2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 沖電気工業株式会社 (OKI)
- 主要事業分野: 事業分野は「パブリックソリューション事業」、「エンタープライズソリューション事業」、「コンポーネントプロダクツ事業」、「EMS事業」の4つ。
- パブリックソリューション事業: 交通、防災、防衛などミッションクリティカルなシステムソリューションとエッジからバックボーンに至るネットワークを提供。
- エンタープライズソリューション事業: メカトロ製品の製造・販売、工事・保守により労働力不足解消と業務効率化を実現。
- コンポーネントプロダクツ事業: センシング、AI、通信、出力をカバーするエッジプロダクツを提供。
- EMS事業: 設計から製造、信頼性試験までワンストップでモノづくり総合サービスを提供。
- 代表者名: 代表取締役社長執行役員兼最高経営責任者 森 孝廣 氏
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月8日
- 対象会計期間: 2025年3月期 (2024年4月1日~2025年3月31日)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(普通株式):
- 2025年3月期: 87,217,602株
- 2024年3月期: 87,217,602株
- 期末自己株式数:
- 2025年3月期: 507,427株
- 2024年3月期: 542,144株
- 期中平均株式数:
- 2025年3月期: 86,706,992株
- 2024年3月期: 86,672,675株
- 発行済株式数(普通株式):
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年5月8日
- 株主総会: 2025年6月25日
- IRイベント: 機関投資家向け決算説明会開催 (2025年5月8日)
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 損益計算書:
- 売上高: 452,457百万円(前期比+7.3%)
- 営業利益: 18,627百万円(前期比△0.3%)
- 経常利益: 16,808百万円(前期比△8.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 12,479百万円(前期比△51.3%)
- 貸借対照表:
- 総資産: 410,965百万円(前期比△12,431百万円)
- 純資産: 145,745百万円(前期比+4,431百万円)
- 自己資本比率: 35.4%(前期比+2.1ポイント)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 39,261百万円(前期比+14,540百万円)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △19,634百万円(前期比△5,299百万円)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △17,861百万円(前期比△2,152百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高: 36,237百万円(前期比+1,815百万円)
- 損益計算書:
- 収益性:
- 1株当たり当期純利益: 143.93円(前期295.93円)
- 潜在株式調整後1株当たり当期純利益: 143.83円(前期295.61円)
- 総資産経常利益率: 8.7%(前期21.4%)
- 売上高営業利益率: 4.1%(前期4.5%)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 35.4%(前期33.3%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 4.1%(前期4.5%)
- セグメント別:
- (詳細は「セグメント別情報」参照)
- 財務の解説:
- 売上高は、パブリックソリューション事業、エンタープライズソリューション事業、コンポーネントプロダクツ事業が堅調に推移したこと、EMS事業の需要低迷によるマイナスをカバーした結果、前期比7.3%増加の4,525億円となった。
- 利益面では、人件費や成長投資による固定費の増加があったものの、増収によるプラス影響により、営業利益は前期比0.3%減の186億円となった。
- 経常利益は為替差損益の悪化等により前期比8.1%減の168億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比51.3%減の125億円となった。
- 総資産は前期比3.0%減、純資産は前期比3.1%増となり、自己資本比率は35.4%となった。
- 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前当期純利益の計上および運転資金の良化により、393億円の収入となった。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは、主に固定資産の取得による支出があったことにより、196億円の支出となった。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金およびリース債務の返済による支出により、179億円の支出となった。
配当
- 配当実績と予想:
- 当期(2025年3月期): 1株当たり45円(期末配当)
- 次期(2026年3月期)予想: 1株当たり50円(期末配当)
セグメント別情報
- セグメント別状況(2025年3月期):
- パブリックソリューション事業:
- 売上高: 1,305億円(前期比+38.9%)
- 営業利益: 141億円(前期比+217.2%)
- 社会インフラソリューション、特機システムともに伸長し、売上高は1.4倍規模に拡大、営業利益率も2倍の10%水準になった。
- エンタープライズソリューション事業:
- 売上高: 1,798億円(前期比△0.2%)
- 営業利益: 131億円(前期比△40.3%)
- 前年度後半からの大型案件等により売上・利益ともに高水準で推移した。
- コンポーネントプロダクツ事業:
- 売上高: 758億円(前期比+3.2%)
- 営業利益: 29億円(前期比+417.9%)
- 利益重視のマネジメントにより営業利益は改善した。
- EMS事業:
- 売上高: 659億円(前期比△10.8%)
- 営業損失: △8億円(前期比△19億円悪化)
- 半導体市場やFA・ロボット市場の低迷長期化により、2期連続減収減益となった。
- その他:
- 売上高: 4億円(前期比±0%)
- 営業損失: △15億円(前期比△4億円悪化)
- 将来事業創出に向けたR&Dなどの投資を行った。
- パブリックソリューション事業:
- セグメント戦略: (公開情報に詳細な戦略の記載はないが、各事業で社会課題解決への貢献を掲げている)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 中期経営計画2025 (中計2025) をスタートさせ、2年目となる当年度はカルチャー改革とスタイルチェンジを加速させた。次期(2026年3月期)の業績予想は、いずれの経営指標も中計2025の目標値を達成する見込みである。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 日本経済は緩やかな回復基調だが、物価上昇や為替変動など先行き不透明な状況。
- パブリックソリューション事業は社会インフラソリューション、特機システムが伸長。
- EMS事業は半導体市場やFA・ロボット市場の低迷長期化の影響を受けた。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上高: 4,500億円(前期比△0.5%)
- 営業利益: 190億円(前期比+2.0%)
- 経常利益: 170億円(前期比+1.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 140億円(前期比+12.2%)
- (注)為替換算レートとして、150円/米ドル、155円/ユーロを想定。
- リスク要因: 市場の動向、原材料の高騰、急激な為替変動、災害等による影響。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当連結会計年度の期首から適用。
- 連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いを見直し、2022年改正適用指針を当連結会計年度の期首から適用。
- その他: 該当事項なし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6703 |
企業名 | 沖電気工業 |
URL | http://www.oki.com/jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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