2024年度 決算説明会資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 第一三共株式会社
- 主要事業分野: 医薬品の研究・開発、製造、販売
- 代表者名: 奥澤 宏幸 (代表取締役社長 兼 CEO)
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年4月25日
- 説明会形式: –
- 参加対象: –
- 説明者:
- 発表者: 奥澤 宏幸 (代表取締役社長 兼 CEO)
- 発言概要: 2024年度の連結決算、ビジネスアップデート、研究開発アップデート、第5期中計アップデート、2025年度業績予想について説明。
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)
- 報告書提出予定日: –
- 配当支払開始予定日: –
- セグメント:
- ジャパンビジネス
- 第一三共ヘルスケア
- オンコロジービジネス
- EUスペシャルティビジネス
- ASCA(アジア/中南米)ビジネス
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上収益: 18,863億円(前年同期比 +17.8%)
- コア営業利益: 3,128億円(前年同期比 +60.2%)
- 営業利益: 3,319億円(前年同期比 +56.9%)
- 当期利益(親会社帰属): 2,958億円(前年同期比 +47.3%)
- 進捗状況: –
- セグメント別状況:
- オンコロジービジネス: 売上収益 4,638億円 (+1,292億円)、エンハーツ® 売上収益 4,516億円 (+1,242億円)と大幅に伸長。
業績の背景分析
- 業績概要:
- エンハーツ®等の主力製品の好調な業績推移により、増収増益を達成。
- 特にエンハーツ®は、HER2陽性乳がん、HER2低発現乳がん、HER2超低発現乳がん、HER2遺伝子変異NSCLCなど、幅広い適応症で売上を拡大。
- 増減要因:
- 増収要因:
- エンハーツ®の新規適応症取得・市場浸透、アストラゼネカ・米国メルクとの提携によるマイルストン収入の増加、ダトロウェイ®の承認・上市による売上拡大。
- 減収要因:
- 為替影響。
- 競争環境:
- エンハーツ®は、「DESTINY-Breast06」試験において、HER2低発現および超低発現の化学療法未治療の乳がんに対しても有効性を示し、米国・欧州で承認を取得。これにより、転移性乳がんの約90%に対して承認された。
- ダトロウェイ®も、HR陽性かつHER2陰性の乳がん患者に新たな治療オプションを提供。
- リスク要因:
- 将来の見通しに関する注意事項として、科学的・技術的、市場、法的・規制上のリスクが記載されている。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 第5期中計「4つの戦略の柱」に基づき、「3ADC最大化の実現」「既存事業・製品の利益成長」「更なる成長の柱の見極めと構築」「ステークホルダーとの価値共創」を推進。
- especially DXd ADCプラットフォームの強化と、エンハーツ®、ダトロウェイ®等の主力製品の成長最大化。
- pipelineの進捗状況に応じた機動的な投資。
- 進行中の施策:
- エンハーツ®の新規適応症取得、上市国・地域の拡大。
- ダトロウェイ®の承認取得・上市、適応拡大試験の進捗。
- HER3-DXd、I-DXd、R-DXd等に関する米国メルクとの共同開発・商業化契約。
- MK-6070の共同開発・商業化契約。
- セグメント別施策:
- オンコロジー: エンハーツ®によるHER2陽性乳がんの早期ラインへの拡大、HER2陽性胃がんにおける早期治療への拡大、HER2過剰発現NSCLCの1次治療への拡大、HER2発現がんにおける適応症拡大。
- スペシャルティ・メディスン: リクシアナ®、タリージェ®の承認取得、販売拡大。
- ワクチン: ダイチロナ®筋注の承認取得、供給。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 2025年度連結業績予想:
- 売上収益: 20,000億円 (+1,137億円)
- コア営業利益: 3,500億円 (+372億円)
- (為替レート前提: USD/円 140.00、EUR/円 160.00)
- がん領域売上収益予想: 9,000億円
- 研究開発費: 約4,550億円
- 中長期計画:
- 第5期中計(2021-2024年度)の進捗は計画通り。
- 2025年度KPI達成見込み: 売上収益 2兆円、がん領域売上収益 9,000億円、ROE 16%以上、DOE 8.5%以上。
- DXd ADCへの投資先行期を乗り越え、大幅な売上・利益成長を実現し、2030年ビジョン実現に向けた新たなステージへ。
- マクロ経済の影響:
- 為替レートの変動が業績に影響。2025年度は円高による減収・減益要因を見込む。
配当と株主還元
- 配当方針:
- エンハーツ®等を中心に業績が好調に推移していることから、株主還元として配当の増額を予定。
- 配当実績:
- 2023年度実績: 1株あたり50円
- 2024年度予想: 1株あたり60円
- 2025年度予想: 1株あたり78円(18円増配)
- 特別配当: –
製品やサービス
-
製品:
- エンハーツ®:
- DESTINY-Breast06試験においてHER2低発現および超低発現乳がんへの有効性を示し、米国・欧州で承認取得。
- DESTINY-Breast09試験中間解析において、HER2陽性転移性乳がんの1次治療におけるエンハーツ®とペルツズマブの併用がPFSを改善。
-Numerator-Gastric04試験でOSにおいて統計学的に有意かつ臨床的に意義のある結果が認められた。
– ダトロウェイ®:
– TROPION-Breast01試験に基づきHR陽性かつHER2陰性の乳がん患者に新たな治療オプションを提供。
– EGFR変異NSCLCを対象とする迅速承認取得を目的とした承認申請受理。
– I-DXd:
– 化学療法歴のない転移性去勢抵抗性前立腺がんを対象とした新規Ph3試験(IDeate-Prostate01)を開始。
– R-DXd:
– REJOICE-PanTumor01試験に加え、消化器がんにおけるシグナル探索試験を開始予定。
– サービス: –
– 協業・提携:
– 米国メルクとのDXd ADC 3製品(HER3-DXd、I-DXd、R-DXd)の共同開発・商業化契約に追加。MK-6070の共同開発・商業化契約。
重要な注記
- 会計方針: –
- リスク要因: 将来性の見通しに関する注意事項として、様々なリスクが記載されている。
- その他:
- 2025年4月以降、自己株式の取得枠を設定。
- ASCO 2025 (IRカンファレンスコール) 開催予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4568 |
企業名 | 第一三共 |
URL | http://www.daiichisankyo.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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