2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社発表の通期業績予想に対する修正は無し。配当予想は増配(発表有)でサプライズ要素あり(増配)。
- 業績の方向性:増収増益(通期ベース予想は増収増益、当第3四半期累計は増収・営業減益だが最終利益は増加)。
- 注目すべき変化:通関受注件数が116,835件で前年同期比+9.0%(+9.0%)、海上輸送取扱TEUは輸入184,012TEU(+3.4%)、輸出入合計195,897TEU(+2.2%)と増加し、売上(営業収益)は44,150百万円で前年同期比+5.3%(+5.3%)。
- 今後の見通し:通期業績予想(営業収益60,000百万円等)に対する第3四半期累計の進捗は概ね順調(下記参照)。現時点で業績予想の修正予定は無し。
- 投資家への示唆:運賃水準の変動と価格転嫁の進捗、通関受注の拡大がキー。配当は増配(通期100円予想)とし配当性向は高水準となる見込みのため、配当方針の変更が注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社エーアイテイー
- 主要事業分野: 国際貨物輸送を主軸とする輸送事業(海上貨物輸送の取扱、通関・配送、海外倉庫でのアソート等の付帯業務)
- 代表者名: 代表取締役社長 矢倉 英一
- 報告概要:
- 提出日: 2026年1月14日
- 対象会計期間: 2026年2月期 第3四半期累計(2025年3月1日~2025年11月30日)
- セグメント:
- 日本: 国内グループ(海上輸送の輸入・輸出取扱、通関等)
- 中国: 中国及び香港の現地法人(注記により香港は清算で除外)
- その他: 台湾、ベトナム、ミャンマーの現地法人(報告セグメント外の事業を含む)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数: 23,913,600株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(四半期累計): 23,493,592株
- 今後の予定:
- 決算説明会: 無
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社発表の通期予想に対する累計達成率)
- 売上高(営業収益): 累計44,150百万円、通期予想60,000百万円に対する達成率 73.6%
- 営業利益: 累計3,289百万円、通期予想4,300百万円に対する達成率 76.5%
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 累計2,521百万円、通期予想3,170百万円に対する達成率 79.5%
- サプライズの要因:
- プラス要因: 海上運賃の一時的な上昇期の寄与、通関受注件数の大幅増(+9.0%)や価格転嫁の進展、為替差益・受取利息の増加等により経常・最終益はプラス寄与。
- マイナス要因: 売上総利益率は改善傾向ながら前年同期を下回るため売上総利益はわずかに減少。人件費増(給与ベースアップ等)により販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は前年同期比で減少(▲1.9%)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。現状の進捗(売上73.6%、営業利益76.5%、純利益79.5%)は通期予想達成可能性を示唆。ただし為替・運賃動向等の外部要因は不確実。
- 対会社予想差分:
- 会社は四半期累計に対する別途の累計予想(第3四半期累計予想)を開示していないため、「会社予想未開示(四半期累計予想)」として差分計算は省略。
財務指標
- 財務諸表要点(百万円、四半期末: 2025年11月30日)
- 資産合計: 26,782(前期末25,538、増加)
- 負債合計: 6,857(前期末6,059、増加)
- 純資産合計: 19,925(前期末19,478、増加)
- 自己資本(参考): 19,430百万円
- 収益性(第3四半期累計、対前年同期)
- 売上高(営業収益): 44,150百万円(前年同期比 +5.3%)
- 営業利益: 3,289百万円(前年同期比 ▲1.9%)
- 営業利益率: 7.5%(3,289/44,150、一定の収益性を確保)
- 経常利益: 3,720百万円(前年同期比 +2.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2,521百万円(前年同期比 +1.4%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 107.31円(前年同期比 +1.4%)
- 収益性指標(計算)
- ROE: 約13.0%(2,521 / 19,430、基準: 10%以上で優良 → 13.0%(優良))
- ROA: 約9.4%(2,521 / 26,782、目安: 5%以上で良好 → 9.4%(良好))
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計進捗)
- 売上高進捗率: 73.6%
- 営業利益進捗率: 76.5%
- 純利益進捗率: 79.5%
- コメント: 通常の均等推移を想定すると概ね順調な進捗。ただし上期に運賃変動の影響があるため、下期の動向が重要。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。したがって営業CF/投資CF/財務CFおよびフリーCFの金額は未開示(–)。
- 開示事項: 現金及び預金は13,160百万円(前期末14,079百万円、△919百万円)。減価償却費 388百万円、のれん償却額 81百万円。
- 営業CF/純利益比率: –(営業CF未開示のため算定不可)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期ごとの明細は短信に限定的に記載。前年同期比較・累計比較中心のためQoQ変化率は記載無し(–)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 72.5%(当第3四半期、安定水準)
- 流動負債合計: 5,246百万円、流動資産合計: 21,154百万円 → 流動比率 ≒ 403%(流動資産/流動負債、簡易算出、安定)
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細指標は開示資料に明示なし(–)。
- セグメント別(第3四半期累計)
- 日本: 営業収益 37,668百万円(+5.5%)、セグメント利益 2,642百万円(+0.5%)
- 中国: 営業収益 5,168百万円(+2.3%)、セグメント利益 489百万円(▲12.5%)
- その他: 営業収益 1,313百万円(+13.7%)、セグメント利益 158百万円(▲4.9%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 当期は特別利益の計上無し(前期は関係会社清算益等あり)。
- 特別損失: 当期は特別損失の計上無し(前期は固定資産除却損等9百万円)。
- 一時的要因の影響: 当期は特別損益の影響が無いため、報告業績は継続的活動の結果と捉えられる。
- 継続性の判断: 特別項目は無く継続性は高いと見られるが、運賃や外部環境の変化が業績に影響。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年2月期 実績: 中間 40円、期末 40円、合計 80円
- 2026年2月期(予想): 中間 45円、期末 55円、合計 100円(増配、発表有)
- 配当性向:
- 会社予想EPS(通期)134.93円に対する年間配当100円 → 配当性向 約74.1%(高水準)
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 配当増配の修正を実施(2026年1月14日付で公表)。自社株買いの記載無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資額: –(短信に明示なし)
- 減価償却費: 第3四半期累計で388百万円(のれん償却81百万円含む)
- 研究開発費: –(短信に明示なし)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:
- 通関受注件数: 116,835件(前年同期比 +9.0%) — 短信本文に明記。
- 受注残高・Book-to-Bill等: –(短信に明示なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産等の明細: –(短信に明示なし)
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3四半期累計)
- 日本: 売上 37,668百万円(+5.5%)、セグメント利益 2,642百万円(+0.5%)
- 背景: アパレル夏物の堅調さ、通関受注増が寄与。運賃水準の変動が影響。
- 中国: 売上 5,168百万円(+2.3%)、セグメント利益 489百万円(▲12.5%)
- 背景: 日本向け貨物取扱で収益確保も売上総利益率低下で利益減。
- その他: 売上 1,313百万円(+13.7%)、セグメント利益 158百万円(▲4.9%)
- 背景: ミャンマー、台湾等で地域差。三国間輸送が好調。
- 地域別売上: 国内比率が高いが詳細比率はセグメント売上から把握可(日本中心)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 短信本文に記載なし(–)。
- KPI達成状況: TEU、通関受注件数といった主要KPIは増加傾向(TEU: 輸入+3.4%、輸出入合計+2.2%、通関受注+9.0%)。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 短信本文に同業比較の記載なし(–)。
- 市場動向: 国内景気は雇用・所得改善やインバウンドで回復基調だが、物価上昇や米国の通商政策、地政学リスク等で先行き不透明と会社は注記。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている事項のみ箇条書き)
- 短期的成長分野:
- 国際貨物輸送の取扱増加に向けた営業活動強化
- 通関・配送、海外倉庫でのアソート等付帯業務の受注拡大
- 三国間輸送の受注堅調(台湾等)
- 中長期的成長分野:
- 既存顧客との取引深化と新規顧客獲得の継続的取組
- リスク要因(短信本文明記分):
- 物価上昇による消費マインド下振れ懸念
- 米国の通商政策影響、地政学的リスクの長期化
- 海上運賃水準や国内陸送費の変動
注視ポイント
(次四半期に向けた論点、短信本文の記載変数のみで論じる)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性: 第3四半期累計の進捗(売上73.6%、営業利益76.5%、純利益79.5%)は通期予想達成に向け概ね順調。ただし下期の運賃動向・価格転嫁進捗が重要。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- 輸入TEU 184,012TEU(+3.4%)、輸出入合計195,897TEU(+2.2%) → 物量は増加。
- 通関受注件数 116,835件(+9.0%) → 高い伸び。
- ガイダンス前提条件の妥当性: 会社は通期予想の前提を開示している資料への参照を案内しているが、本短信では通期予想修正無しと明記。為替・運賃の前提の変化があれば速やかに開示するとしている。
- その他留意点: 配当予想の増配(通期100円)により株主還元方針が強化されている点。外部環境変化に伴う価格転嫁の成否が業績に与える影響を注視。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2025/3/1~2026/2/28): 営業収益 60,000百万円(+7.8%)、営業利益 4,300百万円(+5.6%)、経常利益 4,670百万円(+3.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 3,170百万円(+4.0%)、EPS 134.93円。
- 通期予想の修正有無: 現時点で修正無し(但し配当予想は増配で修正有)。
- 会社予想の前提条件(為替等): 詳細は添付資料参照(短信本文での具体数値記載は無し)。
- 予想の信頼性: 第3四半期累計の進捗は通期予想達成に整合的。過去の達成傾向についての明示は無し(–)。
- リスク要因: 為替変動、海上運賃・国内輸送コストの変動、地政学的リスク、物価動向等が業績に影響。
重要な注記
- 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用に伴う会計方針変更を第1四半期期首より適用済みだが、四半期連結財務諸表への影響は無し。
- その他: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。配当予想の修正(増配)は2026年1月14日付で公表。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9381 |
| 企業名 | エーアイテイー |
| URL | http://www.ait-jp.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.74)」によって自動生成されました。
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