2026年5月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 第3四半期累計は会社業績の順調な進捗を受けて会社が通期予想の下限を引上げ(売上高下限 +1.6%、調整後営業利益下限 +17.3%)。会社予想に対して「上振れ(通期見通しの上方修正)」と判断できる進捗。
- 業績の方向性: 増収増益(第3四半期累計 売上高 +26.1%、調整後営業利益 +131.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +142.1%)。
- 注目すべき変化: Bill Oneを中心とするAX領域の高成長(Bill One 売上高累計 +40.7%)と、営業利益率の大幅改善により調整後営業利益が大幅増加。自己資本比率も31.2%→37.7%へ改善(資本体質の強化)。
- 今後の見通し: 通期見通しは上方修正済(売上高レンジ 53,571~54,003 百万円、調整後営業利益 8,035~8,640 百万円)。第3四半期時点の進捗は良好で、下限ベースでは達成可能性が高い状況。
- 投資家への示唆: AI(AX)需要と既存サービスのストック収益拡大が想定より強く、短中期の収益性改善が顕著。営業損益以下(純利益等)は株式報酬等で変動し得る点、及び第4四半期に計上見込みの関係会社株式売却益(ログミー売却)額が未確定である点に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: Sansan株式会社
- 主要事業分野: 法人向け名刺管理・ビジネスデータベース(Sansan)、経理AXサービス(Bill One)、名刺アプリ等(Eight)等のクラウドソフトウェアおよび関連サービス提供(AX:AIトランスフォーメーション領域に注力)
- 代表者名: 代表取締役/CEO 寺田 親弘
- 問合せ先: 取締役/執行役員/CFO 橋本 宗之(TEL 03-6758-0033)
- 報告概要:
- 提出日: 2026年4月10日
- 対象会計期間: 2026年5月期 第3四半期累計(2025年6月1日~2026年2月28日)
- セグメント:
- Sansan/Bill One事業: 法人向け名刺管理(Sansan)、経理AX(Bill One)、Contract One等
- Eight事業: 名刺アプリ「Eight」関連(BtoC/BtoB)
- その他: グループ子会社等(ナインアウト等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数: 126,780,856株(2026年5月期3Q)
- 中間平均との差等・時価総額: –(時価総額は短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期決算発表: 2026年5月期通期発表時(期末)
- その他(株主総会・IR等): –(短信に別途記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期レンジ。四半期累計に対する会社四半期別予想は開示されていないため「達成率」は通期予想に対する進捗として算出)
- 売上高: 第3四半期累計 39,265 百万円(会社通期レンジ下限 53,571 百万円に対する進捗率 73.3%)
- 営業利益(注:短信は「調整後営業利益」を主要指標とする): 調整後営業利益 第3四半期累計 6,087 百万円(通期下限 8,035 百万円に対する進捗率 75.8%)
- 純利益: 会社の通期純利益予想は開示していないため「会社予想との達成率」は算出不可(会社予想未開示)
- サプライズの要因:
- Bill Oneの高成長、Sansanの契約件数増加・ストック売上の拡大、売上総利益率の改善、人件費率の低下等により調整後営業利益が想定以上に拡大。
- マーケティング投資(テレビCM強化等)を行いながらも、収益性が改善している点が要因。
- 通期への影響:
- 第3四半期までの進捗を踏まえ会社は通期レンジの下限を上方修正(売上高下限 +1.6%、調整後営業利益下限 +17.3%)。現状の進捗では通期見通し達成の可能性は高いと判断(ただし営業損益以下は変動要因あり)。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想は通期レンジのみ開示されており、四半期累計に対する会社の段階別予想は開示されていないため、四半期累計と会社予想の直接差分(絶対額・予想比率)は「会社予想未開示」のため省略。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 売上高(第3四半期累計): 39,265 百万円(前年同期比 +26.1% / 前年同期差分 +8,128 百万円)
- 売上総利益: 34,505 百万円(前年同期比 +27.8%)
- 調整後営業利益: 6,087 百万円(前年同期比 +131.1%)
- 営業利益: 5,947 百万円(前年同期比 +214.5%)
- 経常利益: 5,937 百万円(前年同期比 +220.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 4,109 百万円(前年同期比 +142.1%)
- 1株当たり四半期純利益(基本): 32.49 円(前年同期 13.47 円、前年同期比 +141.2%)
- 売上総利益率(累計): 87.8%(計算値: 34,505 / 39,265)。参考: 四半期ベースで87.6%(短信本文)。
- 営業利益率(営業利益/売上高): 15.1%(5,947 / 39,265)
- 収益性指標
- ROE(参考値): 22.8%(計算: 親会社株主に帰属する四半期純利益 4,109 / 参考自己資本 18,032 百万円) — 良好(目安: 8%以上で良好、10%以上で優良)
- ROA(参考値): 8.6%(計算: 4,109 / 総資産 47,807 百万円) — 良好(目安: 5%以上)
- 営業利益率: 15.1%(業種平均との比較は業種により異なるが、SaaS/クラウド事業としては高水準)
- 進捗率分析(通期レンジ下限を基準)
- 通期売上高進捗率: 73.3%(39,265 / 53,571)
- 通期調整後営業利益進捗率: 75.8%(6,087 / 8,035)
- 通期純利益進捗率: 会社予想未開示のため算出不可
- コメント: 通期下限に対する進捗は概ね順調で、下期に集中しない限り通常ペースを上回る進捗
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は「作成していない」と明記(詳細CF数値は短信に作成無し)。
- 現金及び預金(貸借対照表): 29,938 百万円(前連結年度末 31,172 百万円、差分 ▲1,234 百万円)
- フリーCF 等の具体数値: –(未作成)
- 営業CF/純利益比率: –(営業CF未提示のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ)
- 直近期の単独四半期売上高は増加傾向(四半期ベースの前年同期比等は短信内の表参照)。QoQ変化率は短信内に明確な四半期別比較の数値が限定的なため個別算出は省略。
- 財務安全性
- 総資産: 47,807 百万円(前連結会計年度末比 ▲177 百万円)
- 純資産: 19,070 百万円(前連結会計年度末比 +3,029 百万円)
- 自己資本比率: 37.7%(前期 31.2%、前期比 +6.5 ポイント) — 安定水準(目安: 40%超はより安定)
- 流動負債合計: 24,889 百万円(前期比 ▲2,903 百万円)
- 効率性
- 減価償却費: 664 百万円(前年同期 716 百万円、前年同期比 ▲7.3%)
- セグメント別(後掲セグメント詳細参照)
- Sansan/Bill One事業が売上・利益の主力。Eight事業は高成長だが四半期ベースでは投資影響あり。
特別損益・一時的要因
- 特別利益(第3四半期累計): 46 百万円(新株予約権戻入益 29 百万円 等)
- 特別損失(第3四半期累計): 76 百万円(固定資産除却損 7 百万円 等)
- 一時的要因の影響:
- 前期計上の「株式売却契約損失引当金」減少(短信内で引当金の取崩しや減少が記載されている点が期間差に影響)。
- 第4四半期にログミー株式会社の株式譲渡に伴う関係会社株式売却益を特別利益として計上する見込み(譲渡価格 1,650 百万円、売却益金額は精査中)。この金額は一時的に純利益を押し上げる可能性あり。
- 継続性の判断: ログミー売却益は一時的要因(非継続的)。株式報酬関連費用等は継続的に変動要因となり得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 0.00 円(2026年5月期)
- 期末配当(予想): 0.00 円
- 年間配当予想: 0.00 円(直近公表予想から修正無し)
- 配当利回り: –(株価ベースでの算出値は短信に記載なし)
- 配当性向: –(通期純利益予想が開示されていないため算出不可)
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載はなし(短信では言及無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 設備投資額(当第3四半期累計): –(短信に具体的設備投資額の記載なし)
- 減価償却費: 664 百万円(前年同期比 ▲7.3%)
- 研究開発:
- R&D費用: –(短信に金額開示無し)
- 主な研究開発テーマ: AIを活用した機能開発強化(AX領域での機能開発、Bill One / Sansan のAI活用強化が明示)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: –(受注高・受注残は短信に開示無し)
- 在庫状況: –(該当指標は該当せず/開示無し)
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3四半期累計: 2025/6/1~2026/2/28)
- Sansan/Bill One事業:
- 売上高: 34,325 百万円(前年同期比 +25.2%)
- 調整後営業利益: 5,939 百万円(前年同期比 +121.8%)
- 「Sansan」売上高: 23,026 百万円(前年同期比 +17.9%)
- 契約件数: 11,807 件(前年同期比 +12.8%)
- 契約当たり月次ストック売上高: 210 千円(前年同期比 +1.4%)
- 直近12か月平均月次解約率: 0.54%(前年同期比 +0.1pt、依然低水準)
- 「Bill One」売上高: 9,876 百万円(前年同期比 +40.7%)
- MRR: 1,156(前年同期比 +36.8%)
- 有料契約件数: 4,924 件(前年同期比 +36.1%)
- 直近12か月平均月次解約率: 0.30%(前年同期比 ▲0.1pt)
- Eight事業:
- 売上高: 4,791 百万円(前年同期比 +38.5%)
- 調整後営業利益: 254 百万円(前年同期比 +542.3%:累計ベース。ただし当期間単独では投資で減益)
- 「Eight Team」契約件数: 5,966 件(前年同期比 +13.9%)
- その他:
- 売上高: 191 百万円(短信合計と整合)
- 地域別売上: –(国内/海外比の具体数値は短信に記載無し)
- セグメント戦略: AI機能強化、営業体制強化、販売手法多様化、イベント開催拡大等を継続
中長期計画との整合性
- 中期経営計画との整合:
- 2027年5月期の調整後営業利益率方針を従来の18%~23%から20%~23%へ引上げ(業績進捗を踏まえた上方修正)。中期計画との整合性は「収益性改善→方針上方修正」で整合的。
- KPI達成状況:
- 契約件数やMRR等のKPIは増加トレンド(Sansan契約数、Bill One MRR、有料契約数のYoY増加が記載あり)。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 短信は市場シェア等を主に自社優位性で言及(例: Sansanは法人向け名刺管理で市場シェア 85.8% と記載)。具体の他社比較数値は短信に限定的記載。
- 市場動向: AI関連投資拡大、業務改革市場拡大見通し(2025→2030でグローバル成長、国内AIシステム市場の拡大等が引用され、AX需要増を追い風とする旨を記載)。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的な成長分野:
- Bill One の高成長(有料契約件数増、MRR増)
- AIを活用した新機能の開発・販売開始
- テレビCM等によるマーケティング強化(認知向上)
- 中長期的な成長分野:
- AX(AIトランスフォーメーション)領域への注力(データインフラとしての価値提供)
- 中期経営計画に基づく調整後営業利益率目標の引上げ(2027年目標 20%~23%)
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 営業損益以下(特に株式報酬関連費用や一部営業外損益等)が当社株価水準等により大きく変動する可能性
- 業績見通しは複数の前提に基づくため、実際の業績が大きく異なる可能性がある旨の注記
注視ポイント
(次四半期に向けた論点、短信本文に記載の変数のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性: 第3四半期累計の売上進捗 73.3%、調整後営業利益進捗 75.8%(通期下限基準)で順調。下期で大きな下振れが無ければ達成可能と判断されるが、株式報酬等の変動要因に注意。
- 主要KPIの前期同期比トレンド: Sansan契約件数 +12.8%、Bill One 有料契約件数 +36.1%、MRR +36.8% 等、堅調な増加が継続。
- ガイダンス前提条件の妥当性: 通期予想修正の主因は第3四半期の実績好調。営業損益以下の変動要因(株式報酬等)について会社は予想数値開示を限定している点を前提として注意。
- その他注視点: 第4四半期に計上予定のログミー株式譲渡に伴う関係会社株式売却益(特別利益)の金額精査が完了するかどうか。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年5月期): 売上高 53,571~54,003 百万円(前年比 +24.0%~+25.0%)、調整後営業利益 8,035~8,640 百万円(前年比 +126.0%~+143.0%)— 第3四半期までの進捗を受けレンジ下限を上方修正済。
- 次期予想(2027年5月期): 個別数値は未開示。ただし調整後営業利益率方針を従来の18%~23%から20%~23%に引上げ。
- 予想の信頼性: 第3四半期までの実績が好調であり、通期下限は達成可能性が高い一方、営業損益以下は株式報酬等で変動し得るため純利益などは変動リスクあり(会社も合理的な見積り困難として開示限定)。
- リスク要因: 株式報酬関連費用の変動、特別損益(関係会社売却益等)の計上可否・金額、マクロ要因やAI投資環境の変化等(短信の一般的な留意事項に準拠)。
重要な注記
- 会計方針: 主要な会計方針の変更は無(短信記載)。ただし四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算等の注記参照)。
- 企業結合・子会社関連: ナインアウト(旧クリエイティブサーベイ)を追加取得し完全子会社化(取得対価 1,412 百万円)に伴い資本剰余金が減少。第3四半期累計期間において2社を取得しのれん増加(Sansan/Bill One: 289 百万円、Eight: 241 百万円)。
- 重要な後発事象: ログミー株式会社の株式をユーザベース社へ譲渡(譲渡価格 1,650 百万円、譲渡実行日 2026/4/1)。本譲渡に伴い第4四半期に関係会社株式売却益を特別利益として計上する見込み(金額は精査中)。
- その他: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF注記あり)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4443 |
| 企業名 | Sansan |
| URL | https://jp.corp-sansan.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.60)」によって自動生成されました。
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