2025年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
- 企業名: エア・ウォーター株式会社
- 代表者名: 豊田 喜久夫 (代表取締役会長)
- 提出日: 2025年2月7日
- 対象会計期間: 2025年3月期 第3四半期 (2024年4月1日~2024年12月31日)
- 上場取引所: 東・札
- URL: https://www.awi.co.jp/
財務指標
- 売上収益: 784,867百万円 (前年同期比+5.4%)
- 営業利益: 53,204百万円 (前年同期比+6.8%)
- 税引前利益: 53,132百万円 (前年同期比+7.8%)
- 四半期利益: 36,013百万円 (前年同期比+11.1%)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 35,016百万円 (前年同期比+12.8%)
- 1株当たり四半期利益: 153.19円
- 1株当たり希薄化後四半期利益: 153.10円
- 自己資本比率: 40.8%
- 発行済株式数: 229,755,057株
- 連結財政状態:
- 総資産: 1,261,177百万円
- 資本合計: 533,559百万円
- 親会社の所有者に帰属する持分: 514,403百万円
- 親会社所有者帰属持分比率: 40.8%
- 財務の解説:
- 売上収益は+5.4%増収
- 営業利益は+6.8%増益
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益は+12.8%増益
- 当期間の我が国経済は、雇用・所得環境の改善や企業の設備投資が堅調に推移した一方で、物価上昇、大幅な為替変動に加え、米国大統領選の国際情勢への影響等、先行き不透明な状況が続きました。
- 当社グループは、成長領域と位置付けるデジタル・半導体関連事業やインド、北米等の海外の産業ガス関連事業に注力しております。また、2024年12月に、創業の地の一つである札幌市にオープンイノベーション推進施設『エア・ウォーターの森』を開業しました。大学・研究機関、自治体、企業・スタートアップ等との連携により「エネルギー・環境」や「農業・食」を中心とした地域課題解決につながる新事業の創出に取り組んでまいります。
- 当期間においては、一部の事業で半導体市況の停滞の影響を受けた一方で、これまで実施してきた各種産業ガスの価格改定、及び新規取引先の獲得、海外における産業ガス事業やアグリ分野における取り組み等が順調に進展しました。全てのセグメントで増収増益となり、第3四半期連結累計業績において過去最高となりました。
配当
- 配当実績:
- 2024年3月期: 64.00円
- 2025年3月期(予想): 64.00円
- 特別配当の有無: 無
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- デジタル&インダストリー: 売上収益253,354百万円、セグメント利益24,710百万円
- エネルギーソリューション: 売上収益45,938百万円、セグメント利益1,886百万円
- ヘルス&セーフティー: 売上収益176,531百万円、セグメント利益9,106百万円
- アグリ&フーズ: 売上収益136,514百万円、セグメント利益6,831百万円
- その他の事業: 売上収益172,527百万円、セグメント利益9,501百万円
- セグメント戦略:
- デジタル&インダストリー: 鉄鋼・化学などの素材分野を中心に国内の産業ガス需要が減少基調となる中、デジタル・半導体産業における製造拠点の増強に対応した大型プラント投資や新規取引先の開拓によってガス需要の獲得を図るとともに、特殊ケミカルやガス精製装置、関連工事といった半導体製造を支えるグループ商材・サービスの総合的な事業展開を進めました。
- エネルギーソリューション: 低・脱炭素需要が高まる中、顧客に対して重油から液化天然ガス(LNG)への燃料転換を積極的に進めたほか、家畜ふん尿由来のクリーンエネルギーである「液化バイオメタン」等、地域の未利用資源を活用したカーボンニュートラルに寄与するエネルギー供給を開始しました。また、北海道を中心とした家庭向けLPガス供給は、IoT技術を活用した配送の効率化を図るとともに、販売店の商権取得等で顧客数を増やし、収益力の強化に取り組みました。
- ヘルス&セーフティー: 医療用ガスの供給基盤を通じて医療現場のニーズを汲み取り、医療機器の開発、手術室等改修案件を中心とした病院設備工事の直接受注、病院業務のアウトソーシング受託等に注力しました。また、在宅医療、デンタル、衛生材料、注射針、エアゾール・化粧品といったコンシューマーにより近い事業の体制強化を進めてきました。さらに、防災分野では、データセンター向け案件の獲得に努めました。
- アグリ&フーズ: 持続可能な農業と食料安定供給システムの実現を見据え、スマート農業・鮮度保持関連の技術開発の強化や農産品の取扱量拡大に取り組んでいます。さらに、当社の物流基盤を活用し、他社との協業による原料野菜の調達や青果流通・加工におけるサプライチェーンプラットフォームの構築も進めています。
- その他の事業: 物流事業は、受託料金適正化の取り組みやデジタル技術活用による業務効率化を進め、一般貨物及び食品輸送が堅調に推移する中、他社との協業の取り組みによる青果物の荷扱量増加も加わり、前年同期を上回りました。(株)日本海水は、業務用塩の需要回復や融雪用の販売量が増加しました。一方、水処理関連の工事進捗差の影響や電力事業における燃料ガス価格の上昇を受け、前年同期並みとなりました。電力事業は、小名浜バイオマス発電所で安定稼働を継続し、発電燃料であるPKS(パーム椰子殻)の市況低下やコスト低減の取り組み効果が寄与したことで、前年同期を上回りました。グローバル&エンジニアリング事業は、インド市場において、自社プラント稼働を見据えた産業ガスの新規拡販が順調に推移し、鉄鋼向けオンサイト供給、ローリー・シリンダー供給ともに堅調に推移しました。北米市場では、低温技術を活用した機器エンジニアリング事業とともに産業ガス事業の拡大を図っており、建設中の自社プラント稼働に向け、新規取引先獲得に努めました。また、前年度に新規連結した産業ガス関連2社が収益に貢献しました。高出力UPS(無停電電源装置)分野はデータセンター及び半導体メーカーの設備投資の増加を背景に、引き続き好調に推移しました。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 当期間の我が国経済は、雇用・所得環境の改善や企業の設備投資が堅調に推移した一方で、物価上昇、大幅な為替変動に加え、米国大統領選の国際情勢への影響等、先行き不透明な状況が続きました。
今後の見通し
- 業績予想: 2024年5月9日発表の業績予想から変更なし
重要な注記
- その他:
- 当四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更: 無
- 当社の連結子会社である川本産業株式会社の完全子会社化を発表。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4088 |
企業名 | エア・ウォーター |
URL | http://www.awi.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.1.1)」によって自動生成されました。
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