2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社による2026年3月期(当期)通期の事前会社予想は本短信に明示されておらず、「会社予想未開示」のため、会社予想との達成率算出は不能。ただし開示された実績は市場想定レンジに対して「上振れ」の可能性(増収増益)を示唆する水準。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高:83,797百万円、+24.7%、営業利益:5,827百万円、+58.4%、親会社株主に帰属する当期純利益:4,165百万円、+72.9%)。
  • 注目すべき変化:補修工事(補修補強)分野の売上・受注が大幅増(売上高で+81.2%/受注高で+29.3%)となり、事業ポートフォリオの収益寄与が変化。
  • 今後の見通し:2027年3月期会社予想は売上高80,500百万円(▲3.9%)、営業利益5,500百万円(▲5.6%)と保守的に見直し、単年度の大型案件依存を抑えた「安定収益」体制構築を志向。通期目標達成可能性は大型案件進捗に左右されるため注意が必要。
  • 投資家への示唆:① 単年度の業績は大型案件や災害復旧工事の進捗に左右されやすい点、② 資材・労務費上昇と人材確保課題が利益率維持のキー、③ 中期経営計画2026でリニューアル(補修・更新)や地盤改良を強化する方針は中長期の安定化に資する点を注視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 日特建設株式会社
    • 主要事業分野: 法面工事、基礎・地盤改良工事、補修補強(リニューアル)を中心とする土木・建設事業
    • 代表者名: 代表取締役社長 上 直人
    • 上場コード/市場: 1929(東)
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年5月11日
    • 対象会計期間: 2025年4月1日~2026年3月31日(2026年3月期:通期、連結)
    • 決算説明会資料: 作成有 / 決算説明会: 有
  • セグメント:
    • 単一セグメント(建設事業)。商品資材販売等は重要性に乏しく開示省略。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式): 41,774,899株(2026年3月期)
    • 期中平均株式数: 41,763,468株(2026年3月期)
    • 自己株式数(期末): 5,622株
    • 時価総額: –(短信に明示なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日: 2026年6月24日
    • 配当支払開始予定日: 2026年6月25日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2026年6月23日
    • IRイベント: 決算説明会(実施予定)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は未開示のため差分算出不可):
    • 売上高: 83,797百万円(会社予想未開示)
    • 営業利益: 5,827百万円(会社予想未開示)
    • 純利益(親会社株主帰属): 4,165百万円(会社予想未開示)
  • サプライズの要因:
    • 災害復旧・防災関連工事や大型案件の進捗が寄与(法面工事の進捗が特に貢献)。受注段階での採算性確認、施工段階での原価・工程管理、設計変更・追加工事対応が機能し売上総利益率が改善。
  • 通期への影響:
    • 2027年3月期は大型案件の反動を織り込んで保守的な予想(売上・営業利益ともに減額見込み)。通期達成は案件構成・進捗に依存。
  • 対会社予想差分(会社予想未開示のため差分計算省略)

財務指標

  • 財務諸表(要点、百万円)
    • 売上高(連結): 83,797(前期67,216、増減 +16,581)
    • 営業利益(連結): 5,827(前期3,679、増減 +2,148)
    • 経常利益(連結): 6,035(前期3,764、増減 +2,271)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益(連結): 4,165(前期2,408、増減 +1,757)
    • 総資産: 62,395(前期56,946、増減 +5,449)
    • 純資産: 37,961(前期34,567、増減 +3,393)
    • 現金及び現金同等物期末: 17,699(前期18,151、減少 ▲452)
  • 収益性:
    • 売上高: 83,797百万円、前年同期比 +24.7%(+16,581百万円)
    • 営業利益: 5,827百万円、前年同期比 +58.4%(+2,148百万円)、営業利益率 7.0%(良好)
    • 経常利益: 6,035百万円、前年同期比 +60.3%(+2,271百万円)
    • 純利益(親会社株主): 4,165百万円、前年同期比 +72.9%(+1,757百万円)
    • 1株当たり当期純利益(EPS): 99.75円、前年同期比 +72.9%
  • 収益性指標:
    • ROE(自己資本当期純利益率): 11.6%(目安: 8%以上で良好 → 11.6% は良好)
    • ROA(総資産経常利益率): 7.0%(目安: 5%以上で良好 → 7.0% は良好)
    • 営業利益率: 7.0%(建設業として堅調)
  • キャッシュフロー(連結、百万円)
    • 営業CF: 3,471(前期4,513、前年同期比 ▲23.1%)
    • 投資CF: ▲1,766(前期▲4,005、投資の減少)
    • 財務CF: ▲2,192(前期▲1,961、配当支払増が主因)
    • フリーCF: 営業CF − 投資CF = 1,705百万円
    • 営業CF/純利益比率: 3,471 / 4,165 = 0.83(目安1.0以上で健全、現状は0.83でやや弱い)
    • 現金同等物残高: 17,699百万円(前期18,151百万円、▲452百万円)
  • 四半期推移(QoQ): 四半期データは本短信に四半期推移の詳細記載なしため省略
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率(連結): 60.4%(安定水準)
    • 有利子負債: 金額は明示なし(長期借入金残高は351→168百万円減少等)
    • 流動比率: –(計算に必要な短期負債分解の明記はあるが算出値は短信に未提示)
  • 効率性:
    • 総資産回転率等の明示値は無し(計算は可能だが短信ベースの主要指標は上記参照)
  • セグメント別:
    • 単一セグメント(建設事業)。受注・売上・繰越高の内訳は下記「受注・在庫状況」を参照。
  • 財務の解説: 売上増に加え採算確認・原価管理の徹底、補修工事(麻生フオームクリート子会社含む)寄与で粗利率向上。投資は機械装置購入や能登の拠点開設等。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益: 投資有価証券売却益 2百万円、固定資産売却益 5百万円(合計7百万円)
  • 特別損失: 固定資産除却損 51百万円、減損損失 26百万円(合計77百万円)
  • 一時的要因の影響: 特別損益は合計で差し引き小幅影響(特別益7 – 特別損失77 = 純▲70百万円程度)。経常ベースの改善が主因であり、一時項目を除いても増益は明確。
  • 継続性の判断: 減損等は特定資産に係るもので恒常性は限定的と見られるが、詳細は注記参照。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期(当期): 中間配当 22円、期末配当 27円、年間配当 49円、配当総額 2,046百万円
    • 配当性向(連結): 49.1%(当期)、純資産配当(配当/純資産): 5.7%
    • 2027年3月期(会社予想): 中間22円、期末28円、年間50円(増配予定)
  • 特別配当: 無
  • 株主還元方針: DOE現状維持、累進配当を維持すると明示。自社株買いの言及は該当期で無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産取得額(連結): 1,260百万円(当期、前期1,339百万円)
    • 主な投資内容: 能登地域の復旧・復興工事拠点(能登工事事務所、建物等)、地盤改良用機械装置の購入など
    • 減価償却費(連結): 1,070百万円
  • 研究開発:
    • R&D費用(個別注記): 調査研究費 479百万円(個別)※連結としての明示値は短信に記載なし
    • 主な研究開発テーマ(短信記載): 建設のオートメーション化、環境負荷低減技術、現場技術の定着等(中期経営計画2026内で開発テーマ明示)

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況(連結、百万円)
    • 受注高合計: 81,056(前年77,861、+4.1%)
    • 基礎・地盤改良工事: 25,970(▲4.4%)
    • 法面工事: 38,971(+3.5%)
    • 補修工事: 9,632(+29.3%)
    • Book-to-Bill(受注高/売上高): 81,056 / 83,797 = 0.97(概算、1.0未満)
  • 売上高(セグメント別、連結、百万円)
    • 基礎・地盤改良工事: 26,988(+7.7%)
    • 法面工事: 37,072(+20.4%)
    • 補修工事: 12,654(+81.2%)
    • 合計売上高: 83,797(+24.7%)
  • 繰越高(受注残)
    • 受注残合計: 58,176(前期60,917、▲4.5%)
    • 補修工事の繰越は減少(▲38.5%)が見られるが、売上貢献は当期に集中
  • 在庫(棚卸等): 棚卸資産等の詳細は個別注記だが、材料貯蔵品は増加(連結889百万円、前期807百万円)

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 単一セグメント(建設事業)。重要な顧客集中はなし(売上の10%以上を占める単一顧客は無し)
  • 前年同期比較:
    • 法面・補修分野が大幅伸長、基礎・地盤改良は一部減速(受注面)
  • セグメント戦略:
    • 中期経営計画2026にて「法面工事」「基礎・地盤改良工事」「リニューアル工事」の三本柱確立を掲げ、補修→リニューアル領域の再整理を推進

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画2026(2026〜2028):
    • 目的: 現場力強化、事業ポートフォリオの再構築、人財育成、DX推進
    • 3か年平均目標(2027/3-2029/3予想): 売上高815億円(+9.7% vs 直近実績3年平均)、営業利益57億円以上(+23.9%)
    • 長期ビジョン2035: 売上高1,500億円、営業利益120億円、時価総額1,000億円
  • KPI達成状況:
    • 当期は中期計画の最終年度(2023計画)からの移行期間であり、売上・利益は増加。中期2026の基盤形成に向けた取り組みを開始。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 同業他社との直接比較数値は短信に記載無し(業界トレンドとしては公共投資・インフラ更新需要が追い風)
  • 市場動向: 国土強靭化、インフラ老朽化対応、防災・減災関連需要が継続。資材・エネルギー価格や人件費の上昇がリスクとして存在。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている内容のみ)

  • 短期的な成長分野:
    • 災害復旧・防災関連工事(能登半島地震復旧等)
    • 補修工事(リニューアル需要、補修補強)
    • 鉄道関連や社会インフラ(北海道新幹線延伸等)
  • 中長期的な成長分野:
    • 基礎・地盤改良事業の強化
    • リニューアル工事領域の確立(下水道管路メンテナンス等含む)
    • 建設のオートメーション化・DX推進・環境負荷低減技術
    • 近未来プロジェクトによる新規事業探索
  • リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
    • 資材価格・エネルギー価格の高騰
    • 労務費上昇と人材不足
    • 国際情勢・地政学的リスク(中東情勢等)
    • 単年度の大型案件依存による業績変動

注視ポイント

(次四半期に向けた論点、短信本文に記載のある変数のみ)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
    • 2027年3月期会社予想:売上80,500百万円、営業利益5,500百万円(当期実績比 売上▲3.9%、営業利益▲5.6%)。会社は大型案件による反動を織り込んでいるため、今後の受注・大型案件進捗が鍵。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:
    • 受注高は+4.1%、売上は+24.7%、営業利益は+58.4%と改善。補修工事の売上成長が顕著。
  • ガイダンス前提条件の妥当性:
    • 会社は資材高について、短期工期中心で見積への反映は早いとし影響は限定的と説明。ただし資材・エネルギー価格の追加上昇や納期遅延はリスク。
  • その他注視点:
    • 人材確保と現場力強化、DX展開の進捗が収益性維持の重要要素。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2027年3月期(会社予想、連結): 売上高80,500百万円(▲3.9%)、営業利益5,500百万円(▲5.6%)、経常利益5,500百万円(▲8.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,700百万円(▲11.2%)。
    • 会社予想の修正有無: 当短信時点で2027年見通し提示。2026年実績との比較から保守的見通しを提示。
    • 会社予想の前提条件: 市場環境(資材・エネルギー価格等)の想定については「工期が比較的短く見積価格へ反映されやすい」ことを前提としている旨の記載。
  • 予想の信頼性:
    • 過去の業績は大型案件の進捗で変動するため、通期予想は案件構成次第で変動しやすい(会社自身も安定化を目標に中期計画を策定)。
  • リスク要因:
    • 為替・原材料価格上昇、資材納期遅延、人材不足、大型案件の進捗遅延等が業績に影響。

重要な注記

  • 会計方針: 会計基準の改正・見直し等の重要な変更は無し(短信注記)。
  • その他: 子会社の組織再編・M&A等については中期計画内で検討している旨の言及ありが、当期の連結範囲変更は子会社取得(麻生フオームクリートが前期末子会社化)反映済み。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1929
企業名 日特建設
URL http://www.nittoc.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.52)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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