2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期会社予想の修正は無し(公表)だが、第3四半期累計で営業利益16,268百万円・親会社帰属四半期利益8,654百万円と、会社の通期予想(営業利益14,600百万円、親会社帰属当期利益5,500百万円)を既に上回っている(上振れ)。会社は海外事業の不確実性を理由に通期据え置き。
- 業績の方向性:増収増益(売上収益210,501百万円:前年同期比+4.3%、事業利益15,895百万円:+13.1%、営業利益16,268百万円:+41.0%、親会社帰属四半期利益8,654百万円:+44.8%)。
- 注目すべき変化:海外事業は売上で減収(△3.0%)だが、事業利益は大幅増(+104.7%)と改善。丸亀製麺と国内その他で売上・事業利益を牽引し、各セグメントで過去最高を更新。
- 今後の見通し:会社は海外事業改善の不確実性を理由に通期予想を修正せず。だがQ3累計で通期目標を超過している項目(営業利益・当期利益)があり、Q4での一時損益や持分法損益、金融費用等の動向が注目される。
- 投資家への示唆:短期的には「営業・利益面での上振れ」が示唆される一方、会社が据え置く通期見通しの根拠(海外事業の不確実性)を確認するためQ4の海外動向、持分法損益や一時項目の計上状況に注意すること。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社トリドールホールディングス
- 主要事業分野:外食チェーンの運営・フランチャイズ(主力は讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」、その他「コナズ珈琲」「ラー麺ずんどう屋」等、国内外で展開)
- 代表者名:代表取締役社長 粟田 貴也
- URL: https://www.toridoll.com
- 問合せ先:取締役 兼 CFO 山口 聡 TEL 03-4221-8900
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:資料は作成(有)、説明会は開催無し(無)
- セグメント:
- 丸亀製麺:讃岐うどん専門店チェーン(セルフ形式)
- 国内その他:コナズ珈琲、ラー麺ずんどう屋、晩杯屋 等(複数業態)
- 海外事業:Tam Jai、MARUGAME UDON、Fulham Shore等、海外での飲食展開
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):88,694,952株(2026年3月期 第3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):87,705,610株(2026年3月期 第3Q)
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 通期決算発表(予定):通期(2026年3月期)決算は期末後に実施(具体日程は別途)
- 株主総会/IRイベント:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較、通期予想は修正なし)
- 売上高:実績210,501百万円/通期予想282,000百万円 → 達成率 74.6%
- 営業利益:実績16,268百万円/通期予想14,600百万円 → 達成率 111.5%(通期見込みを既に上回る)
- 親会社帰属当期利益:実績8,654百万円/通期予想5,500百万円 → 達成率 157.3%(大幅上振れ)
- サプライズの要因:
- 国内主力(丸亀製麺)の既存店・新店が好調で増収増益。
- 国内その他の売上は好調だが原材料・人件費増で一部減益。
- 海外は売上減(MC GROUP売却・英国フランチャイズ化等の影響)があるものの、アジア中心の好調や英国事業の改善で事業利益が大幅に改善。
- その他の営業収益(保険金・リース解約益等)約2,441百万円が寄与。逆に海外子会社の株式売却損等で費用計上あり。
- 通期への影響:
- Q3累計で営業利益・当期利益が通期予想を超過しているため理論上は通期上振れの余地あり。ただし会社は海外改善の不確実性を理由に通期見通しを据え置き。Q4での特別損益や持分法損益、金融費用の動向次第で最終修正の可能性あり。
財務指標
- 要点(百万円)
- 売上収益(累計):210,501(+8,714、+4.3%)
- 事業利益(累計):15,895(+1,847、+13.1%)
- 営業利益(累計):16,268(+4,731、+41.0%)
- 税引前四半期利益:14,130(+2,968、+26.6%)
- 四半期利益(連結):9,092(+2,814、+44.8%)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益:8,654(+2,677、+44.8%)
- 収益性(Q3累計)
- 営業利益率:16,268 / 210,501 = 7.73%(目安:飲食業では5~8%レンジが一般的。7.7%は堅調)
- 事業利益率:15,895 / 210,501 = 7.55%
- EBITDA(開示):38,442百万円(前年同期比+5.7%)→ EBITDA率 18.27%(38,442 / 210,501)
- EPS(基本的1株当たり四半期利益、累計):95.16円(前年:65.03円、+46.4%)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:74.6%(通常の小売・外食は通期でQ4寄与が大きいケースあり。現状高め)
- 営業利益進捗率:111.5%(既に通期目標超過)
- 純利益進捗率(親会社帰属):157.3%(大幅超過)
- キャッシュフロー(累計、百万円)
- 営業CF:38,962(前年同期29,347、+32.8%)→ 営業CF/純利益比率 = 38,962 / 9,092 = 4.29(目安1.0以上で健全。良好)
- 投資CF:△12,399(主に有形固定資産取得 支出11,134)
- 財務CF:△41,251(長期借入金返済、リース負債返済、子会社株式取得などが主因)
- フリーCF(営業CF−投資CF):+26,563(百万円)
- 現金及び現金同等物残高:69,164(期首82,271→△13,107、前期末比△15.9%)
- 財政状態(期末:2025年12月31日、百万円)
- 資産合計:318,456(前期末323,196、△1.5%)
- 負債合計:220,787(前期末226,661、△2.6%)
- 資本合計:97,668(前期末96,535、+1.2%)
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に近似):30.7%(目安:40%以上で安定 → 30.7%はやや低めだが業種により許容)
- 流動比率:流動資産86,474 / 流動負債77,446 = 1.12(1.0超。短期支払い余力はあるが余裕度は限定的)
- 効率性:減価償却費及び償却費22,790百万円(投資と整合)
- セグメント別(累計、百万円・前年同期比)
- 丸亀製麺:売上104,420(+7.4%)、事業利益16,870(+5.6%)
- 国内その他:売上29,906(+14.7%)、事業利益3,224(△3.9%)
- 海外事業:売上76,175(△3.0%)、事業利益3,954(+104.7%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益等:
- その他の営業収益として主に海外子会社の店舗休業補償(コロナ関連保険金)や閉店に伴うリース解約益等で2,441百万円計上(Q3累計)。
- 特別損失等:
- 海外子会社の株式売却損などでその他の営業費用1,825百万円計上。
- 実質評価:
- 一時的な保険金収入や売却損益が業績に影響。これらを除いた本業ベース(丸亀製麺の既存店+新店寄与、国内その他の販管費上昇)も増益傾向である点は注目。
- 継続性の判断:
- 保険金等は一時性の可能性が高い。海外事業の構造改革や再編は継続的インパクトを与える可能性あり。
配当
- 配当実績・予想:
- 期末配当(予想):11.00円(年間合計11.00円、期中無配)
- 直近公表の配当予想から修正無し
- 配当性向(参考):
- 会社通期EPS予想:58.23円 → 配当性向(予想)= 11 / 58.23 ≒ 18.9%(目安:安定配当だが高配当ではない)
- 自社株買い等:記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CF内訳):
- 有形固定資産取得支出:11,134百万円(前年同期10,241百万円。増加)
- 減価償却費:22,790百万円
- 研究開発費:記載無し(–)
受注・在庫状況
- 該当情報:該当なし(飲食業のため在庫は限定的)
- 棚卸資産:1,440百万円(前期1,119百万円)
セグメント別情報(要約)
- 売上構成(Q3累計):丸亀製麺 49.6%、国内その他 14.2%、海外事業 36.2%
- 収益貢献度:
- 丸亀製麺が売上・利益の主力で過去最高を更新
- 国内その他は売上増もコスト上昇で事業利益は微減
- 海外事業は売上減だが事業利益は大幅増(収益性改善)
- 店舗数(連結):2,091店(2026年3月期第3Q末、前年同期比+42店)
- 出店:112店(累計出店数)
- 閉店:70店(累計閉店数、※うちMC GROUP連結除外の影響含む)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の詳細・KPIの記載無し → 進捗は個別項目からの推察のみ(丸亀製麺・国内での成長は順調。海外は再編・改善途上)
- KPI達成状況:EBITDA等は増加(EBITDA 38,442百万円、前年同期比+5.7%)
競合状況や市場動向
- マクロ:雇用・賃金改善で消費は緩やかに回復する一方、物価上昇や地政学リスクが先行きを不透明化
- 競争優位:ブランド施策(25周年、季節フェア、地域企画)と店舗体験強化が既存店動向を支援
- 留意点:原材料費・人件費上昇、海外市場の地域差・競争激化がリスク
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(会社公表、修正無):売上収益282,000百万円、事業利益19,600百万円、営業利益14,600百万円、税引前利益12,100百万円、親会社帰属当期利益5,500百万円
- 会社前提:海外事業の改善には不確実性があるため据え置き
- 予想の信頼性:
- 過去実績との比較からQ3累計で営業利益・当期利益が通期見通しを既に上回っているため、Q4での一時的要因や持分法損益、金融費用等による影響が重要
- リスク要因:
- 為替、原材料価格上昇、人件費上昇、海外事業の回復遅延、持分法損益や一時損益の発生
重要な注記
- 連結範囲の変更:当四半期に連結範囲の重要な変更あり(新規:-社、除外:1社(MC GROUP PTE. LTD.))
- 会計方針の変更:無し
- 添付開示:EBITDAおよび調整後EBITDAを開示(EBITDA 38,442百万円、調整後EBITDA 38,833百万円)
- その他:四半期報告書は監査法人のレビュー無し
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3397 |
| 企業名 | トリドールホールディングス |
| URL | http://www.toridoll.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.27)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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