2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想比は上振れ(第3四半期の好調を受けて通期業績予想を上方修正)。市場(アナリスト)予想との比較は資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+5.9%、営業利益+81.6%、親会社株主に帰属する四半期純利益+64.0%、対前年同期)。
  • 注目すべき変化:土木・建築ともに大型工事の施工進捗で売上総利益率が大きく改善(例:土木の売上総利益率24.6% → 前年同期14.4%)。
  • 今後の見通し:通期業績予想を上方修正(売上高3,030,000百万円、営業利益228,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益170,000百万円)。第3四半期累計の進捗は売上高70.8%、営業利益75.4%、純利益71.9%で概ね順調。
  • 投資家への示唆:建設事業(国内大型案件)の収益改善が業績押上げの主因。海外開発の売却タイミング変更(米国等)は通期・来期の見通しに影響を与えるため注視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:鹿島建設株式会社
    • 主要事業分野:建設事業(土木・建築)、不動産開発、設計・エンジニアリング等
    • 代表者名:代表取締役会長 兼 社長 押味 至一
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • 土木事業:土木工事
    • 建築事業:建築工事
    • 開発事業等:不動産開発・設計・エンジニアリング等
    • 国内関係会社:建設資機材販売、専門工事、リース、ビル賃貸等
    • 海外関係会社:海外建設事業、開発事業等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):528,656,011株
    • 期中平均株式数(四半期累計):467,213,933株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(2026/2/12)
    • IRイベント:決算説明会資料は2026/2/12に掲載(個別の日程は別途参照)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(第3四半期累計:単位 百万円)
    • 売上高:実績2,146,050(前年同期2,026,390、+5.9%)。通期会社予想(修正後)3,030,000に対する進捗70.8%。
    • 営業利益:実績171,806(前年同期94,608、+81.6%)。通期予想228,000に対する進捗75.4%。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績122,214(前年同期74,509、+64.0%)。通期予想170,000に対する進捗71.9%。
  • サプライズの要因:
    • 国内大型土木・建築工事の施工進捗に伴う売上増と、原価低減・追加変更契約等により売上総利益率が大幅改善。
    • 一方、海外開発の売却時期変更が存在(第4四半期または次期以降へ繰延が増加)。
  • 通期への影響:
    • 第3四半期の好調を受け通期予想を上方修正(前回比:売上高+1.0%、営業利益+12.9%、当期純利益+9.7%)。現時点では会社は通期予想達成見込みと判断。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 総資産:3,576,489百万円(前期末3,454,592百万円、+1,218億円)
    • 純資産:1,350,257百万円(前期末1,277,988百万円、+722億円)
    • 自己資本(参考):1,331,328百万円
  • 収益性(第3四半期累計、対前年)
    • 売上高:2,146,050百万円(+5.9%、+119,660百万円)
    • 営業利益:171,806百万円(+81.6%、+77,198百万円)
    • 営業利益率:8.0%(前年同期約4.7%、業種平均は業種により差異)
    • 経常利益:167,149百万円(+65.1%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:122,214百万円(+64.0%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):261.58円(前年同期157.66円)
  • 収益性指標(通期予想ベースの試算)
    • ROE(通期予想ベース、単純算出)=170,000 / 1,331,328 = 約12.8%(目安:10%以上で優良)※当期純利益(予想)÷自己資本(第3Qの数値)で算出
    • ROA(通期予想ベース)=170,000 / 3,576,489 = 約4.8%(目安:5%以上が良好、やや未達)
    • 営業利益率(第3Q実績)=8.0%
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
    • 売上高進捗率:70.8%
    • 営業利益進捗率:75.4%
    • 純利益進捗率:71.9%
    • 過去同期間に比べ「利益進捗が良好」で、通期目標達成に向けて順調。
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は未作成(資料に記載なし)。
    • 現金及び預金:356,195百万円(流動資産内)
    • 減価償却費:24,093百万円(第3四半期累計)
    • フリーCF等の具体数値は資料に無し(–)。
  • 四半期推移(QoQ):資料は累計比較中心のため、直近四半期のみのQoQは明示なし(–)。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:37.2%(前期36.4% → 0.8pt改善。目安:40%以上で安定、37.2%はやや低めだが改善中)
    • 有利子負債残高:9,459億円(前期末7,920億円、増加)=約945,900百万円(負債増加に注意)
    • 流動比率・負債比率の詳細は資料に明示なし(–)。
  • 効率性・セグメント別
    • セグメント別(第3四半期累計、百万円)
    • 土木事業:売上高314,439、営業利益57,384(売上高前期比+5.4%、営業利益+134.4%)
    • 建築事業:売上高866,859、営業利益64,318(売上高+15.8%、営業利益+79.9%)
    • 開発事業等:売上高49,415、営業利益9,409(売上高+40.7%、営業利益+82.7%)
    • 国内関係会社:売上高279,738、営業利益20,564(増収増益)
    • 海外関係会社:売上高742,544、営業利益19,221(売上高は減少だが営業利益は増加)
    • セグメント別の収益貢献は土木・建築が主導。海外の開発売却遅延が売上にマイナス影響。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 13,839百万円(第3四半期累計で計上)
  • 特別損失:訴訟和解金等を含め合計881百万円(小額)
  • 一時的要因の影響:特別利益が純利益にプラス寄与。恒常的な収益改善は建設事業の採算改善が主で、特別益は補助的。
  • 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的。建設事業の利益改善が継続的に必要。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:56円(実施)
    • 期末配当(予想):76円(修正なし)
    • 年間配当予想:132円(直近公表からの修正 無)
  • 配当性向(想定):年間配当132円 ÷ 通期EPS予想364.11円 ≒ 36.3%
  • 配当利回り:株価情報なしのため算出不可(–)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する記載は今回資料では特になし(ただし自己株式の取得実績あり)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:当期の有形固定資産は増加(前期588,601 → 当期602,988百万円、増加分約14,387百万円)。詳細な設備投資額は明示なし(–)。
  • 減価償却費:24,093百万円(第3四半期累計)
  • 研究開発:R&D費用の明示なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注状況(個別、当第3四半期累計):受注高1,521,134百万円(前年同期1,292,334百万円、+17.7%)
    • 建設事業受注高:2兆1,812億円(=2,181,200百万円、前年同期比+13.0%)※ハイライトベースの表示
    • 国内受注増(公共・民間とも増加)、海外受注は一部増だが開発で地域差
  • 在庫状況(棚卸資産等):販売用不動産・未成工事支出金等の増加により棚卸資産合計は増加(販売用不動産337,172百万円等)。

セグメント別情報(要点)

  • 土木事業:売上高314,439百万円(+5.4%)、営業利益57,384百万円(+134.4%)。大型工事の最盛期で収益率改善(売上総利益率24.6%)。
  • 建築事業:売上高866,859百万円(+15.8%)、営業利益64,318百万円(+79.9%)。大型竣工案件の進捗で寄与(売上総利益率11.8%)。
  • 開発事業等:売上高49,415百万円(+40.7%)、営業利益9,409百万円(+82.7%)。当期引渡し物件の影響。
  • 海外関係会社:売上高はやや減少(7,425億円相当)、ただし建設事業は利益率改善で営業利益は増加。米国等の開発売却のタイミング変更が課題。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の具体数値は本資料に限定的記載だが、土木・建築の高採算案件獲得と海外開発の売却タイミング管理が中期目標達成の鍵。
  • KPI進捗:受注高・繰越高(バックログ)は増加しており、施工基盤は堅持。ただし海外開発の売却の遅延がKPIに影響。

競合状況や市場動向

  • 建設市場:国内は公共投資やデータセンター等で需要は高水準。課題は建設コスト上昇と人手確保。
  • 競合比較:同業他社との相対評価は資料に記載なし(–)。だが受注・売上の増加と利益率改善は競争力が高いことを示唆。

今後の見通し

  • 業績予想(通期、2026年3月期、百万円):
    • 売上高:3,030,000(前期比+4.1%)
    • 営業利益:228,000(+50.1%)
    • 経常利益:226,000(+40.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:170,000(+35.1%)
    • 予想修正:第3四半期決算を受け上方修正(前回売上30,000億→30,300億など)
  • 会社予想の前提条件:為替は2025年12月末時点で1米ドル=156.56円を参照(資料記載)。
  • 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は良好で、会社は達成見込みと判断。ただし海外不動産売却時期等の外部要因に依存。
  • リスク要因:建設コスト高、人員不足、為替変動、金利および不動産市況(特に米国)による開発売却の遅れ。

重要な注記

  • 会計方針変更:該当なし。
  • 連結範囲の変更:当四半期に新規連結子会社5社の追加、1社除外あり。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は未作成(資料記載)。
  • 不明項目は“–”で表記。

(注)本サマリーは開示資料に基づく要約・計算を含みます。投資助言は行いません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1812
企業名 鹿島建設
URL http://www.kajima.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.36)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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