2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
NSユナイテッド海運株式会社(証券コード: 9110) — 2025年3月期 決算短信(連結)要約
注意:以下は提出資料(決算短信)に基づき情報を整理した要約です。投資助言は行いません。不明な項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:NSユナイテッド海運株式会社
- 主要事業分野:海運業(外航海運事業、内航海運事業)および海運附帯事業、情報サービス等
- 代表者:代表取締役社長 山中 一馬
- 公式URL: https://www.nsuship.co.jp
- 提出(発表)日:2025年4月30日
- 対象会計期間:2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
- 決算補足説明資料:作成あり(同日ウェブ掲載)、決算説明会:無
- 関係会社の関係注記:日本製鉄㈱は「その他の関係会社」で事業上重要な関係あり
今後の予定(開示済み)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月20日
- 定時株主総会開催予定日:2025年6月25日
- 配当支払開始予定日:2025年6月26日
- 決算説明会:なし(補足資料は有)
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株含む):23,970,679株
- 期末自己株式数:405,034株
- 期中平均株式数:23,565,705株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
セグメント(報告セグメント)
- セグメント区分:外航海運事業、内航海運事業、その他(情報サービス等)
- 各セグメントの概要:
- 外航海運事業:撒積船(乾散貨:鉄鉱石・石炭等)、タンカー(LPG等)、船舶貸渡等(海外航路)
- 内航海運事業:国内水域での撒積・タンカー(LNG/LPG等)運航、船舶貸渡等
- その他:情報サービス等
セグメント実績(2025年3月期・連結、外部顧客売上高/百万円)
– 外航:216,152(約87.4%の売上占有)
– 内航:31,256(約12.6%)
– その他:391(注:小口)
– セグメント利益(営業利益ベース、百万円)
– 外航:16,277(約80.5%の利益寄与)
– 内航:3,960(約19.6%)
– 合計(セグメント合計):20,237 → 連結営業利益との調整等あり(連結営業利益 20,224 百万円)
財務指標(要点)
(単位:百万円、割合は対前期比較を明記)
– 売上高(連結):247,408(+6.1%)
– 前期:233,100
– 営業利益(連結):20,224(△6.4%)
– 営業利益率:約8.2%
– 経常利益(連結):19,015(△14.3%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:18,621(+3.5%)
– 1株当たり当期純利益(EPS、連結):790.18円
– 包括利益:19,399(+4.0%)
貸借対照表(主要項目、2025年3月31日)
– 総資産:287,948
– 流動資産合計:116,172
– 固定資産合計:171,777
– 負債合計:125,210
– 流動負債:44,820
– 固定負債:80,390
– 純資産(連結):162,738
– 自己資本比率:56.5%
– 1株当たり純資産:6,905.75円
キャッシュ・フロー(連結)
– 営業活動によるCF:34,851(前期 31,015)
– 投資活動によるCF:△8,246(主に船舶取得による支出、ただし船舶売却収入あり)
– 財務活動によるCF:△17,811(長期借入の変動、借入金返済、配当支払等)
– 現金及び現金同等物期末残高:55,784(前期 47,069)
主要指標(計算・掲載値)
– 流動比率(流動資産/流動負債):約116,172 / 44,820 ≒ 2.59 (259%)
– 有利子負債(報告ベース:短期借入 14,579 + 長期借入 70,737)=約85,316
– 負債比率(負債合計/純資産、一般的な定義に基づく計算):125,210 / 162,738 ≒ 0.77(77%)
– 総資産回転率(売上高/総資産):247,408 / 287,948 ≒ 0.86 回転/年
– 営業利益率:20,224 / 247,408 ≒ 8.17%(資料記載 8.2%)
(注)上記の一部は計算による。定義や対象範囲により若干異なる場合あり。
財務の解説(決算短信の記載内容より)
- 売上増加の主因:外航中心の運航収入増(年間で売上高は増加)。
- 営業利益・経常利益の減少要因:為替(円安)による外貨建て費用増、海運市況の後半悪化等。ただし老齢船売却益(固定資産売却益)計上により当期純利益は増加。
- 市況動向:
- ケープ型(18万DWT)は期前半好調→後半低迷(主要航路用船料が一時1万ドルを下回る場面)。
- パナマックス以下も同様に前半堅調→後半弱含み。
- VLGCは概ね堅調。
- 内航は鋼材輸送等の需要減で一部減少、バイオマス関連は堅調。LNG輸送は減少、LPGは増加。
- 固定資産:船舶(純額)が減少(減少要因:売却、減価償却等)。当期における船舶取得や竣工による投資も実施。
配当
- 配当方針:連結配当性向を30%を基準に配当を実施(内部留保の確保と安定成長の両立を基本方針)。
- 2024年3月期(実績):年間230円(中間80円/期末150円)
- 2025年3月期(実績):年間240円(中間115円/期末125円)→ 配当金総額:5,656百万円、配当性向(連結):30.4%
- 2026年3月期(予想):中間配当 90円予定、期末配当は未定(期末は公表可能になった時点で開示)
- 特別配当:なし(記載なし)
セグメント別詳細と戦略
- 売上構成:外航約9割、内航約1割(連結売上に占める比率)
- セグメント別動向(2025年3月期)
- 外航:売上 216,152、セグメント利益 16,277。主に乾散貨の運賃動向に左右される。新造船の稼働や貸渡により収益を確保。
- 内航:売上 31,256、利益 3,960。国内需要の変動(建設・自動車需要の低迷等)に依存。
- 投資・設備(セグメント別増加額):外航での有形固定資産・無形固定資産の増加が大きく(17,736)、内航は小幅(913)
- 戦略(短信記載の趣旨):
- 市況変動を注視しつつ需給管理(船腹供給、環境規制対応)を踏まえた船隊運用・貸渡を実施。
- 環境規制や次世代燃料動向を勘案しつつ新造船導入は慎重に判断。
中長期計画との整合性
- 決算短信では明示的な中期経営計画の数値表はなく、事業環境(需給、新造船竣工の見通し、環境規制)に応じた運航・投資方針の記載あり。
- 次期(2026年3月期)業績見通し(連結、会社予想):
- 売上高:201,000 百万円
- 営業利益:13,000 百万円
- 経常利益:10,000 百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:14,000 百万円
- 前提:為替 1US$=140円、燃料油価格(全油種)483 US$/MT(平均)
- これにより来期は事業環境を織り込み保守的な業績想定(売上・利益とも減少見込み)となっている。
競合状況・市場動向(短信記載の範囲)
- 市場動向:
- ドライバルク市況は前半堅調→後半に低迷。要因:中国需要の変動、天候の影響、パナマ運河制限の緩和など。
- VLGC(大型LPG船)は比較的堅調。
- 国内(内航)では鋼材等の需要減退が影響。
- 競合他社との比較:決算短信に具体的な競合社比較データは記載なし → 比較情報は別途参照必要(同業各社の開示資料等)。
- 市場ポジション:連結売上の約9割が外航海運であり、外航乾散貨・LPG等での事業基盤が中心。日本製鉄との継続的な関係が事業上重要と明記。
今後の見通し・リスク要因
- 会社の業績予想(2026年3月期)は上記の通り(売上201,000、営業利益13,000等)。前提に為替・燃料価格を置く。
- 主なリスク要因(短信・一般的観点):
- 海運市況の変動(運賃下落等)
- 為替相場の変動(円安で外貨建て費用増の可能性)
- 燃料価格(燃料油・代替燃料)の変動
- 地政学リスク・貿易政策(関税等)による貨物流向の変化
- 環境規制(GHG対策等)や次世代燃料の普及タイミング
- 国内需要(鋼材・建設等)の動向
- 重要な後発事象:連結子会社が2025年4月24日に外航船舶1隻を海外の第三者に売却(見込固定資産売却益:約47億円)
会計・注記事項(重要事項)
- 決算短信は監査報告の対象外(監査未了の旨の記載)。
- 会計方針の変更:2022年改正「法人税等に関する会計基準」等を当期首から適用(連結財務諸表への影響は無し)。
- 適用基準:日本基準(JGAAP)。IFRS適用については将来の動向に応じて検討する方針。
重要な告知・その他
- 決算補足説明資料は会社ウェブサイトに掲載予定(2025年4月30日)。
- 決算説明会は開催しないが補足資料あり。
- 次期配当(期末)は未定(中間は90円予定)。
上記は決算短信(2025年4月30日公表)に記載の内容を整理したものです。原文の詳細数値や注記は決算短信本体および補足資料をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9110 |
企業名 | NSユナイテッド海運 |
URL | http://www.nsuship.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 運輸・物流 – 海運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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