    • 売上高進捗率:49.1%(通常ペース:50%前後)
    • 営業利益進捗率:45.2%(やや遅め)
    • 純利益進捗率:53.7%(一時要因により高め)
    • 過去同期間との比較:売上は前年中間比で減少、営業利益も減少だが純利益は大幅増(特別損益の差)
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:11,395百万円(前年12,954百万円、△)
    • 投資CF:+1,495百万円(前年117百万円、収入超過)※投資活動で現金収入が発生
    • 財務CF:△6,188百万円(前年△10,888百万円、支出減少)
    • フリーCF(会社定義:営業CF – 投資CF):11,395 – 1,495 = 9,900百万円(プラス)
    • 営業CF / 中間純利益比率:11,395 / 8,043 = 1.42(目安1.0以上で健全)
    • 現金及び現金同等物残高:149,136百万円(前期末140,370百万円、+8,766百万円)
  • 四半期推移(QoQ):四半期詳細は四半期別表記なし(中間集計のみ)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:66.6%(安定水準)
    • 流動比率(流動資産244,485 / 流動負債64,710):約378%(非常に高い流動性)
    • 有利子負債:長期借入金38,000百万円(現金を大きく上回る資金余裕)
  • 効率性:総資産回転率等詳細データの開示は無し(–)
  • セグメント別(後述)に利益貢献を記載

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(当中間期):合計2,700百万円(固定資産売却益1,133、関係会社株式売却益1,567)
  • 特別損失(当中間期):合計1,697百万円(減損損失1,345、投資有価証券評価損332等)
  • 一時的要因の影響:前年中間期は特別損失9,412百万円(特別退職金7,476等)を計上しており、当期の純利益改善は一時的要因に依存する面が大きい。営業利益ベースの改善は限定的であるため、持続性は限定的と判断される可能性あり。
  • 継続性の判断:関係会社株式売却益等は非継続性。減損や評価損はプロジェクト単位の影響で継続性は低い。

配当

  • 中間配当:22.50円(支払予定日 2025年12月2日)
  • 期末配当:未定(2026年3月期の通期配当予想は未定)
  • 年間配当(前期):45.00円(2025年3月期)
  • 配当利回り:現時点の株価情報は提供無し(–)
  • 配当性向:通期予想に基づく数値では未確定(通期配当未定)
  • 株主還元方針:直近で配当方針の修正は無し。自己株式の取得は当期中は小幅(取得支出2百万円)を実施。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出ベース):
    • 有形固定資産取得による支出:2,316百万円(当中間期)
    • 無形固定資産取得による支出:1,760百万円
    • 合計投資関連支出(取得ベースの主要項目):約4,076百万円(投資CFの内訳参照)
  • 減価償却費:4,897百万円(当中間期)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注高/受注残高:資料に記載無し(–)
  • 在庫(棚卸資産):42,979百万円(前期44,511百万円、△1,532百万円)
  • 在庫回転日数:記載無し(–)

セグメント別情報

  • 売上高(中間累計、百万円/前年同期)
    • 時計:85,701(前年85,360、+0.4%)→ セグメント利益 10,793(前年12,169、△11.3%)
    • コンシューマ:42,370(前年44,487、△4.7%)→ セグメント利益 2,621(前年2,652、△1.2%)
    • その他:4,580(前年7,100、△35.5%)→ セグメント損失△827(前年△1,382、改善)
    • セグメント合計売上:132,651(前年136,947、△3.1%)
  • セグメント戦略・所見:
    • 時計:グローバルで「CASIO WATCH」が好調。G-SHOCK 2100シリーズやEDIFICEの新機構モデルが寄与。
    • コンシューマ:関数電卓の一部地域で出荷遅延等の影響あり。サウンドは国内で回復傾向も市況厳しい。
    • その他:システム関連の区分変更(「システム」を「その他」に含める)や事業再編の影響あり。
  • 地域別売上:詳細記載無し(但し中国での消費弱含み等言及あり)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に明示的な中期数値の進捗は無し。記述では「コア事業の再成長とポートフォリオ再構築」を継続。
  • KPI達成状況:特定KPIの開示無し(–)

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に無し(–)
  • 市場動向:米国の関税政策、為替変動、地政学リスク、中国消費の不透明感が主要リスク。また時計分野は欧州・インド・ASEANなどで堅調の地域差。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想:売上高270,000百万円(+3.1%)、営業利益21,000百万円(+47.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益15,000百万円(+86.0%)
    • 直近期の予想修正:無し
    • 業績見通しの前提:為替想定 1US$=145円、1EUR=170円
  • 予想の信頼性:過去の予想修正傾向についての記載は無し。中間時点の営業利益進捗がやや遅い点は留意。
  • リスク要因:為替変動、関税政策、原材料価格、地域別需要の変動(特に中国)、一時的な在庫・出荷要因。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:当中間期に重要な変更は無し(ただしセグメント区分の変更あり:「システム」を「その他」に統合。)
  • 開示上の注意:第2四半期(中間期)決算短信は監査法人のレビュー対象外。

(不明な項目は「–」で記載しています。提供資料に基づき整理しました。投資助言は行っていません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6952
企業名 カシオ計算機
URL http://casio.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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