決算短信：愛三工業（7283）

2025年３月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

• 企業概要
  • 企業名: 愛三工業株式会社
  • 上場市場: 東証・名証
  • 証券コード: 7283
  • 主要事業分野: 自動車部品（燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタ、EGRバルブ、動弁系製品ほか）。国内では運送取扱、土木建設、コンピュータシステム開発販売等も実施
  • 代表者名: 取締役社長 野村 得之
  • 本社URL: https://www.aisan-ind.co.jp/
  • 問合せ先: 経理部長 猪飼 英人（TEL 0562-47-1131）
• 報告概要
  • 提出日: 2025年4月24日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日〜2025年3月31日（連結）
  • 決算補足説明資料: 有
  • 決算説明会: 有（証券アナリスト・機関投資家向け）
• セグメント（報告区分と概要）
  • 日本: 自動車部品の製造・販売、運送取扱、土木建設、システム開発等
  • アジア（韓国・中国・インドネシア・タイ・インド）: 自動車部品の製造・販売
  • 米州（米国・メキシコ）: 自動車部品の製造・販売
  • 欧州（チェコ・フランス・ベルギー）: 自動車部品の製造・販売
• 発行済株式
  • 期末発行済株式数: 63,397,879株
  • 期末自己株式数: 893,963株
  • 期中平均株式数: 62,467,809株
  • 重要な後発事象（自己株式）: 2025年2月25日取締役会決議に基づく公開買付。上限6,600,100株・総額上限約112.9億円、買付価格1,710円/株。2025年4月17日に5,500,000株（約94.05億円）を取得済
• 今後の予定
  • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月11日
  • 定時株主総会: 2025年6月13日
  • 配当支払開始予定日: 2025年5月27日

財務指標

• 財務諸表の要点（連結）
  • 貸借対照表
  • 総資産: 300,982百万円（前期比+28,433）
  • 純資産: 140,338百万円（+779）
  • 自己資本比率: 45.1%（前期49.4%）
  • 主な変動: 現金及び預金の増加、長期借入金と退職給付関連負債の増加
  • 損益計算書
  • 売上高: 337,259百万円（+7.3%）
  • 営業利益: 18,338百万円（+18.3%）
  • 経常利益: 19,292百万円（+12.2%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 13,234百万円（+12.7%）
  • 売上高営業利益率: 5.4%（前期4.9%）
  • キャッシュ・フロー
  • 営業CF: +28,222百万円（前期+38,627）
  • 投資CF: △20,128百万円（固定資産取得等、前期△9,664）
  • 財務CF: +10,949百万円（長期借入れ等、前期△11,431）
  • 期末現金等残高: 84,131百万円（前期66,494）
• 収益性
  • EPS: 211.86円（前期187.63円）
  • ROE（自己資本当期純利益率）: 9.8%（前期9.7%）
  • 経常利益率: 5.7%（前期6.9%）
  • 売上高営業利益率: 5.4%（前期4.9%）
• 財務安全性
  • 自己資本比率: 45.1%
  • 流動比率（参考計算）: 約204%（流動資産174,864／流動負債85,745）
  • 有利子負債の主な動向: 長期借入金 51,528百万円（前期31,526）
• 効率性
  • 総資産回転率（参考計算）: 約1.18倍（売上高／期中平均総資産）
  • ROIC/WACC（会社資料）: ROIC 8.1%（2024年度実績）→ 7.7%（2025年度見通し）、WACC 5.7%（見通し）
• セグメント別（連結、2025年3月期）
  • 売上高（外部）/セグメント利益
  • 日本: 99,929百万円 / 2,318百万円
  • アジア: 144,054百万円 / 7,802百万円
  • 米州: 77,344百万円 / 7,154百万円
  • 欧州: 15,929百万円 / 1,287百万円
  • セグメント利益合計 18,563百万円（調整△224、連結営業利益18,338）
  • 利益貢献度の目安（セグ利益ベース・概算構成比）
  • アジア約42%、米州約39%、日本約12%、欧州約7%
• 財務の解説（会社記載の背景）
  • 販売数量の増加と為替（円安）効果、収益改善が寄与。販価変動・人件費増・品質費用等の増加はあったが吸収
  • 期末キャッシュは借入調達と営業CFで増加

配当

• 配当実績（2025年3月期）
  • 中間31円、期末37円、年間68円（前期比+13円）
  • 連結配当性向: 32.1%
• 配当予想（2026年3月期）
  • 中間37円、期末38円、年間75円
  • 連結配当性向目標: 中期経営計画で35%以上
• 特別配当の有無: –（記載なし）
• 自己株式取得: 機動的な実施を方針化（2025年2月公表）。2025年4月に5,500,000株取得済（後発事象）

セグメント別情報

• セグメント別状況（動向）
  • 日本: 売上は販売数量増で+17.3%。利益は数量増と収益改善で増益（約3.0倍）
  • アジア: 数量増と為替で増収、利益は数量増・為替・収益改善で増益
  • 米州: 数量増・為替で増収、収益改善で大幅増益
  • 欧州: 為替影響と収益改善で増益
• 製品別売上（会社資料、単位：億円・概況）
  • 燃料ポンプモジュール: 1,758（構成比約52%）
  • スロットルボデー: 433（約13%）
  • EGRバルブ: 253（約8%）
  • キャニスタ: 417（約12%）
  • 動弁系製品: 97（約3%）
  • その他自動車部品: 311（約9%）
  • 自動車部品以外: 103（約3%）
• 顧客別（会社資料、単位：億円・概況）
  • トヨタ自動車グループ: 1,863（約55%）
  • 現代自動車、日産、ホンダ、スズキ、ヤマハ発動機、他で残り45%

中長期計画との整合性

• 中期経営計画（2025〜2027年度の株主還元方針）
  • 連結配当性向35％以上を目標
  • 資本効率向上のため株価水準等を勘案し機動的な自己株式取得を検討
• IFRS適用の検討
  • 将来のIFRS適用に備え、基盤整備・適用時期を検討中

競合状況や市場動向

• 市場動向（会社見解）
  • 世界経済は持ち直しつつも不確実性が高い。米国の政策動向や中国景気減速等の影響を注視
  • 米国ではEV政策の方針転換等によりハイブリッド車販売が増加
  • 中国では市場全体は成長も、日系各社の販売は低調

今後の見通し

• 業績予想（2026年3月期、連結）
  • 売上高: 310,000百万円（△8.1%）
  • 営業利益: 18,500百万円（+0.9%）
  • 経常利益: 18,000百万円（△6.7%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 12,000百万円（△9.3%）
  • EPS: 208.96円
  • 前提為替レート: 1USD=140円
  • 会社見解: 円高影響・販売数量減・販価改定・人件費増等の減益要因を、収益改善で吸収し微増益を見込む（営業利益）
• リスク要因（会社記載・想定）
  • 為替変動（円高/円安）
  • 米国の対外政策・追加関税の影響
  • 中国経済・地政学リスクの動向
  • 品質関連費用（製品保証引当金の増加動向）

重要な注記

• 会計方針
  • 2022年改正「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当期から適用（影響軽微）
  • 税法改正に伴い、2026年4月1日以降解消見込の一時差異等の実効税率を31.0%に変更（繰延税金資産等の調整影響を計上）
• 連結範囲
  • 連結子会社27社。玄潭（張家港）汽車部件有限公司を2024年12月16日に売却し範囲から除外
• その他の後発事象
  • 政策保有株式の縮減として投資有価証券（株式会社デンソー）を2025年4月10日に一部売却。2026年3月期1Qに投資有価証券売却益19.33億円を特別利益計上予定
  • 上記自己株式公開買付の実施（取得結果は前述）

（注）
– 本サマリーは提出書類・添付資料の記載事項に基づき作成。不明な事項は“–”としています
– 金額は特記ない限り百万円、増減は対前期。比率・一部指標は資料記載または掲載数値からの参考計算です

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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