2026年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想(2026年3月期)を修正せず据え置き。第1四半期は売上高は会社予想に対する進捗が良好(約19.8%)だが、営業利益は第1四半期で▲42百万円の赤字となり、通期予想達成には下期での回復が必要。市場コンセンサスとの比較は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収(売上高1,788百万円、前年同期比+4.4%)だが、営業損失拡大(営業損失42百万円→前年同期は8百万円の赤字)で増収減益(損失拡大)の状況。
- 注目すべき変化:持分法投資損失(主に株式会社MUJI HOUSE)30,510千円の計上が経常損失拡大の主因。販管費の増加(+7.7%)も営業損失拡大に寄与。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き。第1四半期の営業赤字と持分法損失を踏まえ、通期での黒字回復には下期の受注/出荷回復やMUJI HOUSEの業績改善が必要。
- 投資家への示唆:建築基準法改正により同社が提供するSE構法の優位性は高まる見込み(中長期では追い風)。ただし、改正前の駆け込み需要の反動で短期的な構造計算件数は変動しており、持分法損失や販管費増の動向を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社エヌ・シー・エヌ(コード 7057)
- 主要事業分野:木造耐震設計事業(SE構法による木造住宅・大規模木造建築の構造設計、環境設計(省エネ計算等)、BIMソリューション等)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 田鎖 郁夫
- IR資料:決算補足資料作成あり、決算説明会あり(個人投資家向け)
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日、連結)
- セグメント:
- 報告セグメントは「木造耐震設計事業」のみ(その他事業は重要性が乏しいためセグメント情報は省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):3,221,500株(第1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):2,979,895株(第1Q)
- 自己株式数(期末):240,049株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:第1四半期短信は2025年8月14日公表(補足説明資料・説明会あり)
- IRイベント:個人投資家向け説明会実施(日時等は別途案内)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想との比較、単位:百万円)
- 売上高:第1四半期 1,788百万円 / 通期予想 9,016百万円 → 進捗率 約19.8%(通期に対して順調な着地ペースの側面あり)
- 営業利益:第1四半期 △42百万円 / 通期予想 294百万円 → 進捗率 -14.3%(第1Qは赤字、通期目標達成には黒字転換が必須)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第1四半期 △60百万円 / 通期予想 229百万円 → 進捗率 -26.3%
- サプライズの要因:
- 主因:持分法投資損失の計上(30,510千円)が経常損失を押し上げた点。
- その他:販売費及び一般管理費が前年同期比+7.7%増(販管費の増加)が営業利益を圧迫。
- 事業別:住宅分野は出荷数横ばい〜微増だが、構造計算出荷数の長期化(確認申請期間の延長)で先行指標は弱含み。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第1四半期の赤字は通期達成の障害要因だが、会社側は下期での回復を見込んでいる旨(据え置き)→ 依然として下期の埋め合わせが前提。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:5,664,787千円(前期末比 ▲116,492千円)
- 純資産:2,171,506千円(前期末比 ▲153,174千円)
- 負債合計:3,493,281千円(前期末比 +36,681千円)
- 自己資本比率:33.8%(前期末 35.6% → 低下。目安:40%以上で安定)
- 現金及び預金:2,575,051千円(前期末 2,668,596千円、▲93,545千円)
- 収益性
- 売上高:1,788,555千円(前年同期比 +4.4% / +74,681千円)
- 売上総利益:482,432千円(前年同期比 +0.7%)
- 営業利益:△42,536千円(前年同期は△8,212千円) → 営業利益率 △2.4%(前年は約 -0.5%)
- 経常利益:△69,258千円(前年同期△51,520千円)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△60,267千円(前年同期△53,296千円)
- 1株当たり四半期純損失(EPS):△20.22円(前年同期 △17.96円)
- 収益性指標
- ROE:△3.0%(会社公表。目安:8%以上良好)
- ROA:約△1.06%(計算:△60,267千円/5,664,787千円。目安:5%以上良好)
- 営業利益率:△2.4%(業種平均との比較は–)
- 進捗率分析(第1四半期→通期予想)
- 売上高進捗率:約19.8%(通期に対して概ね順調。ただし業種・季節性による評価必要)
- 営業利益進捗率:-14.3%(第1Qで赤字のためマイナス)
- 純利益進捗率:-26.3%
- 過去同期間との比較:前年同期比売上は増加だが損失は拡大
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュフロー計算書は作成していない(資料注記)。ただし現金預金残高は前期末比で減少(▲93,545千円)。
- 減価償却費:41,794千円(前年同期 36,619千円)
- フリーCF等の詳細:–(四半期CF未作成)
- 四半期推移(QoQ)
- QoQ情報:資料は前年同期比中心で、前四半期(期末)との詳細比較は記載なし(ただし資産・負債は期末比で記載)
- 季節性:戸建ての引渡しなどによる第2四半期・第4四半期偏重の事業慣行あり(グループ会社MUJI HOUSEの引渡集中の記載あり)
- 財務安全性
- 自己資本比率:33.8%(安定水準の目安40%を下回る)
- 流動負債:2,492,977千円、流動資産:4,123,877千円 → 流動比率は概算で約165%(流動資産/流動負債)=4,123,877/2,492,977 ≈ 165%(流動性は確保)
- 負債比率(負債/純資産):約1.61倍(3,493,281/2,171,506)
- 効率性:総資産回転率等の詳細指標はデータ不足のため省略(売上/総資産の概算は約0.316回/年=1,788,555/5,664,787)
- セグメント別:報告セグメントは「木造耐震設計事業」のみ(詳細は上段の事業別売上を参照)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 29千円(微小)
- 特別損失:該当特記なし(四半期における主な一時的要因は持分法投資損失)
- 一時的要因の影響:
- 持分法投資損失 30,510千円(株式会社MUJI HOUSEに起因)が経常損失の主要因。MUJI HOUSEは第2四半期以降黒字化見込みとしているが、第1Qは一時的に損失計上。
- 継続性の判断:MUJI HOUSEの業績は引渡等のタイミング依存(第2Q/第4Qに集中)であるため、持分法損失の継続性は引渡スケジュール次第。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:期末配当 29.00円(年間合計 29.00円)
- 2026年3月期(会社予想):年間配当 31.00円(注:資料の配列表記は第3四半期・期末欄に31.00とある形式。年間合計は31.00円として扱う)
- 直近公表の配当予想からの修正:無
- 配当利回り:–(株価データなし)
- 配当性向:–(通期予想純利益に対する配当性向算出には次期確定値が必要)
- 株主還元方針:特別配当の記載なし。自己株式保有あり(自己株式数 240,049株)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:当四半期に関する設備投資額の記載なし(–)
- 減価償却費:41,794千円(前年同期 36,619千円)
- 研究開発:R&D費用の明細は記載なし(–)
受注・在庫状況(該当する業種)
- 受注状況:受注高/受注残の具体数値の記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品:38,946千円(前期末 24,622千円、増加)
- 原材料:38,931千円(前期末 44,179千円、減少)
- 棚卸資産の動きとして商品在庫増加と売掛金増加(920,357千円→顧客債権増)が見られる。
セグメント別情報
- セグメント別状況(主要事業別、前年同期比)
- 住宅分野(SE構法):売上高 1,141百万円(前年同期比 +11.7%)。出荷数 208棟(前年同期比 +2.0%)、構造計算出荷数 210棟(前年同期比 ▲14.6%)。
- 大規模木造(非住宅):売上高 533百万円(前年同期比 ▲10.4%)。SE構法出荷数 30棟(前年同期比 ▲3.2%)、構造計算出荷数 40棟(前年同期比 +17.6%)。子会社(翠豊)の大型案件出荷が前年より少なく売上減。
- 環境設計分野:売上高 87百万円(前年同期比 +36.8%)。省エネ計算の出荷数 970件(前年同期比 +51.1%)、一方長期優良住宅申請サポートは122件(前年同期比 ▲10.3%)。
- セグメント戦略:建築基準法改正により構造設計ニーズ・省エネ計算ニーズが増加。社内体制整備で対応中。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に明示的な中期計画の進捗評価はなし。ただし法改正によりSE構法の優位性が高まるため中長期の市場機会は拡大見込み。
- KPI達成状況:主要KPI(出荷棟数、構造計算件数など)は部門で増減あり。総じて住宅売上は増加しているが構造計算出荷数の長期化で先行指標は弱含み。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 建築基準法改正(2025年4月施行)による駆け込み需要の反動減(4月以降着工戸数が大幅減)を受け、短期的には着工動向が乱高下。
- 2026年4月以降のさらに厳格な簡易設計基準強化により、同社のSE構法需要は中長期で増加する見込み。
- 競合状況:同業他社比較の具体データは資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(修正なし):売上高 9,016百万円(通期+11.0%)、営業利益 294百万円(+64.9%)、経常利益 326百万円(+11.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 229百万円(+18.5%)。1株当たり当期純利益(通期予想)77.06円。
- 次期予想:–(資料に記載なし)
- 会社予想の前提条件:–(為替等の前提は明示なし)
- 予想の信頼性:第1Qでの持分法損失計上と販管費増加を踏まえると下期での回復が前提。過去の予想達成傾向は資料に詳細記載なし(保守的/中立/楽観的の判断は保留)。
- リスク要因:
- 建築着工の短期的な反動減(駆け込みの反動)による受注・出荷の変動
- 関連会社(MUJI HOUSE)等の業績変動による持分法損益への影響
- 販管費の増加と人件費・販促費の増加による利益圧迫
重要な注記
- 会計方針:会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示は無し。
- 四半期連結財務諸表に特有の会計処理の適用あり(詳細は資料P.8参照)。
- 添付の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 監査:当該四半期財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは無し。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7057 |
| 企業名 | エヌ・シー・エヌ |
| URL | https://www.ncn-se.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.16)」によって自動生成されました。
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