2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側の期中予想(当該連結会計年度の会社予想)は短信本文に明示されておらず、会社予想との比較は不可。市場予想も資料に記載なし(会社予想未開示/市場予想不明)。
  • 業績の方向性:増収増益。売上高254,674百万円(前年から+0.6%)、営業利益27,991百万円(+27.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益23,688百万円(+37.7%)。
  • 注目すべき変化:売上は小幅増に留まる一方、売上総利益率・営業利益率が改善し利益拡大(売上総利益 +18.1%)。特に建築設備事業の受注・利益貢献が大きい。繰越受注高(期末受注残)も250,794百万円で+19.0%と積み上がり。
  • 今後の見通し:2027年3月期予想は売上260,000百万円(+2.1%)、営業利益29,500百万円(+5.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益25,300百万円(+6.8%)を提示。現況の受注残や利益率改善の継続が前提であり、達成可能性は概ねあるが、資機材調達・労務費・一部分野の受注不透明性がリスク。
  • 投資家への示唆:高い自己資本比率とROE、積み上がる受注残が強み。一方で営業キャッシュ・フローの減少(前期比大幅減)や機械システム事業の採算悪化は注視点。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:三機工業株式会社
    • 主要事業分野:建築設備工事(ビル空調衛生・産業空調・電気設備・ファシリティ等)、機械システム(搬送・物流設備等)、環境システム(上下水・廃棄物処理等)、不動産賃貸・管理
    • 代表者名:代表取締役社長 名古屋 和宏
    • 問合せ先:取締役専務執行役員経理本部長 川辺 善生(TEL)03-6367-7084
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年5月14日
    • 対象会計期間:連結 2025年4月1日~2026年3月31日(2026年3月期)
    • 決算補足説明資料の有無:有(決算説明会も開催)
  • セグメント:
    • 建築設備事業:ビル空調衛生、産業空調、電気設備、ファシリティシステム等
    • 機械システム事業:搬送システム・搬送機器等の製造販売
    • 環境システム事業:上下水道施設、廃棄物処理施設等(官公庁案件含む)
    • 不動産事業:保有不動産の賃貸・建物管理
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:160,983,468株(注:2026年5月1日付で1株→3株の分割実施。前期数は分割前の数字を基に補正)
    • 時価総額:–(短信中に期末株価は記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日:2026年6月24日
    • 配当支払開始予定日:2026年6月25日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年6月23日
    • 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 売上高:254,674百万円(会社予想との比較:会社予想未開示)
    • 営業利益:27,991百万円(会社予想との比較:会社予想未開示)
    • 純利益:23,688百万円(会社予想との比較:会社予想未開示)
  • サプライズの要因:短信上の明示はなし。利益上振れは主に売上総利益の拡大(完成工事総利益の増加)および受注・施工時の利益改善(建築設備事業での利益率改善)による。
  • 通期への影響:当期は増益で着地。会社は翌期(2027年3月期)予想を提示しており、当期の受注残増加は翌期業績を支えるが、資機材調達・労務費上昇等のリスクは残る。短信に業績予想の修正は記載なし(当期決算確定)。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 会社予想が短信本文に明示されていないため「会社予想未開示」と記載し、差分計算は省略。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 売上高:254,674百万円(前期比 +0.6%、増加額 +1,538百万円)
    • 営業利益:27,991百万円(前期比 +27.9%、増加額 +6,098百万円)
    • 経常利益:29,287百万円(前期比 +26.9%、増加額 +6,215百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:23,688百万円(前期比 +37.7%、増加額 +6,485百万円)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):153.51円(前年108.77円、前期比 +41.1%)
  • 収益性指標(資料記載値)
    • ROE(自己資本当期純利益率):20.8%(目安:8%以上で良好 → 20.8%は優良水準)
    • 総資産経常利益率:13.9%(目安:5%以上で良好 → 13.9%は良好)
    • 営業利益率:11.0%(高水準)
  • キャッシュフロー(連結)
    • 営業CF:13,167百万円(前期29,725百万円、増減額 △16,558百万円、前期比 -55.7%)
    • 投資CF:△1,338百万円(前期 1,897百万円、増減額 △3,235百万円、前期比 -170.5%)
    • 財務CF:△16,068百万円(前期 △11,398百万円、増減額 △4,670百万円、前期比 -41.0%)
    • フリーCF(営業CF – 投資CF):13,167 – (△1,338) = 14,505百万円(投資CFがマイナス=払出。注:一部表現で符号扱い注意)
    • 現金及び現金同等物残高:39,784百万円(前期比 △4,064百万円、前期比 -9.3%)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF 13,167 ÷ 親会社株主に帰属する当期純利益 23,688 ≒ 0.56(目安: 1.0以上が健全 → 0.56は低下)
  • 四半期推移(QoQ):四半期データは短信に四半期別の数値は示されていないため記載不可(–)。
  • 財務安全性
    • 総資産:219,483百万円(↑9.3%)
    • 純資産:121,437百万円(↑14.2%)
    • 自己資本比率:55.3%(目安: 40%以上で安定 → 55.3%は安定水準)
    • 流動負債:85,030百万円、流動資産:149,986百万円 → 流動比率は良好(具体比率の明示値なし)
  • 効率性:総資産回転率等の記載なし(–)
  • セグメント別(主要)
    • 建築設備事業:売上 212,908百万円(+1.9%)、セグメント利益 28,054百万円(+36.5%)
    • 機械システム事業:売上 9,767百万円(△10.7%)、セグメント損失 △918百万円(前期△614百万円、損失拡大)
    • 環境システム事業:売上 30,107百万円(△3.8%)、セグメント利益 1,146百万円(△35.9%)
    • 不動産事業:売上 2,655百万円(+2.4%)、セグメント利益 837百万円(△7.4%)
  • 財務の解説:売上は小幅増に留まるが、完成工事総利益率の改善と受注構成の改善により営業・経常利益が大きく伸長。自己資本増加と有価証券評価差額の増加で純資産が増加。営業CFは前期比で減少し、税金等の支払増および売上債権・契約資産の増加が主因。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 3,627百万円(前期1,114百万円、増加)
  • 特別損失:減損損失 69百万円等、合計252百万円(前期960百万円→減少)
  • 一時的要因の影響:特別利益の増加が税引前当期純利益を押し上げた要因の一つ(税引前利益 32,662百万円)。特別損失は小幅で継続性は低いと見られる(短信記載の範囲)。
  • 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的性格が強く、継続的な主要稼ぎ頭とは言えない。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期(実績、分割前表示):第2四半期末 82.50円、期末 112.50円、年間合計 195.00円(配当金総額 9,996百万円、連結配当性向 42.3%)
    • 2027年3月期(予想、分割後表示):第2四半期末 32.50円、期末 32.50円、年間合計 65.00円(連結配当性向(予想) 39.2%)
    • 配当利回り:株価情報が短信にないため記載不可(–)
    • 配当性向:2026年度 42.3%(連結)
  • 特別配当の有無:なし(記載なし)
  • 株主還元方針:中期経営計画では純資産配当率(DOE)5.0%以上、自己株式取得(目標)等を掲げている。自己株式取得の実績あり(当期も取得実施)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 当連結会計年度の有形固定資産取得による支出:1,681百万円(キャッシュ・フロー明細)
    • 減価償却費:2,007百万円(損益計算書)
  • 研究開発:
    • R&D費用等の明示的金額は短信に記載なし(–)
    • 記載の主な開発テーマ:フレキシブルダクト施工ロボット、複合機能計測ロボット、2Dから3D自動生成ソフト「S-TRANDIM™」等(金額不明)

受注・在庫状況(該当)

  • 受注状況(連結)
    • 受注高:294,738百万円(前期比 +11.2%、増加額 +29,773百万円)
    • 期末繰越受注高(受注残):250,794百万円(+19.0%、+40,063百万円) → 翌期の売上基盤として評価可能
    • 海外受注高:4,402百万円(総受注高比 1.5%)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(原材料及び貯蔵品等):1,160百万円(前期901百万円、増加)
    • 在庫回転日数等の記載なし(–)

セグメント別情報

  • セグメント別ハイライト(連結、対前期)
    • 建築設備事業:受注 262,480百万円(+20.1%)、売上 212,908百万円(+1.9%)、セグメント利益 28,054百万円(+36.5%) — 主要成長ドライバー
    • 機械システム事業:受注 8,324百万円(△23.9%)、売上 9,767百万円(△10.7%)、セグメント損失 △918百万円(損失拡大)
    • 環境システム事業:受注 22,024百万円(△34.1%)、売上 30,107百万円(△3.8%)、セグメント利益 1,146百万円(△35.9%)
    • 不動産事業:受注 2,655百万円(+2.4%)、売上 2,655百万円(+2.4%)、セグメント利益 837百万円(△7.4%)
  • 地域別売上:国内売上が全体の90%超のため地域別詳細は省略(短信のまま)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画2027(~2027年度)目標(短信抜粋)
    • 2027年度目標:売上高 300,000百万円、営業利益 30,000百万円、営業利益率 10.0%、EPS(分割前)430円以上
    • 期間目標(2025~2027):ROE 16.0%以上、成長投資 500億円程度、DOE 5.0%以上、自己株式取得 400万株程度
  • 今回の実績との整合性:
    • 当期ROE 20.8%は中期目標を上回る水準。受注残増加も中期目標達成に寄与する見込み。ただし設備投資や成長投資の執行状況、資本コスト上昇(会社は株主資本コストを8~9%に上昇と認識)への対応が重要。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:短信内に同業他社との定量比較はなし(–)
  • 市場動向(短信記載事項)
    • 建設投資は、半導体製造工場やデータセンター等を中心に堅調
    • 脱炭素・省エネニーズや自動化・省人化ニーズが高まり、環境・機械分野での製品・提案力が重要
    • 一部分野(例:二次電池設備関連の投資環境)は不透明で、機械システム事業の受注に影響

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示された事項のみ箇条書き)

  • 短期的成長分野:
    • 建築設備(大型都市再開発、データセンター、産業空調等)で受注好調
    • 省エネルギー製品(エアロウイング®等)の拡販
    • 不動産の賃貸収入増加
  • 中長期的成長分野:
    • 中期経営計画2027で掲げる「深化と共創」に基づく事業強化
    • 自動化・省人化事業(物流・搬送設備等)、および海外展開(例:マレーシアの持分法適用関連会社化)
    • ソフトウェア・ロボット等のデジタル化・生産性向上投資(S-TRANDIM™等)
  • リスク要因(短信に明記されたもののみ):
    • 労務費・資機材価格の上昇
    • 中東情勢等による資機材調達リスク(納期長期化)
    • 一部事業(機械システム、二次電池関連)の受注環境の厳しさ
    • 為替・金利上昇による資本コスト上昇(注:会社は株主資本コストの上昇を認識)

注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信記載の変数のみで言及)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
    • 会社は2027年3月期に売上260,000百万円、営業利益29,500百万円を予想。現時点(2026年実績)は売上254,674百万円、営業利益27,991百万円。受注残250,794百万円の水準は翌期の売上基盤に寄与するため、数値的には達成可能性はあるが、資機材・労務コストや機械システム事業の回復が前提。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド(短信記載分):
    • 受注高:+11.2%(294,738百万円)/繰越受注高:+19.0%(250,794百万円)→ 注力分野での受注積み増しが進む
    • 営業CF:▲55.7%(低下)→ キャッシュ創出力の一時的低下を注視
  • ガイダンス前提条件の妥当性:
    • 会社は中期計画達成に向け資本収益性を重視。為替・原材料価格等の具体前提は短信に明示されていないため妥当性評価は限定的(前提不明)。
  • その他注視点:
    • 機械システム事業の採算改善(現状は損失)と、環境システム事業の事業提案力強化(DBO案件増加)状況
    • 営業CFの回復(売上債権・契約資産管理)と投資資金の確保状況
    • マレーシア子会社(ES Matrix社)取得による海外事業の寄与度(取得価額非開示)

今後の見通し

  • 業績予想(会社発表)
    • 2027年3月期(連結予想):売上高 260,000百万円(+2.1%)、営業利益 29,500百万円(+5.4%)、経常利益 30,000百万円(+2.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 25,300百万円(+6.8%)
    • 予想の修正有無:当期決算発表としての修正はなし(新たに翌期予想を提示)
    • 会社予想の前提条件:短信本文で為替・原油等の具体前提は明示されていない(–)
  • 予想の信頼性:当期の受注残増加・利益率改善を踏まえると一定の裏付けはあるが、機械システム事業の受注回復や資機材・労務費の動向が鍵。
  • リスク要因(短信に記載のもの)
    • 資機材の調達遅延や価格上昇、労務費上昇
    • 特定分野(例:二次電池関連)での投資不確実性
    • 金利上昇による資本コスト上昇(会社は株主資本コストを8~9%と認識)

重要な注記

  • 会計方針:期中の連結範囲、会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示はいずれも「無」と明記。
  • その他重要な告知:
    • 株式分割:2026年5月1日効力で1株→3株の株式分割を実施(発行済株式数は分割後160,983,468株)
    • マレーシアのES Matrix社の株式40%を取得(持分法適用関連会社化、取得日 2026年5月13日、取得価額は非開示)
    • 決算短信は監査対象外(公認会計士等の監査の対象外)との記載あり。

(注記)

  • 不明な項目は "–" と記載しました。
  • 数値はすべて短信本文記載の連結金額。前年同期比は短信数値に基づき表示。
  • 本資料は提供された決算短信の内容を整理したものであり、投資助言を目的としたものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1961
企業名 三機工業
URL http://www.sanki.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.50)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。