2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想(売上高7,710百万円、営業利益820~920百万円、当期純利益550~600百万円)を修正(上方修正)しており、第3四半期累計の実績は概ね会社予想を上回る進捗。第3四半期累計の売上高・利益は市場コンセンサスとの差分は不明だが、会社予想に対する進捗は良好(下記参照)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高5,442百万円、前年同期比+14.3%;営業利益618百万円、前年同期比+46.3%;親会社株主に帰属する四半期純利益507百万円、同+79.3%)。
- 注目すべき変化:SaaS(CGS事業:NJSS、fondesk、えんフォト等)の成長が主因でARR合計が56億円超に到達。加えて子会社(株式会社横浜綜合写真)取得によるのれん・資産増加、および資産除去債務見積り変更(増加約46.1百万円)。
- 今後の見通し:通期予想に対する進捗は売上・営業利益とも約70%台(四半期累計で3/4期に近い進捗)で、会社の通期予想達成は十分に可能と見える。通期業績・配当ともに修正(増配)を公表。
- 投資家への示唆:SaaS事業(特にNJSS、fondesk)の継続成長とARR拡大が業績をけん引。フォト領域は成長投資により赤字継続だが顧客基盤拡大中。M&Aや成長投資で資産・負債が増加しており、資金・統合管理と投資採算性のモニタが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社うるる(コード 3979)
- 主要事業分野:CGS(SaaS)事業(NJSS、fondesk、えんフォト等)、BPO事業、クラウドソーシング事業
- 代表者名:代表取締役社長 CEO 星 知也
- IR担当:執行役員 CFO 内丸 泰昭(TEL 03-6221-3069)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト・個人投資家向け、資料作成あり)
- セグメント:
- CGS事業(NJSS、fondesk、フォト、その他)— SaaSを中核としたサブスクリプション/関連サービス
- BPO事業 — 受託業務、スキャン等のDX支援、BPaaS等
- クラウドソーシング事業 — シュフティ等プラットフォーム
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:27,701,600株(普通株式、自己株式含む)
- 中間平均株式数(四半期累計):27,677,464株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2026年2月16日(オンライン)
- 株主総会:–(開示なし)
- その他IRイベント:–(開示なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:実績5,442百万円。通期会社予想7,710百万円に対する進捗率 70.6%(5,442/7,710)。
- 営業利益:実績618百万円。通期会社予想820~920百万円に対する進捗率(中間値870百万円ベース)71.0%(618/870)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績507百万円。通期予想550~600百万円に対する進捗率(中間値575)88.2%(507/575)。
- サプライズの要因:
- 主にSaaS(NJSS、fondesk、えんフォト等)の売上・ARR拡大による増収。
- 成長投資(人的資本・マーケティング等)を行いつつも、SaaSの拡大で利益率改善。
- 子会社取得(横浜綜合写真)に伴う売上・資産増。
- 通期への影響:
- 売上・営業利益ともに第3四半期時点で7割超の進捗。通期予想は上方修正済みで達成可能性は高いが、フォト事業の投資負担やM&A統合コスト、借入増加等は注意点。
財務指標(要点)
※金額は千円単位の原表を百万円換算して表示(当期=第3四半期累計)
- 貸借対照表(主要)
- 総資産:7,320.94百万円(前期 6,240.78百万円、増 +1,080.16百万円)
- 純資産:3,465.64百万円(前期 3,028.07百万円、増 +437.57百万円)
- 自己資本比率:47.3%(安定水準。参考:前期48.5%)
- 現金及び預金:4,218.24百万円(前期 3,405.10百万円、増 +813.13百万円)
- 長期借入金(固定負債):505.02百万円(増加)
- 流動資産合計:5,002.40百万円、流動負債合計:3,255.73百万円
- 当座比率/流動比率(簡易)= 5,002 / 3,256 = 153.7%(流動性は良好)
- 損益計算書(第3四半期累計)
- 売上高:5,442.14百万円(前年同期比+14.3%)
- 売上原価:1,491.81百万円
- 売上総利益:3,950.33百万円
- 販管費:3,332.31百万円
- 営業利益:618.03百万円(前年同期比+46.3%)
- 経常利益:626.97百万円(前年同期比+40.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:507.03百万円(前年同期比+79.3%)
- 1株当たり四半期純利益(株式分割考慮後):18.32円
- 収益性指標
- 営業利益率:11.36%(618.03 / 5,442.14)(業種SaaS混合のため業種平均との比較は注記)
- EBITDA:861.96百万円、EBITDA率:15.85%(良好)
- 純利益率:9.32%(良好)
- ROA:6.9%(507.03 / 7,320.94)(目安:5%以上で良好)
- ROE:14.6%(507.03 / 3,465.64)(目安:8%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想7,710百万円等に対する第3四半期累計進捗)
- 売上高進捗率:70.6%(通常は四半期累計で70%台は順調)
- 営業利益進捗率(中間値870百万円想定):71.0%
- 純利益進捗率(中間値575百万円想定):88.2%(利益が前倒しで出ている)
- 過去同期間との比較:前年同期より増収増益で進捗良好
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし現金及び預金は4,218百万円(前期末比+813百万円)と増加。
- 減価償却費(のれん除く):203.86百万円(前年同期135.87百万円)
- のれん償却額:40.08百万円(前年同期33.84百万円)
- フリーCF等の詳細は開示無し(四半期CF不作成のため算出不可)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:47.3%(安定水準)
- 負債合計:3,855.30百万円、負債/純資産比(負債÷純資産)=約1.11(111%)
- 流動比率:約154%(短期流動性は十分)
- セグメント別(第3四半期累計)
- CGS事業合計(NJSS/fondesk/フォト/その他):売上合計 4,337百万円(構成比79.7%)
- NJSS:売上2,752.92百万円(前年同期比+15.8%)、セグメント利益1,265.63百万円
- fondesk:売上838.42百万円(+14.3%)、セグメント利益93.52百万円(前年は増益だが今期は減益)
- フォト:売上698.60百万円(+23.1%)、セグメント損失84.07百万円(投資で赤字拡大)
- BPO事業:売上1,087.82百万円(+2.2%)、セグメント利益55.53百万円(+429.7%)
- クラウドソーシング:売上16.89百万円(△7.9%)、セグメント損失3.65百万円
- 財務の解説:
- SaaSのリカーリング収益拡大が収益性改善を主導。投資(人件費・マーケ・M&A)で一部セグメントはコスト増。子会社取得に伴うのれん・無形資産増加で資産構成が変化。
特別損益・一時的要因
- のれんの増加:株式会社横浜綜合写真の取得により、フォトセグメントののれんが168.396百万円(暫定)増加。
- 会計上の見積り変更:資産除去債務の見積り見直しにより増加分46.082百万円(第1四半期からの取扱い変更を反映)。
- 減損等:該当なし(のれん含む)。
- 一時的要因の影響:資産除去債務の見積替えは一時的費用計上影響があるが今後の同種費用発生リスクの反映。M&A関連ののれんは今後の償却・減損リスクに留意。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:期末配当 10円(株式分割前の表示)
- 2026年3月期(予想・修正後):期末配当(分割後)3.00円、年間配当(分割後)3.00円
- 株式分割考慮前の表現:期末12円、年間12円(従って実質増配:10円→12円)
- 配当性向(想定):
- 会社予想EPS(分割前)79.49~86.71円(=通期EPS)。配当12円/EPSで算出した想定配当性向は約13.8%~15.1%(保守的~中立)。
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:増配を発表。自社株買い等の開示はなし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産は301.56百万円→402.88百万円(増加+101.32百万円)。主な内訳・目的は記載なし(設備投資額の詳細は–)。
- 減価償却費:203.86百万円(前年同期135.87百万円)
- 研究開発:
- R&D費用の明示は無し(–)。SaaS改修・機能開発は経費化している旨の記載あり(例:fondeskのUI/UX改修等)。
受注・在庫状況
- 受注状況:該当情報なし(–)
- 在庫状況:仕掛品が31.25百万円→81.62百万円(増加)、ただし業種特性上在庫は限定的
セグメント別情報(要点)
- NJSS(CGS事業主力)
- 有料契約件数:7,275件(2025/12末、+117件 vs 9月末)
- ARR:3,681百万円(Q3末)、全社ARRは56億円超(成長継続)
- 解約率(12ヶ月平均):1.44%(低水準)
- ARPU/LTVとも改善傾向
- fondesk
- 有料契約件数:6,094件(2025/12末、+209件 vs 9月末)
- ARR:1,132百万円
- 解約率:1.1%(低水準)
- EBITDA・セグメント利益は前年同期比減(成長投資の影響)
- フォト(えんフォト/OurPhoto)
- 契約園数:5,360園(2025/12末、+53園)
- 園当たり売上高上昇(37,629円)
- セグメントは成長しているが投資により損失計上
- BPO
- スキャン等の需要好調、BPaaS領域での展開で増収・利益改善
中長期計画との整合性
- 中期経営方針:「ULURU Sustainable Growth」— 人的資本投資・規律ある成長投資・M&Aで持続的利益成長を目指す
- 今回の業績は同方針下でのSaaS成長・ARR拡大を反映しており、中期計画との整合性は良好。ただしM&Aによるのれんと資本効率に注意。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは開示無し(–)。ただしSaaSのARR増加・低解約率は強み。
- 市場動向:企業のDX需要・SaaS需要増が追い風。労働力不足解消ニーズをビジネス機会としている点が中長期の追い風。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期売上高予想:7,710百万円(前年比+15.1%)
- 通期EBITDA:1,100~1,200百万円
- 通期営業利益:820~920百万円
- 通期当期純利益:550~600百万円
- 会社は通期予想を修正(増配含む)して発表済
- 予想の信頼性:第3Q累計での進捗は良好だが、フォト事業の投資やM&A統合コスト、資産除去債務等の変動要因は留意すべき。
- リスク要因:M&A統合リスク、のれんの将来の減損、資産除去債務・原状回復費用の見積り変動、成長投資による費用先行、マクロ(景気・DX投資環境)の変化等。
重要な注記
- 会計方針の重要変更:無し。ただし会計上の見積り変更あり(資産除去債務)。
- 連結範囲の変更:有(株式会社横浜綜合写真を取得・連結子会社化)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
- 監査:添付四半期連結財務諸表に対する公認会計士/監査法人のレビューは無し
(注1)不明箇所は “–” と表記しています。
(注2)本まとめは開示資料に基づく情報整理であり、金融商品取引法上の投資助言や売買推奨を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3979 |
| 企業名 | うるる |
| URL | http://www.uluru.biz/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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