2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期業績予想に対して今回の第3四半期累計実績は概ね上振れ(売上高・営業利益ともに通期に対する進捗が良好)。通期予想の修正はなし。
- 業績の方向性:増収増益(売上収益 217,856百万円:+8.7%/事業利益 9,576百万円:+34.6%)。
- 注目すべき変化:海外子会社(Seagrass Holdco Pty Ltd.)の連結子会社化などM&Aによりのれん・非流動資産が増加。為替換算差額などで四半期包括利益が大幅増(+100.0%)。
- 今後の見通し:会社は通期予想を据え置き。第3四半期累計の進捗は売上で約75.5%、事業利益で約84.7%と高く、通期達成の可能性は高いが「親会社帰属当期利益」の通期見通しが第3四半期累計を下回る点は注視(会社は修正なし)。
- 投資家への示唆:M&Aによる海外展開の加速と併せてキャッシュは投資(買収・設備)へ流出しており、財務レバレッジや自己資本比率に与える影響を継続監視する必要あり。営業CFは純利益を上回り良好(営業CF/純利益 ≫1)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社コロワイド(証券コード 7616)
- 主要事業分野:外食事業(直営・FC運営)、給食事業、スイーツ等の製造販売、国内外でのブランド展開
- 代表者名:代表取締役社長 野尻 公平
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結、IFRS)
- セグメント:
- ㈱コロワイドMD:商品開発・調達・製造・物流(MD)
- ㈱アトム:ステーキ宮等の外食事業
- ㈱レインズインターナショナル:牛角等のレストラン/居酒屋事業
- カッパ・クリエイト㈱:かっぱ寿司等の寿司・デリカ事業
- ㈱大戸屋ホールディングス:大戸屋等の和食事業
- Seagrass Holdco Pty Ltd.:オセアニア等でのステーキレストラン事業(今回連結子会社化)
- その他:IT、菓子製造、給食等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):106,453,541株
- 期中平均株式数(四半期累計):106,292,026株
- 今後の予定:
- 決算補足資料作成の有無:無
- 決算説明会の有無:無(ただし公認会計士レビュー完了後にレビュー報告書を添付した四半期決算短信を開示予定:2026年2月13日)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想との比較/達成率は累計実績÷通期予想)
- 売上高:217,856百万円、通期予想288,427百万円に対する進捗率 75.5%(高い進捗)
- 事業利益:9,576百万円、通期予想11,301百万円に対する進捗率 84.7%(良好)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:累計3,692百万円、通期予想2,129百万円に対する進捗率 173.4%(既に通期予想を超過)
- サプライズの要因:
- 主に既存店施策(期間限定メニュー・プロモーション)や一部ブランドの集客改善、海外子会社(Seagrass)連結による売上増。
- 為替換算差額(在外営業活動体の換算差額)が大きく計上され、包括利益を押し上げ。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第3四半期累計の進捗は良好で通期達成の可能性は高いが、「親会社帰属当期利益」が累計で通期予想を大幅に超過している点は、期末に向けた非支配株主持分、特別損益や税金、季節要因等で逆転する可能性もあるため、注視が必要。現時点で予想修正の発表なし。
財務指標
- 財務諸表要点(百万円)
- 売上収益(累計):217,856(+8.7%)
- 事業利益:9,576(+34.6%)
- IFRS営業利益:9,223(注記あり)
- 税引前四半期利益:7,147(+35.1%)
- 四半期利益(当期):4,343(+24.0%)
- 親会社帰属四半期利益:3,692(+61.9%)
- 資産合計:345,555(前期末312,226)
- 負債合計:251,297(前期末225,118)
- 親会社所有者帰属持分:83,860(親会社持分比率 24.3%)
- 現金及び現金同等物:59,600(百万円、前期末71,537)
- 収益性(前年同期比)
- 売上高:217,856百万円(+8.7%/金額差 +17,384)
- 事業利益:9,576百万円(+34.6%/金額差 +2,463)
- IFRS営業利益:9,223百万円(前年6,792 → +35.8%)
- 経常(税引前)利益:7,147百万円(+35.1%)
- 四半期利益:4,343百万円(+24.0%)
- EPS(基本):29.46円(前年18.64円、+58.1%)
- 収益性指標
- ROE(単純計算、累計純利益÷親会社持分):3,692 / 83,860 = 約4.4%(目安:8%以上が良好 → 低め)
- ROA(累計純利益÷資産合計):4,343 / 345,555 = 約1.26%(目安:5%以上が良好 → 低め)
- 営業利益率(IFRS営業利益÷売上高):9,223 / 217,856 = 約4.2%(業界平均との比較要)
- 進捗率分析(通期見通しに対する累計進捗)
- 売上高進捗率:75.5%(通年比で高い進捗)
- 事業利益進捗率:84.7%(良好)
- 親会社帰属当期利益進捗率:173.4%(累計で既に通期見通し超過)
- 過去同期間との比較:増収増益で改善傾向
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:22,324(前年18,641、増加。営業CF/純利益比率 = 22,324 / 4,343 ≈ 5.14(健全))
- 投資CF:△29,122(前年△19,009。主に子会社取得支出18,657・有形固定資産取得10,266)
- 財務CF:△5,145(前年+18,767。長期借入金の返済・リース負債返済等)
- フリーCF:営業CF – 投資CF = △6,798(投資超過)
- 現金及び現金同等物残高:59,600(前年末71,537。期末で減少)
- 四半期推移(QoQ):詳細なQoQ数値は開示なしだが累計ベースで前年を上回る増収増益。
- 財務安全性
- 自己資本比率(親会社持分比率):24.3%(目安:40%以上が安定 → 低水準)
- 流動比率:流動資産87,507 / 流動負債97,148 = 約90.1%(目安:100%以上が好ましい → やや低い)
- 有利子負債(社債・借入金合計):約144,188百万円(短期33,551+長期110,637)
- ネットデット(有利子負債 – 現金):144,188 – 59,600 = 約84,588百万円
- ネットデット/EBITDA(目安):84,588 / 15,753 ≈ 5.4倍(やや高め)
- 効率性
- 総資産回転率・売上高営業利益率は改善傾向だが、自己資本効率(ROE)は改善余地あり。
- セグメント別(当第3四半期累計 売上収益 百万円)
- ㈱コロワイドMD:75,628(34.7%寄与)
- ㈱アトム:22,431
- ㈱レインズインターナショナル:65,834
- カッパ・クリエイト㈱:55,014
- ㈱大戸屋ホールディングス:27,464
- Seagrass Holdco Pty Ltd.:13,365(新規連結)
- その他:34,540
- セグメント利益合計(調整後の営業利益ベース):12,628 → 調整額(△3,405)後、IFRS営業利益 9,223
特別損益・一時的要因
- 特別利益/損失:目立った一時益または大きな特別損失の計上は限定的(減損損失203百万円等は計上)。
- のれんの増加:のれんが前期末91,877 → 122,689百万円に増加(M&Aに起因)。のれんの増加は将来の減損リスクにつながる可能性あり。
- 一時的要因の影響:為替換算差額(在外営業体の換算差額 3,339百万円)などがその他包括利益を押し上げている。継続性は為替動向・海外業績次第。
配当
- 普通株式の配当予想(通期):年間 5.00円(中間 0.00円/期末 5.00円)、直近公表配当予想からの修正なし
- 配当利回り:–(株価情報が未提供のため算出不可)
- 配当性向:通期会社予想ベースだと配当性向低水準(親会社帰属当期利益予想2,129百万円に対する配当額は小さいが、実績ベースの当期利益は通期見通しを上回っている点に留意)
- 優先株式:各回の優先株式に対する配当金額と総額を開示(詳細は本文)
- 株主還元方針:自社株買い等の特記事項なし(直近は実施なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CF内訳):有形固定資産取得 10,266百万円(当第3四半期累計)
- 減価償却費:累計で18,951百万円(前年17,781)
- 研究開発:明確なR&D費の開示なし(–)
受注・在庫状況
- 受注関連:該当情報なし(–)
- 在庫状況:棚卸資産 6,516百万円(前期 4,349百万円、増加)
セグメント別情報(補足)
- セグメント別売上構成(比率):国内中核ブランド(コロワイドMD・レインズ・カッパ等)が中心。Seagrassの連結化でオセアニアの売上・非流動資産が増加。
- 地域別:外部顧客売上=日本181,230百万円、北米12,272百万円、アジア12,177百万円、オセアニア12,177百万円(当第3四半期累計)
- セグメント戦略:国内既存ブランドの集客強化・期間施策、海外(北米・中東・オセアニア)での出店推進、給食事業の省人化モデル推進
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「COLOWIDE Vision 2030」を掲げ、2030年3月期に連結売上収益5,000億円を目標
- 進捗:海外M&A(Seagrass等)で海外事業拡大を図っており、中期計画の成長戦略に沿った投資を継続
競合状況や市場動向
- 市場環境:国内はコスト上昇圧力の中で価格転嫁・値上げ疲れのリスクあり。海外は地域による景況差や為替の影響が想定される。
- 競合比較:個別同業他社との直接比較データは開示なし(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 会社は2026年3月期通期予想を変更せず(売上収益288,427百万円、事業利益11,301百万円、親会社帰属当期利益2,129百万円)
- 会社予想の前提:特段の為替等前提は注記なし(–)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は良好。ただしM&Aによるのれん増加や投資CFの拡大、自己資本比率の低さ、季節性などは期末の業績変動要因。
- リスク要因:原材料価格・人件費上昇、消費者の値上げ耐性、海外展開の統合リスク・為替変動、のれんの将来減損リスク、流動性指標の悪化
重要な注記
- 会計方針:IFRS適用。IAS第21等の改訂適用(影響なし)。
- 連結範囲の変更:Seagrass Holdco Pty Ltd. を連結(当期より新規連結)。前期間のセグメント情報は遡及表示済。
- 監査レビュー:四半期連結財務諸表は公認会計士/監査法人のレビュー未完了(レビュー報告書を添付予定:2026/2/13)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7616 |
| 企業名 | コロワイド |
| URL | http://www.colowide.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.30)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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