2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無く、「ほぼ予想通り」。第3四半期累計の進捗は売上高75.7%、営業利益74.6%、親会社株主に帰属する当期純利益85.4%。
- 業績の方向性:増収増益(売上高166,508百万円:前年同期比+11.8%、営業利益10,441百万円:+3.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益8,543百万円:+13.9%)。
- 注目すべき変化:日本地域の売上は増加した一方で、セグメント利益は前年同期から大幅に減少(日本:セグメント利益6,657→4,581百万円、約△31%)。海外(特に米州)の利益寄与が改善。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上220,000百万円、営業利益14,000百万円、当期純利益10,000百万円)は変更なし。第3四半期時点での進捗率は概ね妥当だが、年度後半に契約納期が集中しており工場操業度の回復が鍵。
- 投資家への示唆:受注・受注残とも堅調(受注高173,114百万円、受注残103,058百万円)で需要は回復傾向。ただし日本の利益率低下、部材・輸送コスト上昇や米国関税などの外部要因が収益を圧迫している点に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:オークマ株式会社
- 主要事業分野:工作機械(NC旋盤、マシニングセンタ、複合加工機、NC研削盤等)の製造・販売、関連自動化ソリューションおよびサービスの提供
- 代表者名:代表取締役社長 家城 淳
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月4日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 報告セグメント:日本、米州、欧州、アジア・パシフィック(地域別に売上・利益を把握)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):67,510,308株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:6,997,491株
- 期中平均株式数(四半期累計):60,507,183株
- 今後の予定:
- 次回決算発表:–(本資料内に記載なし)
- IRイベント:四半期説明会は「無」。決算補足資料作成も「無」。
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高:166,508百万円/通期予想220,000百万円=75.7%
- 営業利益:10,441百万円/通期予想14,000百万円=74.6%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:8,543百万円/通期予想10,000百万円=85.4%
- サプライズの要因:
- 受注高・受注残は増加(受注高173,114百万円:前年同四半期比+13.9%)、売上も増加したが、部材費・輸送費高止まり、人的投資などコスト上昇が利益率を圧迫。日本セグメントの利益率低下が全体に影響。
- 前期に計上されていた投資有価証券売却益や工場再構築費用などの特別損益は当期に無く、比較が純粋化。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第3四半期の進捗は通期達成に概ね整合。ただし年度後半に受注品の納期集中、工場操業度回復の遅れ、外部コスト要因がリスクとなる。
財務指標
- 財務諸表の要点(要旨)
- 総資産:315,459百万円(前期末298,168百万円、+17,290百万円)
- 純資産:250,883百万円(前期末238,065百万円、+12,818百万円)
- 自己資本比率:76.2%(安定水準、前期76.3%)
- 現金及び預金:42,373百万円(前期末53,079百万円、△10,705百万円)
- 棚卸資産:90,495百万円(前期末85,631百万円、+4,864百万円)
- 投資有価証券:43,162百万円(前期末34,033百万円、+9,128百万円)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:166,508百万円(前年同期比+11.8%/+17,541百万円)
- 営業利益:10,441百万円(前年同期比+3.1%/+314百万円)
- 営業利益率:6.27%(10,441/166,508、前年同期は約6.80% → やや低下)
- 経常利益:11,222百万円(前年同期比△0.7%/△73百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:8,543百万円(前年同期比+13.9%/+1,045百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):141.19円(前年同期123.88円、+14.0%)
- 収益性指標(参考)
- ROE(期中自己資本240,363百万円を使用):約3.55%(目安8%以上が良好 → 低い)
- ROA(総資産315,459百万円ベース):約2.71%(目安5%以上が良好 → 低い)
- 営業利益率:6.27%(業種により差異あるため同業平均との照合が必要)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:75.7%(通常ペースより上振れ気味:通年で集中納期があるため季節性考慮)
- 営業利益進捗率:74.6%
- 純利益進捗率:85.4%(税負担の低下が寄与)
- キャッシュフロー(注記)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていないが、貸借対照表から現金減少10,705百万円、棚卸増加4,864百万円、有形固定資産増加10,278百万円が確認される。営業CF/純利益比率は計算不可(CF表なし)。
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの明細は本短信に限定的記載のため詳細なQoQ分析は困難。設備投資開始(PDC竣工・稼働)に伴う固定資産増加が見られる。
- 財務安全性
- 自己資本比率76.2%(安定水準)
- 有利子負債は期末で長期借入金5,000百万円、社債の1年内償還5,000百万円含むなど。2026年1月以降にタームローン15,000百万円を借入(後述)。
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細は割愛(必要データは別途)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当第3四半期累計期間に特記事項なし(前年同期は投資有価証券売却益394百万円)
- 特別損失:当第3四半期累計期間に特記事項なし(前年同期は工場再構築費用64百万円)
- 一時的要因の影響:前年に比べ一時項目は減少し、当期業績は通常営業活動による改善が主体。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:50円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):50円
- 年間配当予想:100円(修正なし)
- 配当利回り:株価未提示のため算出不可(→ –)
- 配当性向:通期予想純利益10,000百万円を母数に概算(配当総額算出には発行株式数で補正が必要)→明示値は記載なし
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:自社株買い等の特記事項なし(自己株式は保有中)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産の増加:期末で+10,278百万円(主に可児工場内のPDC竣工と稼働開始)
- 減価償却費:第3四半期累計で6,835百万円(前年7,106百万円)
- 研究開発:
- R&D費用:明示的記載なし(→ –)
- 主な技術テーマ:高精度・高効率を両立する「Green‑Smart Machine」、自動化・DXソリューションの展開(定性的記載あり)
受注・在庫状況
- 受注状況(第3四半期累計)
- 受注高:173,114百万円(前年同四半期比+13.9%)
- 受注残高:103,058百万円(前年同四半期90,655百万円)
- Book-to-Bill(受注高/売上高):約1.04(173,114/166,508)→ 受注は売上を上回る水準
- 在庫状況:
- 棚卸資産:90,495百万円(前年同期85,631百万円、+4,864百万円)
- 在庫回転日数などの詳細は記載なし(→ –)
セグメント別情報
- 売上高(第3四半期累計、外部顧客)
- 日本:82,194百万円(49.4%)
- 米州:49,074百万円(29.5%)
- 欧州:24,559百万円(14.8%)
- アジア・パシフィック:10,679百万円(6.4%)
- セグメント利益(第3四半期累計)
- 日本:4,581百万円(前年6,657百万円、△31.2%)
- 米州:2,453百万円(前年1,857百万円、+32.1%)
- 欧州:369百万円(前年637百万円、△42.0%)
- アジア・パシフィック:631百万円(前年702百万円、△10.1%)
- セグメント調整(未実現利益消去等):2,405百万円(前期271百万円)
- 解説:
- 日本地域は売上増だが利益率が低下。米州での大型需要や高付加価値案件が利益改善に寄与。
- セグメント調整額が大幅に増加している点(2,405百万円)は報告注記によると未実現利益の消去等。これが営業利益構成に影響。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「中期経営計画2025」に基づき、Green‑Smart Machine、工程集約、脱炭素対応製品・ソリューションの展開を継続。受注・販売面での進展は概ね整合。ただし利益率改善の継続が課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 不確実な米国関税政策、地政学的リスク、インフレ・金利高の影響で中堅・中小顧客は慎重。航空宇宙、防衛、医療機器、半導体、エネルギー関連で堅調な需要。
- 競合比較:本短信に同業他社との定量比較は記載なし(→ –)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正なし):売上220,000百万円(前年比+6.4%)、営業利益14,000百万円(前年比△4.4%)、経常利益14,500百万円(前年比△6.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益10,000百万円(前年比+4.3%)
- 会社予想前提:市場見通しや為替等の詳細前提は添付資料参照(本短信内での詳細は要確認)
- 予想の信頼性:第3四半期の進捗は概ね通期目標に整合。だが後半の納期集中、工場稼働回復状況、原材料・輸送コスト、関税制度の不確実性が下振れリスク。
- リスク要因:為替変動、原材料・輸送コスト、米国等の関税政策、受注から納入までの供給・生産リスク。
重要な注記
- 会計方針:重要な会計方針の変更無し。四半期決算に特有の会計処理あり(税金費用の計算等、注記参照)。
- 期中レビュー:四半期連結財務諸表は任意の期中レビューあり(東陽監査法人による期中レビュー報告書で問題なし)。
- 重要な後発事象:
- 2026年1月23日付でタームローン(シンジケートローン)15,000百万円を借入。借入は江南工場のエンジニアリングセンター等への設備投資資金が目的(トランシェA:5,000百万円・2年、B:5,000百万円・3年、C:5,000百万円・5年、担保・保証無し)。
(注)記載数値は全て会社開示(百万円未満切捨て)に基づく。未記載・不明項目は“–”とした。投資判断につながる助言は行っていない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6103 |
| 企業名 | オークマ |
| URL | https://www.okuma.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.32)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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