2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期予想に対する第3四半期累計の進捗は、売上高73.9%、営業利益80.8%、親会社株主に帰属する当期純利益82.0%と高水準(会社予想に対して上振れ進捗)。直近に通期業績予想と期末配当予想の修正あり。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+19.4%、営業利益+18.2%、経常利益+26.0%、当期純利益+27.1%、前年同期比)。
  • 注目すべき変化:受注高は前年同期比でわずか減少(個別受注高26,316百万円、△2.1%)する一方、売上の伸びが大きく(主に建設事業の完成工事高増)利益率が改善している点が重要。
  • 今後の見通し:通期業績予想は修正済み(発表日付の修正)。第3四半期時点の進捗は高く、会社予想の達成可能性は高いが、受注動向(エンジニアリングの受注減少)や建設コスト上昇、資材・エネルギー価格などの外部リスクを注視する必要あり。
  • 投資家への示唆:高い自己資本比率と営業利益率で財務的安全性は高い。だが現金預金の大幅減少および売上債権の増加がキャッシュポジションに影響している点は留意すべき(フリーキャッシュフロー情報は未作成)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ヤマウラ
    • 証券コード/上場取引所:1780/東証・名証
    • 主要事業分野:建設事業(施工・設計等)、エンジニアリング事業(発電設備等の製作・施工・メンテナンス)、開発事業等(不動産開発・販売)
    • 代表者名:代表取締役社長 山浦 正貴
    • URL:http://www.yamaura.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)(連結、日本基準)
    • 決算説明資料:作成あり。決算説明会:開催なし。
  • セグメント:
    • 建設事業:設計・施工・積算等。受注・完成工事高が主。
    • エンジニアリング事業:水力発電設備等、製作から施工・保守まで。
    • 開発事業等:不動産の取得・開発・販売、不動産賃貸収入等。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):21,103,514株
    • 期末自己株式数:2,176,287株(うち役員報酬BIP信託保有分48,800株を含む)
    • 期中平均株式数(四半期累計):18,927,227株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • IRイベント:直近は決算説明会なし。今後の修正等があれば速やかに開示予定。

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社の通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
    • 売上高:29,968百万円/通期予想40,560百万円 → 達成率 73.9%
    • 営業利益:3,441百万円/通期予想4,260百万円 → 達成率 80.8%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,580百万円/通期予想3,147百万円 → 達成率 82.0%
  • サプライズの要因:
    • 建設事業の完成工事高が大きく増加(完成工事高:264.71億円→+24.0%)し、セグメント利益が増加。営業外では貸倒引当金戻入(148.5百万円)や保険金収入(67.0百万円)が発生し、経常利益を押し上げている点が通期進捗を高めた要因。
    • 一方、エンジニアリング事業は受注・売上が減少(受注高△34.5%、完成工事高△23.6%)し利益を圧迫。
  • 通期への影響:
    • 第3四半期時点での進捗は高く、会社が修正した通期予想達成は現時点で十分可能と見える。ただし受注動向の悪化(特にエンジニアリング)やコスト上昇リスクが残るため、業績動向を注視する必要あり。会社は既に通期予想と期末配当を修正している。

財務指標(要点)

  • 損益(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:29,968(前年同期 25,090、+19.4% / +4,877)
    • 営業利益:3,441(前年同期 2,910、+18.2% / +531)
    • 経常利益:3,739(前年同期 2,968、+26.0% / +771)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,580(前年同期 2,029、+27.1% / +551)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):136.33円(前年同期 107.24円、+27.1%)
    • 営業利益率:3,441 / 29,968 = 約11.5%(建設業界として高水準)
  • 財政状態(第3四半期末、単位:百万円)
    • 総資産:32,650
    • 純資産:25,573
    • 自己資本比率:78.3%(安定水準)
  • 収益性指標(通期予想ベース)
    • ROE(予想):3,147 / 25,573 = 約12.3%(優良水準:10%以上)
    • ROA(予想):3,147 / 32,651 = 約9.6%(良好:5%以上)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
    • 売上高進捗率:73.9%(通常、建設業は前半~第3四半期までの仕上がりが大きくなる傾向)
    • 営業利益進捗率:80.8%(通期利益達成に向け良好)
    • 純利益進捗率:82.0%
    • 過去同期間との比較:前年同期比で売上・利益とも増加しており、季節的に第3四半期までの進捗は高めであるが、今年は特に利益進捗が良好。
  • キャッシュフロー関連(注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は未作成)
    • 現金預金:前年度末 12,240百万円 → 第3Q末 4,050百万円(大幅減少)
    • 受取手形・完成工事未収入金等:6,753 → 14,969百万円(大幅増加)→ 売上債権の増加が現金減少の主因と推定
    • 短期借入金:0 → 200百万円(わずかに借入)
    • フリーCF:資料に算出なし。ただしBSの動きから運転資本(売上債権)増でキャッシュは圧迫された模様
    • 営業CF/純利益比率:資料にCF未作成のため算出不可だが、現金減少は注意点
  • 四半期推移(QoQ)
    • 明確な四半期別数値は開示ページに詳細記載なし(累計比較を採用)。建設事業の期内占有が高く季節性あり。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率 78.3%(安定)
    • 負債合計 7,076百万円に対し純資産 25,574百万円 → 負債/純資産比は低く財務は保守的
    • 流動比率(概算):流動資産24,818 / 流動負債6,970 ≒ 356%(非常に高い流動性)

特別損益・一時的要因

  • 営業外収益に計上された主な一時要因:
    • 貸倒引当金戻入額:148,506千円(約148.5百万円)→ 特別寄与(非継続性の可能性あり)
    • 受取保険金:67,026千円(約67.0百万円)→ 一時的収入
  • 影響:これらの戻入・保険金収入により経常利益が押し上げられている。除外して評価すると実力ベースの増益幅はやや小さくなる可能性あり。
  • 継続性の判断:貸倒引当金戻入や保険金は典型的に一時要因であり、今後も継続するとは限らないため、通常業績のトレンドと分けて評価すべき。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 第2四半期中間配当:13.00円(2026年3月期、直近修正で増配)
    • 期末配当(予想):17.00円
    • 年間配当予想:30.00円(修正あり)
  • 配当性向:
    • 予想EPS(当期)166.32円に対する配当性向=30.00 / 166.32 ≒ 18.0%
  • 特別配当:なし(記載なし)
  • 株主還元方針:期末配当増額の修正が行われている。自社株買い等は資料に記載なし。

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:第3四半期累計で258,080千円(約258.1百万円)(前年同期 244,048千円)

受注・在庫状況

  • 受注状況:
    • 個別受注高(第3四半期):26,316百万円(前年同四半期 26,873百万円、△2.1%)
    • 官民内訳:民間比率が高く約86.6%、官公庁受注は減少(前年同期比で割合減)
    • エンジニアリング事業の受注減(△34.5%)が目立つ
  • 在庫状況:
    • 販売用不動産・未成工事等の金額は計上あり(販売用不動産 1,604百万円 等)だが在庫回転日数の記載なし

セグメント別情報

  • 売上高(第3四半期累計、百万円)
    • 建設事業:26,471(前年同期 21,342、+24.0%)→ セグメント利益 4,025(+21.7%)
    • エンジニアリング事業:1,826(前年同期 2,391、△23.6%)→ セグメント利益 194(△28.2%)
    • 開発事業等:1,670(前年同期 1,357、+22.7%)→ セグメント利益 88(+19.2%)
  • セグメント戦略・動向:
    • 建設事業:大型案件受注や開発用地活用で伸長。官民連携の北穂高産業団地などで企業誘致を開始。
    • エンジニアリング:水力発電設備などで基盤はあるが、今期は受注・売上が減少。公共案件の落ち込みが要因。
    • 開発事業:首都圏の仕入原価高騰を背景に慎重な仕入・販売を実施、販売比率見直しで売上増。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:開示資料内に明確な中期数値目標の記載なし → 進捗判断は通期予想ベースでの評価にとどまる
  • KPI達成状況:受注高は若干減少する一方で売上・利益は増加。利益率改善はポジティブだが、受注回復が中期課題。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内建設は公共・民間とも底堅いが、資材・エネルギー価格や労務費高騰がコスト上昇要因で引き続きリスク。
  • 競合比較:同業他社との相対位置付けは個別比較データなしのため記載不可(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)予想(修正後):売上高40,560百万円(+13.9%)、営業利益4,260百万円(+9.5%)、経常利益4,779百万円(+20.5%)、当期純利益3,147百万円(+4.8%)、1株当たり当期純利益166.32円
    • 会社は既に通期業績予想および期末配当予想を修正済み。必要に応じて追加修正を行う旨。
  • 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は良好だが、貸倒引当金戻入や保険金など一時要因が利益を押し上げている点、受注動向やコスト環境に変化が出た場合は予想に影響が出るため注意が必要。
  • リスク要因:為替や原材料(建設資機材)・エネルギー価格上昇、労務費高騰、公共投資や民間投資の減速、エンジニアリング事業の受注回復遅れなど。

重要な注記

  • 会計方針の変更等:重要な変更なし。四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の見積り等)。
  • キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
  • その他:通期業績予想・配当予想は直近に修正あり(詳細は別途「2026年3月期連結業績予想及び期末配当予想の修正に関するお知らせ」を参照)。

(注)本要約は提出された決算短信の記載に基づく情報整理であり、投資助言には当たりません。数値は資料表記(百万円等)に従って記載しています。不明な項目は“–”としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1780
企業名 ヤマウラ
URL http://www.yamaura.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.5)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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