2026年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:親会社帰属の四半期累計当期利益(累計)が通期会社予想(2,129百万円)を既に上回る(3,692百万円、達成率約173%)ため「実績は会社予想に対して上振れ」。通期予想自体は修正なし。
- 業績の方向性:増収増益(売上収益217,856百万円、前年同期比+8.7%;事業利益9,576百万円、+34.6%;四半期利益4,343百万円、+24.0%)。
- 注目すべき変化:のれんが大幅増(+30,812百万円)などM&A(Seagrass買収等)により無形資産と非流動資産が増加。給食や海外(Seagrass)取り込みが業容拡大に寄与。
- 今後の見通し:会社は通期(2026/3)予想の変更なし。ただし、通期予想に対する進捗をみると売上は約75.5%進捗、事業利益は約84.7%進捗であり、売上・利益ともに順調。ただし親会社帰属利益は既に通期予想を超過している点が注目(会社は修正せず)。
- 投資家への示唆:①通期見通しは据え置きだが、3Q累計の利益進捗は強く、最終四半期の損益要因(季節性、費用増、税負担、特別損益等)を確認する必要あり。②M&Aによる資産増(のれん)と投資CFの拡大が財務構造に影響している点に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社コロワイド(証券コード 7616)
- 主要事業分野:直営飲食店の運営およびフランチャイズ事業(牛角、かっぱ寿司、大戸屋等)、給食事業、食材・MD事業、海外外食事業
- 代表者名:代表取締役社長 野尻 公平
- 備考:IFRS適用。中期経営計画「COLOWIDE Vision 2030」を掲げる。
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日(公認会計士等による期中レビュー完了報告含む)
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会資料:無、決算説明会:無
- セグメント(報告セグメント):6区分
- ㈱コロワイドMD:商品開発・調達・製造・物流(MD)
- ㈱アトム:ステーキ宮等の直営・FC事業
- ㈱レインズインターナショナル:牛角等のレストラン・居酒屋事業(国内・海外)
- カッパ・クリエイト㈱:かっぱ寿司等(国内・海外)
- ㈱大戸屋ホールディングス:大戸屋等(国内・海外)
- Seagrass Holdco Pty Ltd.:オセアニア等におけるステーキレストランチェーン(2025/6子会社化、今回追加)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:106,453,541株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(累計):106,292,026株(2026第3Q累計)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の修正:直近修正なし(発表済みの通期予想を維持)
- 株主総会・IRイベント:特記なし(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較:通期予想に対する累計進捗)
- 売上高(売上収益):217,856百万円(通期予想288,427百万円に対する進捗率約75.5%)
- 事業利益(営業ベース):9,576百万円(通期予想11,301百万円に対する進捗率約84.7%)
- IFRS営業利益:9,223百万円(通期予想11,301百万円ベースでは進捗約81.6%)
- 純利益(親会社帰属):3,692百万円(通期予想2,129百万円に対する達成率約173.4%)→通期見通しを既に大幅に上回る
- サプライズの要因:
- 主に既存・新規の店舗施策(プロモーション、期間限定メニュー等)による既存店回復と、海外子会社(Seagrass)買収の連結寄与が売上増に寄与。
- 事業利益の増加は売上増に加え収益構造改善(契約見直しやメニュー・販促効果)による。
- 親会社帰属利益の上振れは税引前利益増・非支配持分の動き等が影響。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。売上・事業利益進捗は順調だが、最終四半期の季節変動や投資・特別損益、税負担等次第で通期達成度に変化あり。親会社帰属利益は既に通期予想を超過している点は注目。
財務指標
- 損益要点(累計:百万円)
- 売上収益:217,856(前年同期200,472、+8.7%/+17,384)
- 売上原価:88,630(前年83,900、+5.6%)
- 売上総利益:129,226(前年116,572、+10.9%)
- 販管費:119,650(前年109,459、+9.3%)
- 事業利益:9,576(前年7,113、+34.6%)
- IFRS営業利益:9,223(注:開示)
- 税引前四半期利益:7,147(前年5,292、+35.1%)
- 四半期利益:4,343(前年3,501、+24.0%)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益:3,692(前年2,281、+61.9%)
- 基本的1株当たり四半期利益(EPS):29.46円(前年18.64円)
- 収益性指標
- 営業利益率(IFRS営業利益/売上収益):9,223 / 217,856 = 約4.2%(業種平均との比較は–、参考:飲食業は低~中位。)
- ROE(簡易算定):親会社帰属利益3,692 / 親会社所有者帰属持分83,860 = 約4.4%(目安:8%以上が良好 → 現状は低め)
- ROA(簡易算定):四半期利益4,343 / 総資産345,555 = 約1.3%(目安:5%以上が良好 → 現状は低め)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:約75.5%
- 事業利益進捗率:約84.7%
- EBITDA進捗率:EBITDA 15,753 / 通期21,170 ≒ 74.4%
- 親会社帰属利益進捗率:約173%(既に通期想定を超過)
- 過去同期間比:前年同期比で増収増益。進捗は概ね順調。
- キャッシュフロー(累計:百万円)
- 営業CF:+22,324(前年18,641、+19.8%)
- 投資CF:△29,122(前年△19,009、拡大。主に子会社取得支出および有形固定資産取得)
- 財務CF:△5,145(前年+18,767。前年は株式発行等の影響でプラス)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):22,324 − 29,122 = △6,798百万円(マイナス)
- 営業CF/純利益比率:22,324 / 4,343 ≒ 5.14(目安1.0以上→現状良好)
- 現金及び現金同等物残高:59,600百万円(前期末71,537百万円、△11,937百万円減少)
- 四半期推移(QoQ):資料は累計中心のため詳細QoQは省略。季節性として年末商戦(繁忙期)での寄与が示唆されている。
- 財務安全性・効率性
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に近似):24.3%(目安:40%以上で安定 → 現状は低め)
- 流動比率:流動資産87,507 / 流動負債97,148 ≒ 90.1%(目安:100%以上が望ましい → 改善余地あり)
- 有利子負債関連:社債・借入金等が増加(長期借入110,637百万円等、負債合計251,297百万円)。負債比率は高めの印象。
- セグメント別(売上収益:累計・外部顧客への売上:百万円、構成比)
- ㈱コロワイドMD:2,321(約1.1%)
- ㈱アトム:22,431(約10.3%)
- ㈱レインズインターナショナル:64,802(約29.8%)
- カッパ・クリエイト㈱:54,421(約25.0%)
- ㈱大戸屋HD:27,403(約12.6%)
- Seagrass Holdco:13,365(約6.1%)
- その他:33,114(約15.2%)
- セグメント利益(合計ベース):合計11,047(調整額△3,405を経てIFRS営業利益9,223)
- 備考:㈱アトムは今回区分で△72百万円のセグメント損失(累計)、Seagrass は利益貢献あり。
特別損益・一時的要因
- 主要な一時要因:連結子会社取得(Seagrass Holdco等)に伴うのれん計上が大きく、のれん122,689百万円(期末)に増加。買収支出(当第3Q累計)18,657百万円(Seagrass等)。
- 特別損益の明示的記載:当資料にて高額の特別損失や特別利益の個別計上は確認できず。投資活動による大幅支出が投資CF悪化の主因。
- 継続性の判断:M&Aに伴うのれんは継続的な影響要因(減損リスク含む)。将来の営業貢献による吸収を評価する必要あり。
配当
- 普通株式配当(通期予想):年間5.00円(中間0.00、期末5.00)
- 直近配当予想の修正:無
- 配当利回り:株価情報が資料にないため算出不可(→ –)
- 配当性向:通期予想ベースの親会社帰属当期利益2,129百万円を前提とすると配当性向は表現しづらい(少額配当)。ただし累計利益は想定を上回るため最終的な配当政策は注目点。
- 優先株式:優先株の配当金総額等が詳細に記載(各優先株の期末配当総額・予想あり)→普通株主以外の資金配分を確認。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による主な支出):有形固定資産取得による支出 10,266百万円(累計、前年は8,735百万円)
- 減価償却費:減価償却費及び償却費 18,951百万円(累計)
- 研究開発費:記載なし(→ –)
- 備考:投資は新規出店・設備更新およびM&Aが主因。
受注・在庫状況
- 受注:該当情報なし(→ –)
- 在庫:棚卸資産 6,516百万円(前期4,349百万円、増加)。在庫回転日数等は記載なし。
セグメント別情報(補足)
- セグメント別の特徴:
- レインズ(牛角等)とカッパ(かっぱ寿司)が売上の柱(合計で約55%超)。
- Seagrassの連結化により海外(オセアニア)事業の比重拡大。
- ㈱アトムは累計で損益が振るわず、改善余地あり。
- 地域別売上:
- 日本:181,230百万円、北米:12,272百万円、アジア:12,177百万円、オセアニア:12,177百万円(累計)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「COLOWIDE Vision 2030」— 2030年3月期連結売上収益5,000億円目標
- 進捗:海外拡大(Seagrass等)と給食事業強化で成長路線。今回のM&Aは中期計画に沿った施策。
- KPI:個別KPIの開示は限定的(契約拠点数:給食は514拠点等)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内はコスト上昇圧力と実質賃金の弱含みで消費者が“値上げ疲れ”の懸念。海外は地域により差あり(米国AI投資等、一部景況感回復)。
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは資料になし(→ 比較は–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 会社は2026年3月期通期予想を据え置き(売上288,427百万円、事業利益11,301百万円、EBITDA21,170百万円、親会社帰属当期利益2,129百万円)。
- 累計進捗状況から売上・事業利益は通期達成の可能性は高いが、親会社帰属利益は既に通期予想を超過しており、会社は修正していない点が留意点(最終四半期で後退要因が想定されている可能性)。
- 予想の信頼性:会社は保守的な予想を掲げる慣行か、季節性・特別要因を考慮している可能性あり。過去の予想達成傾向は資料に明記なし(→ –)。
- リスク要因:原材料・人件費の上昇、来店客数の変動、M&A統合リスク、為替・地政学・海外展開リスク、のれんの減損リスク。
重要な注記
- 会計方針:IAS第21等のIFRS改訂を適用、影響は限定的と記載。
- 連結範囲の変更:Seagrass Holdco Pty Ltd. を子会社化(2025/6/2)など、連結範囲の重要な変更あり。
- 監査:有限責任監査法人トーマツによる期中レビュー完了。レビュー結論は「重要な点において不適切と示す事項は認められない」。
(備考)
- 不明な項目は「–」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7616 |
| 企業名 | コロワイド |
| URL | http://www.colowide.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.30)」によって自動生成されました。
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