2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正はなし。中間実績は会社予想・市場予想の「修正無し」発表だが、通期進捗では営業利益・純利益がやや遅れ(下振れ懸念)。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益」(売上高△3.7%、営業利益△21.5%、親会社株主に帰属する中間純利益△20.7%)。
- 注目すべき変化:eBASE事業(パッケージ側)が、日雑業界での未経験業界向けカスタマイズ開発(低マージンの役務増)が膨らみ、売上は業界差で増減するも、全体ではeBASEの売上・利益が大きく悪化(eBASE売上 1,137,658千円、前年中間期比△99,799千円、経常利益 371,120千円 △146,078千円)。eBASE-PLUSは売上はほぼ計画通りだが、前年の一時的営業外収益の反動で利益は減少。
- 今後の見通し:通期見通し(売上5,000,000千円、営業利益1,326,000千円等)に変更なし。中間期の進捗(売上進捗約48.8%、営業利益進捗約41.6%)を踏まえると、利益面では通期達成に向けて改善が必要。
- 投資家への示唆:主力パッケージ商品の収益回復(パッケージ比率回復と人員・営業体制の改善)が鍵。株主還元面では通期15.20円(期末のみ)予想と自己株取得枠(上限1,000,000株・上限500百万円)が注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:eBASE株式会社
- 主要事業分野:パッケージソフト(eBASE事業:業界向け商品データベース・MDM/PDM/DBP等)およびIT開発アウトソーシング(eBASE-PLUS事業)
- 代表者名:代表取締役社長 岩田貴夫
- URL:https://www.ebase.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月31日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間:2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 決算説明資料の有無:有(機関投資家向け説明会あり)
- セグメント:
- eBASE事業:業界横断の製品情報DB/MDM/PDM/DBP、BtoBおよびBtoBtoC向けサービス
- eBASE-PLUS事業:IT開発アウトソーシング、人材育成(eB-learning)等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):47,164,800株
- 発行済株式総数(自己株式を除く、参考):44,931,238株
- 期末自己株式数:2,233,562株
- 中間期中平均株式数:44,903,534株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 自己株式取得実行期間:2025年11月4日〜2026年3月31日(上限1,000,000株、上限総額500,000千円)
- 決算説明会:機関投資家向に開催(既に実施/案内あり)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社が公表した通期予想との中間進捗比較)
- 売上高:中間実績2,437,471千円 / 通期予想5,000,000千円 → 達成率 約48.8%(通常期中間で概ね順調=やや上振れ寄りだが通期半分を僅かに下回る)
- 営業利益:中間実績550,753千円 / 通期予想1,326,000千円 → 達成率 約41.6%(進捗遅れ)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:386,702千円 / 通期予想921,000千円 → 達成率 約42.0%(進捗遅れ)
- サプライズの要因:
- eBASE事業でパッケージ販売が伸び悩み、未経験業界向けのカスタマイズ等「役務(低マージン)」が増加したことにより売上構成が悪化し、営業利益が大きく減少。
- eBASE-PLUSは売上は計画通りだが、前年の一時的営業外収益が剥落したことも利益減の一因。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていないが、中間の利益進捗が50%未満のため、後半での収益性改善(パッケージ比率回復、営業効率化、人員・価格交渉の成果)が必要。現状では利益達成は「可能性はあるが努力が必須」と言える。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 貸借対照表(2025/9/30)
- 総資産:7,741,174千円(前期末 8,112,629千円、△371,455千円)
- 純資産:7,141,758千円(前期末 7,357,937千円、△216,179千円)
- 自己資本比率:92.3%(安定水準、前期末90.7%)
- 現金及び預金:4,995,838千円(前期末 5,349,764千円、△353,926千円)
- 投資有価証券:1,420,291千円(増加)
- 損益計算書(中間累計:2025/4/1〜2025/9/30)
- 売上高:2,437,471千円(前年同期比△3.7%/金額差△92,604千円)
- 売上原価:1,243,715千円
- 営業利益:550,753千円(前年同期比△21.5%/金額差△151,066千円)
- 経常利益:567,698千円(前年同期比△22.7%/金額差△167,023千円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:386,702千円(前年同期比△20.7%/金額差△100,810千円)
- 営業利益率:22.6%(550,753 ÷ 2,437,471)(業種によるが高水準の収益性とも解釈可。だが前年から低下)
- 1株当たり中間純利益(EPS):8.61円(前年同中間期 10.75円、△20.0%)
- 収益性指標(注:中間期ベース・単純計算)
- ROE(中間純利益/平均自己資本)= 386,702 ÷ 平均自己資本(7,357,937+7,141,758)/2 ≒ 5.33%(目安:8%以上が良好 → 現状は低め)。中間期を年率換算すると約10.7%相当。
- ROA(中間純利益/平均総資産)≒ 4.88%(目安:5%以上が良好 → わずかに下回る)
- 営業利益率:22.6%(高めだが前年より低下)
- 進捗率分析(中間→通期予想比)
- 売上高進捗率:約48.8%(前年同期間比は—)
- 営業利益進捗率:約41.6%(やや遅れ)
- 純利益進捗率:約42.0%(やや遅れ)
- 解釈:売上はおおむね半期で約49%とまずまずだが、利益進捗が40%台に留まり、下期で稼ぐ必要あり
- キャッシュフロー(記載不足のため要約)
- 営業CF:–(資料未記載)
- 投資CF:–(資料未記載)
- 財務CF:配当支払等により資金流出あり(利益剰余金の配当支払で624,042千円減少と記載)
- フリーCF:–(営業CF・投資CF不明)
- 現金同等物残高の推移:現金及び預金 4,995,838千円(前期末 5,349,764千円、減少)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:92.3%(安定水準)
- 流動負債合計:584,278千円に対し流動資産 5,955,457千円(流動比率は高く短期支払余裕あり)→流動性良好
- 効率性:
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当中間期は該当なし
- 特別損失:当中間期は該当なし(前期中間には投資有価証券評価損19,799千円が計上されていたが、当期は無し)
- 一時的要因の影響:今回の利益減少は主に事業構成(役務比率増加、パッケージ販売停滞)による構造的要因であり、一過性だけとは断言できない。従って「一時的」というより収益構造の改善が課題。
- 継続性の判断:日雑業界向けのカスタマイズ需要が続く場合、低マージンの役務負荷は継続する可能性あり。逆にパッケージ回復や営業体制改善で改善可能。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年3月期中間)
- 期末配当予想:15.20円(期末のみ)
- 年間配当予想:15.20円(前期は年間13.90円)
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向(会社方針):配当性向50%を基準に算出した額と直近の配当予想額のうち高い方を採用。(通期EPS予想20.51円に対し年間配当15.20円 → 表面の配当性向は約74.1%(会社は「基準50%と直近予想の高い方」を採用している旨))
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:配当方針に基づく配当継続、かつ自己株式取得(上限1,000,000株、上限500,000千円)を実施予定
設備投資・研究開発
- 研究開発(R&D):
- 主な開発内容(定性的):容器包装管理システム「CPM eBASE」、輸出入管理支援システム「TRADE eBASE」、住設建材仕様提案システム「eB-housing」等の新製品・機能を開発・リリース
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:
- 報告の中で複数の大型案件の受注を記載(例:スーパーマーケットコープのMDMリプレイス、大手食品メーカーのサーバリプレイス等)→具体的な受注高・受注残高の数値は記載なし(→受注高/受注残高:–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(仕掛品等):仕掛品 9,412千円(前期末 998千円、増加)→製品/役務の進捗対応で仕掛品増加
セグメント別情報
- 売上高(中間)
- eBASE事業:1,137,658千円(前年同中間期比△99,799千円、減収)
- 経常利益:371,120千円(前年同中間期比△146,078千円、減益)
- 主因:日雑業界での未経験業界向けカスタマイズ開発が増え、役務比率増→低マージン化。人的リソース逼迫で深耕営業が鈍化しパッケージ販売が伸びず。
- eBASE-PLUS事業:1,305,270千円(前年同中間期比+2,732千円、ほぼ横ばい)
- 経常利益:196,577千円(前年同中間期比△20,944千円、減益)
- 主因:稼働工数増で売上は計画通りだが、前年の一時的な投資収益の反動で経常利益が減少。
- セグメント戦略:eBASEは業界別パッケージの普及とOMO連携を推進、eBASE-PLUSは人材採用・教育(eB-learning)で高付加価値案件へのシフトを図る
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に明確な中期数値目標の記載はなし(→詳細:–)
- KPI達成状況:明示的KPI記載なし(→–)
- コメント:資料内は「製品成熟化と営業体制最適化による収益構造改善の基盤は整いつつある」との記載あり。中期的にパッケージ比率回復を目指す方針。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:本短信中で直接比較はなし(→–)
- 市場動向:日本経済の改善兆候はあるが、物価上昇、米国通商政策、地政学的リスク、国内政局など先行き不透明要因あり(会社コメント)。食品、日雑、住宅等各業界でのデジタル化・OMO需要を取り込む商機あり。
今後の見通し
- 業績予想(通期、2025/4/1〜2026/3/31)
- 売上高:5,000,000千円(前期比△8.6%)
- 営業利益:1,326,000千円(前期比△23.4%)
- 経常利益:1,350,000千円(前期比△24.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:921,000千円(前期比△26.4%)
- 直近期の業績予想修正:無し(2025年10月14日公表の修正以降、今回の短信で変更無し)
- 会社予想の前提条件:資料には明細(為替など)は記載なし(→前提:–)
- 予想の信頼性:中間の利益進捗が50%を下回っているため、下期での収益改善策(営業効率化、パッケージ販売回復、人員・単価改善)が実行されるかがポイント
- リスク要因:
- 低マージンの役務比率が継続することによる収益性低下
- 顧客構成の偏りや既存顧客への依存度、人的リソース逼迫による営業停滞
- マクロリスク(物価上昇、国際情勢、国内政局等)
重要な注記
- 会計方針の変更:今回中間期での会計方針変更なし
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理:税金費用は見積実効税率に基づき中間期間の税金を算出(注記あり)
- 重要な後発事象:自己株式取得枠の決議(上限1,000,000株、上限500,000千円、取得期間2025/11/4〜2026/3/31)
- その他:第2四半期決算短信は公認会計士監査のレビュー対象外(注記)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3835 |
| 企業名 | eBASE |
| URL | http://www.ebase.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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