2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業名: レンゴー株式会社
  • 主要事業分野: 包装素材(板紙、段ボール、紙加工品、軟包装、重包装)、環境・機能商品、プラント・エンジニアリング、紙・パルプ、不動産、航空事業など多岐にわたる
  • 代表者名: 代表取締役社長兼COO 川本 洋祐
  • 提出日: 2024年5月10日
  • 対象会計期間: 2023年4月1日~2024年3月31日

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表:
      • 総資産: 1,172,515百万円 (前期比 +119,377百万円)
      • 負債: 733,537百万円 (前期比 +66,132百万円)
      • 純資産: 438,978百万円 (前期比 +53,246百万円)
      • 自己資本比率: 36.3% (前期比 +0.9ポイント)
    • 損益計算書:
      • 売上高: 900,791百万円 (対前期比 +6.5%)
      • 営業利益: 48,855百万円 (対前期比 +88.2%)
      • 経常利益: 47,984百万円 (対前期比 +67.3%)
      • 親会社株主に帰属する当期純利益: 33,025百万円 (対前期比 +61.7%)
    • キャッシュフロー計算書:
      • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 89,628百万円 (前年同期比 +43,562百万円の増加)
      • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △76,033百万円 (前年同期比 △15,387百万円の支出増加)
      • 財務活動によるキャッシュ・フロー: 17,265百万円 (前年同期比 △2,758百万円の収入減少)
      • 現金及び現金同等物の期末残高: 103,782百万円 (前期末比 +32,870百万円増加)
  • 収益性:
    • 売上高: 900,791百万円 (+6.5%)
    • 営業利益: 48,855百万円 (+88.2%)
    • 経常利益: 47,984百万円 (+67.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 33,025百万円 (+61.7%)
    • 1株当たり当期純利益: 133.33円 (前期 82.47円)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 36.3% (前期比 +0.9ポイント)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 5.4% (前期 3.1%)
  • セグメント別:
    • 板紙・紙加工関連事業: 売上高 510,945百万円 (+5.6%)、営業利益 34,966百万円 (+244.3%)
    • 軟包装関連事業: 売上高 121,278百万円 (+5.0%)、営業利益 4,770百万円 (+159.7%)
    • 重包装関連事業: 売上高 44,348百万円 (-1.6%)、営業利益 906百万円 (-19.4%)
    • 海外関連事業: 売上高 189,177百万円 (+13.7%)、営業利益 6,781百万円 (+12.8%)
    • その他事業: 売上高 35,041百万円 (-0.9%)、営業利益 1,162百万円 (-12.6%)
  • 財務の解説:
    • 物価上昇、円安等の課題がある中、新型ウイルス感染症の5類移行や各種政策効果により緩やかな回復基調が続いた。
    • 段ボール需要の減少、低調な輸出により、板紙業界および段ボール業界の生産量は前年を下回った。
    • 軟包装業界は、インバウンドやイベント需要が回復した一方、物価高による節約志向の影響で生産量は前年を下回った。
    • 重包装業界は、中国経済の減速影響により石油化学関連需要が減少し、生産量は前年を下回った。
    • これらの状況下、同社は「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」として、営業力強化、設備投資、M&A等を通じて業容拡大と収益力向上に努めた。
    • 物流費や労務費の上昇等に対応するため、段ボール・紙器製品の価格改定を実施。
    • 事業統合や子会社化、合弁事業等も積極的に実施し、事業基盤強化を図った。
    • ESG経営として、CO2排出量削減目標達成に向けた取り組みを推進。SBTi認定を取得。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期期末配当金: 15円 (うち創業115周年記念配当3円を含む、合計18円)
    • 2025年3月期年間配当予想: 30円 (中間配当15円、期末配当15円)
  • 特別配当の有無: 創業115周年記念配当3円を実施。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 板紙・紙加工関連事業: 製品価格改定により増収増益。生産量は段ボール需要減により低下。
    • 軟包装関連事業: 製品価格改定で増収増益。
    • 重包装関連事業: 石油化学関連需要減少により減収減益。
    • 海外関連事業: 連結子会社増加等により増収増益。
    • その他事業: 運送事業の採算悪化等により減収減益。
  • セグメント戦略: 「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」として、各事業領域で包括的な戦略を立案・実行。M&Aや事業統合による体制強化、持続的な成長戦略の実現を目指す。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画に関する具体的な記載はないが、継続的な設備投資、M&A、海外事業拡大、ESG経営への取り組みは、持続的な成長と企業価値向上を目指す方針と整合していると推察される。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:
    • 板紙・段ボール業界では、需要減や価格改定の動きが見られる。
  • 市場動向:
    • 経済環境の不確実性(地政学リスク、金融引き締め、中国経済懸念)が景気を下押しする可能性。
    • 物流費、労務費の上昇、環境対策・労働環境改善のための設備投資によるコスト増。

今後の見通し

  • 業績予想 (2025年3月期):
    • 売上高: 1,000,000百万円 (+11.0%)
    • 営業利益: 50,000百万円 (+2.3%)
    • 経常利益: 52,000百万円 (+8.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 35,000百万円 (+5.9%)
    • 1株当たり当期純利益: 141.30円
    • 設備投資額: 105,000百万円 (+42.2%)
  • リスク要因:
    • 海外景気の下振れリスク。
    • 物流費、労務費の上昇。
    • 環境対策・労働環境改善のための設備投資に伴う減価償却費の増加。

重要な注記

  • 会計方針: 日本基準を適用。IFRSの適用については、国内外の諸情勢を考慮し、適切に対応。
  • その他:
    • 2024年4月1日付けで、サン・トックス株式会社と三井化学東セロ株式会社を経営統合し、アールエム東セロ株式会社を設立。
    • 持分法適用関連会社に対する投資の回収可能価額を検討した結果、減損損失3,887百万円を計上。
    • 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式が存在しないため記載なし。
    • 自己株式の希釈効果は、1株当たり純資産額および1株当たり当期純利益の算定において考慮されている。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3941
企業名 レンゴー
URL http://www.rengo.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – パルプ・紙

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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