2026年3月期 決算短信日本基準
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(2026年通期)については短信本文に当該期(2026年)向けの事前予想の明示がないため「会社予想未開示」。市場予想についても本文に記載なし。従って「上振れ/下振れ」は本文ベースでは判断不能。
- 業績の方向性:増収増益(経常収益 109,912 百万円:+20.6%、経常利益 35,518 百万円:+35.7%、親会社株主に帰属する当期純利益 34,728 百万円:+72.1%)。
- 注目すべき変化:当期純利益が前年同期比で大幅増(+72.1%)、包括利益は大幅増(+214.4%)。主因は資金運用収益の増加、貸倒引当金戻入益等の増加および与信費用の減少。
- 今後の見通し:2027年3月期の会社予想(連結)は経常利益 47,500 百万円(+33.7% vs 2026実績)、親会社株主に帰属する当期純利益 32,000 百万円(▲7.8% vs 2026実績)。会社は通期予想を開示しており、現時点で修正はなし。
- 投資家への示唆:利益増は主に金利差拡大と回収益の改善(償却債権取立益の拡大等)による一時的要素を含む。資本効率向上のため自己株式取得・消却(公表)など還元を強化する方針も示されているため、利益の質(継続性)と自己資本比率の推移を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: スルガ銀行株式会社
- 主要事業分野: 銀行業(預金、貸出、為替、資金運用等)。連結では貸金、リース、事務処理代行、カード等の子会社を有する。
- 代表者名: 取締役社長 加藤 広亮
- 報告概要:
- 提出日: 2026年5月14日
- 対象会計期間: 2025年4月1日〜2026年3月31日(通期、連結)
- セグメント:
- 報告セグメント名: 銀行(預金業務、貸出業務、為替業務等)。「その他」は貸金、リース、事務処理代行等の連結子会社。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 197,139,248株(但し自己株式消却等の後発事象あり)
- 期中平均株式数(連結): 174,903,509株
- 時価総額: –(短信本文に株価ベースの時価総額記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会: 2026年6月24日
- 配当支払開始予定日: 2026年6月5日
- 有価証券報告書提出予定日: 2026年6月17日
- 決算説明会: 実施(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 会社予想について:2026年(当該期)に関する事前の「会社予想」は短信本文に明示されていないため「会社予想未開示」。(したがって達成率は算定不能)
- 市場予想について:短信本文に記載なし。
- サプライズの要因:
- 資金運用収益の増加(貸出金利息、有価証券利息配当の増)、貸倒引当金戻入益の増加、償却債権取立益の増加、与信費用の減少が主因。
- 一方で資金調達費用や国債等売却損の増加は費用面での重し。
- 通期への影響:
- 2027年3月期の会社予想は開示済(経常利益 47,500 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 32,000 百万円)。2026年実績は経常利益で既に約74.8%(35,518/47,500)程度の水準にある(注: 単純比較)。会社は現時点で予想の修正を発表していない。
- 対会社予想差分(FSI翻案):
- 会社予想未開示(当期実績に対する事前会社予想が短信本文に明示されていないため差分計算は省略)
財務指標
- 財務諸表 要点(連結、単位:百万円)
- 経常収益(売上相当): 109,912(+20.6%)
- 経常利益: 35,518(+35.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 34,728(+72.1%)
- 総資産: 3,543,585(+2.3%)
- 純資産: 323,441(+9.3%)
- 現金及び現金同等物残高(期末): 430,500(▲37.1%)
- 収益性:
- 売上高(経常収益): 109,912 百万円(前年同期比 +20.6%)
- 営業利益: –(短信に「営業利益」の明示値なし。経常利益 35,518 百万円 を記載)
- 経常利益: 35,518 百万円(+35.7%)、経常利益率(経常利益/経常収益)= 32.3%(短信トップ欄)
- 純利益: 34,728 百万円(+72.1%)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 198.55 円(+85.9%)
- 収益性指標:
- ROE(単体、当期純利益ベース): 13.36%(資料記載。目安:10%以上は優良)
- ROA(単体、当期純利益ベース): 0.99%(資料記載。目安:5%は良好。銀行業では低めに出る)
- 営業利益率(経常利益率として参照): 32.3%(連結、短信トップ)
- 進捗率分析(該当情報のみ):
- 2027年3月期(連結)通期予想に対する比較(参考):
- 経常利益進捗(単純比較): 35,518/47,500 = 74.8%(通期目標に対する水準、注:年度比較のため単純比)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 34,728 実績に対し予想 32,000(予想比では実績が上回る)
- キャッシュフロー(連結、単位:百万円)
- 営業CF: △148,142(前期 △208,482 → 改善、変化 +60,340、改善率 +28.9%)
- 投資CF: △81,687(前期 △56,447 → 支出超過拡大、変化 ▲25,240、変化率 ▲44.7%)
- 財務CF: △24,126(前期 △15,916 → 支出超過拡大、変化 ▲8,210、変化率 ▲51.6%)
- フリーCF(営業CF − 投資CF): △66,455(= △148,142 −(△81,687))
- 営業CF/純利益比率: 営業CF(△148,142)÷当期純利益(34,724)=約▲4.3(目安1.0以上が健全。現状は大幅マイナスで要因確認必要)
- 現金同等物期末残高: 430,500(前期 684,457、▲37.1%)
- 四半期推移(QoQ): 該当記載なし(本短信は通期決算)
- 財務安全性:
- 自己資本比率(連結、注解あり): 11.40%(バーゼルⅢ最終化完全実施ベース)(連結での開示)
- 単体自己資本比率(国内基準): 10.84%
- 備考: 別表トップには自己資本比率 9.1% とする表示もある(算出方法の違いに起因)→留意
- 自己資本(連結コア資本): 276,892 百万円
- 自己株式取得・消却(後発事象)により発行済株式・自己資本構成に変化予定(下記参照)
- 効率性:
- 預貸金粗利ざや 2.55%(前年 △0.06pt)、預貸金利ざや 1.49%(前期比 ±0.0pt)、総資金利ざや 0.89%(+0.19pt)
- セグメント別:
- 銀行セグメント(外部経常収益): 100,870 百万円、セグメント利益 34,528 百万円(連結の主力)
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 233 百万円(固定資産処分益等、前期 851 百万円)
- 特別損失: 471 百万円(固定資産処分損、減損損失等、前期 2,294 百万円)
- 一時的要因の影響:
- 減損損失や固定資産処分損は前期比で縮小。大幅な当期利益増は恒常的な収益増加(資金運用益増)と一時的な貸倒引当金戻入益・償却債権取立益の寄与が混在。
- 継続性の判断:
- 償却債権取立益や貸倒引当金戻入益は年度により変動するため、継続性は限定的。資金運用収益や貸出金増加はより継続的要素。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期(実績)年間配当: 60 円(中間 22 円、期末 38 円)
- 配当金総額(連結): 10,343 百万円
- 配当性向(連結): 30.2%
- 純資産配当率(配当/純資産): 3.4%(短信記載)
- 2027年3月期(予想)年間配当: 60 円(中間 30 円、期末 30 円、予想配当性向 31.9%)
- 特別配当の有無: なし(期末配当のみ明示)
- 株主還元方針: 自己株式取得の枠設定(取得上限 5,000,000株、取得価額総額上限 12,000 百万円)および自己株式の消却(25,000,000株消却予定)を公表。資本効率向上と株主還元の強化を明示。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(連結): 2,997 百万円(当期)
- 主な内容: ソフトウエア関連投資等(明細は単体・連結表参照)
- 減価償却費(連結): 3,931 百万円
- 研究開発:
- R&D費用: –(短信本文に明確なR&D額の記載なし)
- 主な研究開発テーマ: –(記載なし)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 該当情報なし(銀行業のため、受注/在庫に関する数値は短信に記載なし)
セグメント別情報
- セグメント別状況(連結)
- 銀行(外部顧客に対する経常収益): 100,870 百万円(セグメント利益 34,528 百万円)
- その他(連結子会社): 経常収益 9,071 百万円、セグメント利益 1,109 百万円
- 連結合計: 経常収益 109,912 百万円、セグメント利益合計 35,638 百万円(調整後連結経常利益 35,518 百万円)
- 前年同期比較:
- 銀行セグメントが主力で、銀行セグメント利益が増加(対前期)。
- セグメント戦略:
- 銀行業務を中心に貸出拡大や資金運用強化で収益拡大を図る(短信中の方針・実績に基づく)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 中期計画「Re:Start 2025」以降の推進領域で貸出拡大や収益構造改善を継続。
- 2026年4月公表の中期経営計画では、2028年度の目標として連結ROE 11.0%以上、実質自己資本比率(ターゲット)約10%を掲げ、これを踏まえた自己株式取得等を実施。
- KPI達成状況:
- ROE(単体、当期純利益ベース)13.36%(目標11.0%に対して既に上回る単体値)、ただし連結ベースでの安定性と資本比率の推移を継続評価が必要。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 短信本文に同業他社との直接比較データは記載なし。
- 市場動向: 金利上昇局面により貸出金利回りの上昇(貸出金利回り 2.80%、前期比 +0.11pt)及び預金原価上昇(預金利回り 0.24%、前期比 +0.16pt)を反映。これが収益(総資金利ざや 0.89%、+0.19pt)に寄与。
テーマ・カタリスト
(※短信本文に明示されている内容のみ箇条書き)
- 短期的な成長分野:
- 貸出金残高の増加(連結貸出金期末残高 2,398,794 百万円、増加幅 2,059 億59百万円/単体 2,391,572 百万円、前期比 +9.5%)
- 資金運用収益の拡大(貸出金利息・有価証券利息配当の増加)
- 個人預り資産の投資性商品比率の上昇(投資性商品比率 6.7%、前期比 +1.3pt)
- 中長期的な成長分野:
- 中期経営計画に沿った貸出拡大・資本効率改善(ROE目標 11.0%以上等)
- 自己株式取得・消却による資本効率向上施策
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 業績予想は前提に基づくものであり、実際の業績は様々な要因で大きく異なる可能性がある旨の一般的注意(短信に記載)
注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文の記載のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 連結経常利益予想 47,500 百万円に対し、2026年実績 35,518 百万円(単純比較で 74.8%)。ただし予想は2027年度(次期)通期の数値であり、四半期進捗とは異なる点に注意。
- 主要KPIの前期同期比トレンド(記載のあるもの):
- 貸出金残高:期末 2,398,794 百万円(連結、前期比 +9.5%)
- 預金期末残高:3,197,222 百万円(連結、前期比 +1.6% 前後)
- 利ざや(総資金利ざや): 0.89%(+0.19pt)
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 2027年予想の前提は短信で概説されているものの、為替・原材料等の具体前提値は本文に限定的にしか記載されていない(一般的な前提注意のみ)。
- その他注視点:
- 償却債権取立益や貸倒引当金戻入益といった一時的要素の継続性。
- 自己株式取得(上限 5,000,000株・総額上限 12,000 百万円)と25,000,000株の消却が行われた場合の自己資本比率・EPSへの影響(後発事象として公表)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 連結(2027年3月期予想):
- 第2四半期(累計)経常利益 25,000 百万円(+49.3% ※対前年同期)、親会社株主に帰属する当期純利益(中間)17,000 百万円(+7.4%)
- 通期 経常利益 47,500 百万円(+33.7% vs 2026実績)、親会社株主に帰属する当期純利益 32,000 百万円(▲7.8% vs 2026実績)
- 単体(2027年3月期予想):
- コア業務粗利益(除く投資信託解約損益)69,500 百万円、経費 35,000 百万円、実質与信費用 ▲6,000 百万円、有価証券関係損益 5,000 百万円、経常利益 47,000 百万円、当期純利益 32,000 百万円
- 予想の修正有無: 現時点で修正なし(短信記載)
- 予想の信頼性:
- 短信に「将来に関する記述は現時点の情報と合理的な前提に基づくが、達成を約束するものではない」との注記あり。過去実績(2026年)では一時項目の寄与が大きく、将来予想はそれらの動向次第で変動し得る。
- リスク要因(短信明記の外的要因等):
- 短信本文は一般的な注意を記載(業績は様々な要因により大きく異なる可能性)。特定の外部変数(為替、原材料等)の明示的感応度は記載なし。
重要な注記
- 会計方針: 本期は会計方針・見積りの変更、修正再表示なしと明記。
- 後発事象:
- 自己株式の取得枠設定(取得上限 5,000,000 株、取得価額総額上限 12,000 百万円、取得期間 2026/5/15〜2026/12/31)および自己株式の消却(25,000,000株、消却予定日 2026/5/14、消却後発行済株式総数 172,139,248株)を公表。資本構成とEPSへ影響が想定されるため注視が必要。
- その他:
- 決算短信は監査対象外である旨の注記あり。
- 数値は百万円未満切捨て表示。前期比は短信所定の算出方法に従う旨の注記あり。
(注)不明な項目は「–」で表記しています。本まとめは短信本文記載内容のみを整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8358 |
| 企業名 | スルガ銀行 |
| URL | http://www.surugabank.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 銀行 – 銀行業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.73)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。