2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 未来工業株式会社
- 主要事業分野: 電材及び管材事業、配線器具事業、省力化機械及び樹脂成形用金型事業、電気通信事業、ケーブルテレビ事業
- 代表者名: 中島 靖 (取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年4月24日
- 対象会計期間: 2024年3月21日から2025年3月20日 (2025年3月期 連結)
- セグメント:
- 電材及び管材事業: 電線管類及び附属品、配線ボックス類、給水給湯用樹脂管類及び附属品等の製造販売
- 配線器具事業: スイッチ、コンセント等の製造販売
- その他: 報告セグメントに含まれない事業であり、省力化機械及び樹脂成形用金型事業、電気通信事業、ケーブルテレビ事業等
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 25,607,086株
- 期末自己株式数: 9,464,187株
- 期中平均株式数: 16,131,142株
- 今後の予定:
- 決算発表: 2026年3月期の連結業績予想が公開されている
- 株主総会: 2025年6月17日
- 配当支払開始予定日: 2025年5月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月16日
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 有
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産は3,015百万円増加し66,549百万円。内部留保による現金及び預金増加、有価証券増加、有形固定資産増加が主な要因。
- 負債は394百万円増加し13,135百万円。支払手形及び買掛金、電子記録債務の増加が主な要因。
- 純資産は2,621百万円増加し53,414百万円。利益剰余金の増加が主な要因。
- 有利子負債は39百万円減少し446百万円。
- 損益計算書:
- 売上高は前年同期比2.3%増の45,113百万円で過去最高を更新。
- 営業利益は5.9%減の6,897百万円、経常利益は5.5%減の7,067百万円。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は5.5%減の4,833百万円。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度比61.1%増の7,531百万円。税金等調整前当期純利益の減少があったものの、売上債権及び契約資産の減少、仕入債務の増加が要因。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは11.7%減の△3,546百万円。定期預金預入による支出増と有形固定資産取得による支出減が主な要因。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは46.6%減の△2,643百万円。自己株式取得による支出減と配当金支払額増が主な要因。
- 期末現金及び現金同等物残高は1,341百万円増加し19,474百万円。
- 収益性:
- 売上高: 45,113百万円 (対前期比 +2.3%)
- 営業利益: 6,897百万円 (対前期比 -5.9%)
- 経常利益: 7,067百万円 (対前期比 -5.5%)
- 純利益: 4,833百万円 (対前期比 -5.5%)
- 1株当たり当期純利益: 299.64円
- 包括利益: 5,154百万円 (対前期比 -10.8%)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 79.2% (前年78.9%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 15.3% (前年16.6%)
- 総資産経常利益率: 10.9% (前年11.7%)
- 自己資本当期純利益率: 9.4% (前年10.3%)
- セグメント別:
- 営業利益貢献度: 電材及び管材 6,400百万円、配線器具 698百万円、その他 571百万円。
- 財務の解説:
- 売上高は過去最高を更新したが、原材料単価やユーティリティコストの高止まりが収益を圧迫し、減益となった。特に電材及び管材、その他セグメントで減益。配線器具セグメントは増益を達成。総資産は内部留保により増加し、自己資本比率は微増で安定している。キャッシュフローは営業活動で増加したが、投資活動や財務活動で減少した。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 中間配当50.00円、期末配当100.00円、年間合計150.00円。
- 2026年3月期(予想): 中間配当50.00円、期末配当80.00円、年間合計130.00円。
- 特別配当の有無:
- 特別配当に関する記載はなし。配当性向50%を目安とし、株主還元の一層の拡充を目指す方針。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 電材及び管材:
- 売上高: 34,784百万円 (対前期比 +1.9%)。
- 営業利益: 6,400百万円 (対前期比 -6.4%)。原材料単価上昇等が収益を圧迫。
- 戦略: 省力化製品開発と多種多様な製品展開を推進。
- 配線器具:
- 売上高: 7,329百万円 (対前期比 +7.4%)。
- 営業利益: 698百万円 (対前期比 +47.6%)。増収効果が原材料単価や人件費増加の影響を上回る。
- 戦略: 電材ルートへの活発な営業活動により、デザインを一新した製品を展開。
- その他:
- 売上高: 2,999百万円 (対前期比 -4.6%)。
- 営業利益: 571百万円 (対前期比 -19.2%)。省力化機械及び樹脂成形用金型が減少し、減価償却費が増加。
- セグメント戦略:
- 全体として継続的な新製品の市場投入と活発な営業活動を展開。建設業界の技能労働者不足に対応した省力化製品づくりを重視。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2024年3月期から2026年3月期にかけて、利益率向上と株主還元拡充を目標。配当性向50%を目安に配当実施。詳細については「中期経営計画2026」を参照。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社との比較に関する具体的な記載はなし。
- 市場動向:
- 日本経済は円安や消費者物価上昇により個人消費が足踏み。雇用・所得環境の改善や金利上昇により緩やかな回復。
- 建築業界は物価高騰による住宅取得マインド低下、新設住宅着工戸数減少により弱含み。非住宅建築物の着工も減少傾向。厳しい状況が継続。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期(予想):
- 売上高: 46,914百万円 (対前期比 +4.0%)
- 営業利益: 6,149百万円 (対前期比 -10.8%)
- 経常利益: 6,283百万円 (対前期比 -11.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,241百万円 (対前期比 -12.2%)
- リスク要因:
- 原材料や物流コストのさらなる上昇。
- 住宅建設業界、ひいては建築業界の引き続き厳しい経営環境。
- 業績予想は現在の情報に基づくため、実際の業績が異なる可能性あり。
- 米国の関税措置による業績への直接的な影響は軽微と判断。
重要な注記
- 会計方針: 日本基準に基づき連結財務諸表を作成。
- その他:
- 期中における連結範囲の重要な変更: 無し。
- 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示: 無し。
- 重要な後発事象: 無し。
- 役員の異動: 新任取締役(監査等委員)候補に弓削 幸恵氏(公認会計士、社外取締役候補者)が選任予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7931 |
企業名 | 未来工業 |
URL | http://www.mirai.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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