2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期の業績予想および配当予想を修正(直近公表の予想からの修正:有)。四半期実績は概ね上振れ/計画に対して強い進捗(詳細は下記)。
- 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計:売上高511,581百万円、+12.3%/営業利益58,472百万円、+39.4%/親会社株主に帰属する四半期純利益46,242百万円、+45.0%)。
- 注目すべき変化:未成工事受入金(前期末18,943→当第3Q38,813百万円、増加)や受注高の増加(個別:新規受注5,706,533百万円、+11.4%)などで業績基盤が拡大。自己資本比率は62.2%(前期末比 +1.2pt)と高水準。
- 今後の見通し:会社の修正後通期予想(連結):売上高735,000百万円(+9.4%)、営業利益80,000百万円(+37.2%)、親会社株主帰属当期純利益61,000百万円(+43.9%)。第3四半期累計の進捗(売上約69.6%、営業利益約73.1%、純利益約75.8%)から見て現時点では達成可能性は高いと判断されるが、特別利益(投資有価証券売却益等)や大型工事の進捗に依存する面に留意。
- 投資家への示唆:基幹の設備工事事業が好調で利益率改善、受注・未成工事受入金の増加は中長期の収益源につながる。一方で特別利益(有価証券売却益)が当期利益に寄与しており、これを除いた恒常的収益力の動向と受注→完成への工程リスク、資材・労務費動向を注視する必要あり。配当は上方修正(年間120円予想)で株主還元が強化。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社 関電工
- 主要事業分野:設備工事業(電気設備工事を中核)、その他に電気機器販売、不動産、リース、発電等
- 代表者名:取締役社長 田母神 博文
- 証券コード:1942(東証プライム)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月29日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 期中レビュー:公認会計士等による期中レビュー完了(報告書あり)
- セグメント:
- 設備工事業:主力。第3四半期累計 外部売上504,414百万円(報告セグメント)
- その他:電気機器販売業、不動産事業、リース業、発電事業など(外部売上7,167百万円)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):205,288,338株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):204,401,879株
- 今後の予定:
- 決算説明会:なし(決算補足説明資料は作成あり)
- 株主総会・IRイベント:–(別途公表)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「修正有」だが、以下は通期予想に対する進捗率)
- 売上高進捗率:511,581 / 735,000 = 69.6%
- 営業利益進捗率:58,472 / 80,000 = 73.1%
- 親会社株主帰属純利益進捗率:46,242 / 61,000 = 75.8%
- サプライズの要因:
- 主な上振れ要因:設備工事事業の売上拡大と利益率改善、期中における投資有価証券売却益(特別利益)が利益を押し上げた点。
- 下振れ要因:特に記載なし。短期借入金の増加や支払手形・工事未払金の減少は資金フローに影響。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正(上方と推定されるが、詳細な以前予想との比較は別資料参照)。第3Q累計の進捗は通期達成に向けて良好。ただし特別利益(有価証券売却益)による寄与を除いた場合の実力値と、受注から完成までの工程リスクを監視する必要あり。
財務指標
(以下、金額は百万円、前期=2025年3月期第3四半期累計との比較%は資料記載)
- 財務諸表の要点(第3四半期末 2025/12/31)
- 総資産:644,196(対前期末比 +6.8%)
- 純資産:415,135(対前期末比 +9.0%)
- 自己資本比率:62.2%(対前期末比 +1.2pt)(安定水準)
- 現金預金:72,482(前期末60,991 → +11,491)
- 短期借入金:30,797(前期末16,791 → +14,006)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:511,581百万円(+12.3%/前年同期差 +56,089百万円)
- 営業利益:58,472百万円(+39.4%/前年同期差 +16,540百万円)
- 営業利益率:11.4%(58,472 / 511,581、前年は約9.2%)※業種平均と比較は個別確認要
- 経常利益:60,323百万円(+39.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:46,242百万円(+45.0%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):226.23円(前年156.06円、+45.0%)
- 収益性指標(目安併記)
- ROE(簡易推計):46,242 / 自己資本(400,575) = 約11.6%(優良水準;目安8%以上で良好)
- ROA(簡易推計):46,242 / 平均総資産(約623,708) = 約7.4%(良好;目安5%以上)
- 営業利益率:11.4%(業種により差異あり。設備工事セグメントでの高めの採算)
- 進捗率分析(通期予想735,000百万円ベース)
- 売上高進捗:69.6%(通常期で高い進捗。第3Qまでに約7割を達成)
- 営業利益進捗:73.1%
- 純利益進捗:75.8%
- 過去同期間比較:前年同期比では増収増益で進捗は上向き
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていない(注記あり)。減価償却費:7,903百万円(当第3Q累計)
- 現預金増加:現金預金 60,991 → 72,482(+11,491百万円)
- 総借入(短期+長期):30,797 + 3,766 = 34,563百万円(現預金を上回らない見込みで、実質ネット現金は存在)
- フリーCF:明示なし(作成されていないため算出不可)
- 営業CF/純利益比率:算出不可(CF明細未提示)
- 四半期推移(QoQ):四半期毎の明細は本資料に限定的。季節性は工事進捗に依存するため四半期差異あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:62.2%(安定水準)
- 負債合計:229,061百万円(増加)
- 流動負債:203,625百万円(内、未成工事受入金38,813百万円)
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細は補足データ必要(売上/総資産=0.79回/年程度、単純計算)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 7,793百万円(当第3Q累計、前年4,689百万円)— 一時的寄与が大きい
- 特別損失:固定資産除却損 116百万円 等(小額)
- 一時的要因の影響:特別利益の寄与により税前利益が押し上げられているため、特別利益を除くベースでの収益力(営業利益ベース)は確認が必要
- 継続性の判断:投資有価証券売却は非継続性の可能性が高く、今後の発生は不確定
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(実績):45.00円(2026年3月期第2四半期)
- 期末配当(予想):75.00円(2026年3月期予想)
- 年間配当予想:120.00円(前年実績82.00円)→ 配当予想は修正(増額)
- 配当性向(簡易):DPS/EPS = 120 / 298.43 ≒ 40.2%(通期予想EPS 298.43円ベース)
- 特別配当:なし(ただし前期第2四半期に創立80周年記念配当2円を実施)
- 株主還元方針:配当増額を含む還元強化(当期は配当予想修正あり)。自社株買いの記載はなし。
設備投資・研究開発
- 設備投資・固定資産の状況:
- 有形固定資産合計:132,777 → 136,449百万円(前期末比増加)
- 投資有価証券:67,429 → 75,952百万円(増加)
- 固定資産合計:217,958 → 230,753百万円(増加)※増加要因は投資有価証券の増加や有形固定資産増加
- 減価償却費(累計):7,903百万円
- 研究開発:R&D費用の明細記載なし(–)
受注・在庫状況(該当する業種)
- 受注状況:
- 新規受注高(個別):5,706,533百万円(+11.4%)
- 受注残/未成工事受入金:18,943 → 38,813百万円(大幅増加、事業の基盤となる未成工事の受入金増)
- Book-to-Bill的指標:受注高の増加は良好だが、詳細な受注残高は開示範囲外
- 在庫状況:
- 棚卸資産の明細は開示なし(–)
- 未成工事支出金:24,142 → 30,140百万円(増加)
セグメント別情報
- セグメント別状況(当第3四半期累計)
- 設備工事事業:外部売上 504,414百万円、セグメント利益 56,519百万円(セグメント利益が全体営業利益の大半を占める)
- その他:外部売上 7,167百万円、セグメント利益 1,882百万円
- 前年同期比較:設備工事は売上・利益とも増加、収益性改善
- 地域別売上:地域別の内訳・為替影響は明示なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本資料では当期の通期予想修正に言及。中期計画との照合・KPI進捗は別資料参照が必要(–)
- KPI達成状況:受注高増・自己資本比率高水準・営業利益率改善は肯定的な進捗要素
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との相対的優劣は本資料に明示なし(業界平均と比較する場合、設備工事分野での営業利益率約11%は比較的良好な水準の可能性)
- 市場動向リスク:建設・設備投資の需給、資材価格・人件費上昇、公共投資の動向が業績に影響
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後・連結):
- 売上高:735,000百万円(+9.4%)
- 営業利益:80,000百万円(+37.2%)
- 経常利益:82,000百万円(+37.8%)
- 親会社株主帰属当期純利益:61,000百万円(+43.9%)
- 1株当たり当期純利益(予想):298.43円
- 次期予想:–(別途公表待ち)
- 会社予想の前提条件:詳細は「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を参照
- 予想の信頼性:第3Qまでの進捗は高く、通期達成の蓋然性は高いが、特別利益の寄与分と工事進捗リスクに注意
- リスク要因:為替・原材料価格・労務コストの変動、大型工事の履行リスク、資金調達環境の変化など
重要な注記
- 会計・監査:四半期連結財務諸表について公認会計士等による期中レビューが完了(井上監査法人)。監査の結論に疑義なし。
- 会計方針の変更:該当なし。
- 不明な項目は — と表記。
(備考)本まとめは提供資料に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。特に通期予想の「修正内容(前回比)」や市場予想との比較、詳細なCF分析・業界比較は、同社の「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」および開示資料を参照してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1942 |
| 企業名 | 関電工 |
| URL | http://www.kandenko.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.26)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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