2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想を上方修正(公表:2026/1/14)。第3四半期累計では持分変動利益79,300千円(特別利益)を計上しており、これが利益を押し上げた要因の一つ。従来予想に対する上振れ要因があると判断される。
- 業績の方向性:増収増益(累計:売上高+19.1%、営業利益+130.8%、親会社株主帰属四半期純利益+97.0%)。
- 注目すべき変化:ERP事業が堅調で増収(+24.8%)かつ増益(+41.2%)となった一方、AI事業は新サービス立ち上げ期で売上減(△43.3%)・損失縮小。
- 今後の見通し:通期予想に対する進捗は良好(売上進捗約75%、営業利益進捗約90%、純利益進捗約94%)で、通期目標達成の可能性は高いと見込める。ただし一時的な特別利益の寄与がある点は留意。
- 投資家への示唆:ERP事業の収益牽引が明確でキャッシュや自己資本が厚い(自己資本比率76.8%)。一方でAI事業は当面投資フェーズであり、新規子会社取得に伴うのれん計上や一時的な費用/会計処理にも注意が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社システムインテグレータ(証券コード 3826)
- 主要事業分野:業務系システム(Web-ERP「GRANDIT」等)、開発ツール(SI Object Browser等)、AI関連サービス(異常検知・生成AI等)
- 代表者名:代表取締役社長 引屋敷 智
- URL: https://corporate.sint.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月14日
- 対象会計期間:2026年2月期 第3四半期連結累計(2025年3月1日~2025年11月30日)
- 決算説明会資料:作成なし、決算説明会開催:なし
- セグメント:
- Object Browser事業:SI Object Browser、SI Object Browser ER、OBPM Neo 等(開発支援、プロジェクト管理)
- ERP事業:Web-ERP「GRANDIT」、SAP Cloud ERP、mcframe取扱い等(業種特化型基幹システム)
- AI事業:AISIA(異常検知)、生成AIサービス、AIエージェント等(画像認識・生成AIの製造業向け展開)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):11,078,400株(2026年2月期3Q)
- 期末自己株式数:160,681株
- 四半期累計平均株式数:10,917,719株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(累計・単位:百万円)
- 売上高:実績4,146(前年同四半期比+19.1%)。通期予想5,500に対して進捗率約75.3%(4,146/5,500)。
- 営業利益:実績466(前年同四半期比+130.8%)。通期予想520に対して進捗率約89.7%。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績341(前年同四半期比+97.0%)。通期予想365に対して進捗率約93.6%。
- サプライズの要因:
- 主因:ERP事業の受注・導入進捗が良好で売上・利益に貢献。
- 特別要因:株式会社BizSaaSの持分比率低下に伴う持分変動利益79,300千円を特別利益に計上(第3四半期累計に寄与)。
- コスト面:継続的な費用削減の取り組みが進み、利益を押し上げた。
- 通期への影響:
- 通期では当初予想から修正が行われており、主要段階利益は上方修正。第3四半期累計の進捗は通期達成に概ね寄与する水準だが、特別利益の一時性を考慮する必要あり。
- 会社は配当方針を個別配当性向から連結配当性向に変更し配当予想も修正。
財務指標
- 財務諸表の要点(千円、四捨五入は資料に準拠)
- 売上高(累計):4,146,035 千円(前年同期比 +19.1%)
- 売上総利益:1,460,110 千円(前年同期比 +25.0%)
- 営業利益:466,424 千円(前年同期比 +130.8%)
- 経常利益:453,938 千円(前年同期比 +92.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:341,515 千円(前年同期比 +97.0%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):31.28円(前年同期 15.88円)
- 収益性指標
- 営業利益率:466,424 / 4,146,035 = 約11.25%(業種平均との比較は業種に依存)
- ROE(簡易):親会社純利益341,515 / 純資産4,342,900 = 約7.9%(目安:8%以上が良好 → やや下回る)
- ROA(簡易):親会社純利益341,515 / 総資産5,648,118 = 約6.1%(目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:約75.3%(4,146/5,500)
- 営業利益進捗率:約89.7%(466/520)
- 純利益進捗率:約93.6%(341.5/365)
- コメント:第3四半期累計で高い進捗率。特に利益面は通期見通しに対して順調。
- キャッシュフロー(注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない)
- 営業CF:–(作成無しのため記載なし)
- 投資CF:子会社取得に係る支出(取得対価現金324,200千円)、アドバイザリー費用22,500千円等
- 財務CF:短期借入等の記載なし(長短借入金残高は小幅)
- フリーCF:–(計算不可)
- 現金及び預金:3,209,834 千円(前期末比 +241,245 千円)
- 営業CF/純利益比率:–(CF未作成)
- 四半期推移(QoQ)
- 本資料は第3四半期累計の比較中心で、四半期ごとの詳細QoQは限定的。
- 季節性:ERP導入等で下期に売上計上が偏る可能性があるが、累計ベースでの進捗は高い。
- 財務安全性
- 総資産:5,648,118 千円(前期末 4,981,991 千円、増加)
- 純資産:4,346,998 千円(前期末 4,116,659 千円、増加)
- 自己資本比率:76.8%(前期 82.5%)(76.8%(安定水準))
- 負債合計:1,301,119 千円(増加。契約負債・未払金等が増加)
- 流動負債:1,226,645 千円(増加。その他未払等の増加が主因)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易):売上高4,146,035 / 総資産5,648,118 = 約0.73回/年
- 売上高営業利益率は約11.3%で、中長期の利益率目標との整合性注視が必要
- セグメント別(第3四半期累計)
- Object Browser事業:売上606,408 百万円(+3.1%)、セグメント利益241,635(△3.3%)
- ERP事業:売上3,507,650(+24.8%)、セグメント利益781,323(+41.2%)
- AI事業:売上31,977(△43.3%)、セグメント損失16,681(損失幅縮小)
- セグメント合計が業績主因はERP事業。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:持分変動利益 79,300 千円(株式会社BizSaaSに関する持分比率変動)
- 特別損失:当期連結累計では特別損失計上なし(前期は固定資産除却損15,282千円)
- 一時的要因の影響:第3四半期累計の純利益押上げに寄与しているため、特別利益を除いた「業績の実力値」も確認すべき(営業利益は既に増益で実力も良好)。
- 継続性の判断:持分変動利益は一時的要因の性格が強く、継続性は低い。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年2月期(実績):年間合計 10.00円(うち期末は10.00円:普通配当5円 / 記念3円 / 特別2円)
- 2026年2月期(予想・修正後):年間合計 11.00円(中間0.00円、期末11.00円)
- 配当利回り:–(株価が資料にないため算定不可)
- 配当性向:会社は配当方針を個別配当性向から「連結配当性向」へ変更(数値目標は資料参照)。配当性向(比率)は通期業績見通しに基づき調整。
- 特別配当の有無:前年に特別配当あり(2025年期に特別配当2円)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:明確な投資額の通期記載なし。ただし固定資産と無形固定資産が増加(総額 固定資産合計 875,001 千円)。
- 無形固定資産(ソフトウェア等):178,694 千円(前期152,646千円 → 増加)
- のれん:129,765 千円(のれん計上は子会社取得によるもの)
- 減価償却費:82,294 千円(第3四半期累計。前年は88,867千円)
- 研究開発:R&D費用の詳細(対売上比など):–(明確記載なし)。ただしAI事業等で開発投資が先行。
受注・在庫状況(該当する場合)
- 受注状況:資料には受注高・受注残高の数値の詳細記載なし。ただしERP事業では「受注は期初計画を上回り」「導入案件の順調な進捗」と記載。
- 在庫状況:
- 仕掛品:33,259 千円(前期 35,654 千円、減少)
- 在庫回転日数等の詳細:–(記載なし)
セグメント別情報
- Object Browser事業:売上606,408(+3.1%)、利益241,635(△3.3%)。OBPM NeoのMRRは37,684千円(前年11月末37,479千円→増加)。MySQL対応等の開発投資で減益。
- ERP事業:売上3,507,650(+24.8%)、利益781,323(+41.2%)。GRANDIT等が引き続き好調で受注上振れ。
- AI事業:売上31,977(△43.3%)、損失16,681(損失幅縮小)。生成AIへのリソースシフトで当面は投資先行。
- 地域別売上:国内/海外比等の明細:–(記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2026年2月期からの2年間を「進化と挑戦のフェーズ」と位置づけ、既存事業強化とAI事業拡大を推進中。今回の買収・BizSaaS設立は中長期成長基盤の布石。
- KPI達成状況:セグメント別ではERPが順調、AIは投資段階でKPI達成はこれから。
競合状況や市場動向
- 市場動向:DX・自動化ニーズの高まり、製造業のデジタル化需要でERPやAIソリューションの追い風。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年2月期・修正後):売上 5,500 百万円(+15.3%)、営業利益 520 百万円(+91.5%)、経常利益 500 百万円(+65.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 365 百万円(△37.4%)。1株当たり当期純利益(通期予想)33.43円。
- 修正理由:継続的な費用削減と株式会社BizSaaSの持分変動利益の計上等により当初予想を上回る見込みのため。
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は良好(特に利益面)。ただし持分変動利益等の一時要因が含まれるため、通期純利益の持続性評価には注意。
- リスク要因:案件の導入遅延、AI事業の投資転換の成果タイミング、為替・外部環境変動、のれん償却や買収関連費用の影響等。
重要な注記
- 会計方針の変更:当該四半期における会計方針変更等は無し。
- 連結範囲の変更:有。新規連結1社(株式会社システム開発研究所を完全子会社化)。取得対価(現金)324,200千円、のれん144,184千円(注記)/貸借対照表上ののれん表示は129,765千円(資料内に記載差分あり。整合性不明なため注記)。
- のれん償却:5年間の均等償却(のれんの償却額 第3四半期累計で14,418千円計上)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3826 |
| 企業名 | システムインテグレータ |
| URL | http://www.sint.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。