2025年3月期決算短信〔日本基準〕(非連結)
以下は、提供いただいた「株式会社東京自働機械製作所 2025年3月期 決算短信(日本基準・非連結、2025年5月14日)」の内容を、個人投資家向けに指定の観点で整理したものです。投資助言は行いません。不明箇所は「–」としています。
※数値の単位は特に記載のない限り百万円(千円未満切捨て)および円です。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社東京自働機械製作所
- 上場取引所:東証
- 証券コード:6360
- 主要事業分野:包装機械(各種上包機、製袋充填機、箱詰機、ラインシステム、圧縮梱包機、たばこ関連機械等)および生産機械(各種生産ライン、組立機械、検査装置等)の製造販売
- 代表者:代表取締役社長 佐藤 康公
- 連絡先:執行役員経理部長 八束 敏浩(TEL (03)3866-7171)
- 公式URL:https://www.tam-tokyo.co.jp
- 報告概要
- 提出日:2025年5月14日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外
- セグメント(報告セグメント:2)
- 包装機械:上包機、製袋充填機、箱詰機、ラインシステム等の製造販売
- 生産機械:生産ライン、組立機械、検査装置等の製造販売
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株含む):1,452,000株(2025年3月期末)
- 期末自己株式数:48,308株(うち株式給付信託にかかる信託口保有 33,825株含む)
- 期中平均株式数:1,402,589株(2025年3月期)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定(開示)
- 定時株主総会:2025年6月26日(予定)
- 配当支払開始予定日:2025年6月27日(期末配当支払日)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
- 決算補足説明資料:無
- 決算説明会:無
財務指標(要点)
- 主要損益(2025年3月期・対前期比較)
- 売上高:12,890百万円(△4.2%)
- 営業利益:1,564百万円(+12.7%)
- 経常利益:1,721百万円(+11.3%)
- 当期純利益:1,222百万円(+9.5%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):871.48円
- 会社公表の主要率:
- 自己資本当期純利益率(ROE):14.0%
- 総資本経常利益率:10.6%
- 売上高営業利益率(営業利益率):12.1%
- 主要貸借対照表(期末、2025/3/31)
- 総資産:15,855百万円(前期 16,627百万円、△4.6%)
- 純資産:9,439百万円(前期 8,074百万円、+16.9%)
- 自己資本比率:59.5%(前期 48.6%)
- キャッシュ・フロー(2025年3月期)
- 営業活動によるCF:+1,013百万円(前期は△1,365百万円)
- 投資活動によるCF:△109百万円
- 財務活動によるCF:△186百万円
- 現金及び現金同等物期末残高:3,529百万円(前期 2,812百万円)
- 財務安全性(会社公表・要点)
- 自己資本比率 59.5%(改善)
- 流動負債は大幅減(前期比で約41.7%減)→ 買掛金・前受金の減少が要因
- 固定負債は増加(長期借入金の増加が主因)
- 効率性(参考)
- 売上高営業利益率(営業利益率):12.1%(改善)
- 総資本に対する経常利益率(会社公表):10.6%
セグメント別(2025年3月期・非連結)
- 売上高・セグメント利益(単位:百万円)
- 包装機械
- 売上高:5,785(+20.0%)
- セグメント利益:4(前年は△59)
- 備考:菓子食品業界等で自動化・省人化需要は堅調。増収により黒字転換。
- 生産機械
- 売上高:7,105(△17.7%)
- セグメント利益:2,259(+9.6%)
- 備考:大型プロジェクト需要の落ち着きにより売上減。生産性向上で原価率改善し利益増。
- 共通費(全社費用):698(費用計上、前年 612)
- セグメント戦略・見通し(会社の記載より)
- 包装機械:省人化需要を取り込みつつ、技術開発投資・価格転嫁・生産性向上で売上拡大・利益確保を図る。
- 生産機械:特定顧客の大型案件依存度が高く、近年の集中需要が落ち着いているため受注残減少の影響が想定される。
財務の解説(決算短信中のポイント)
- 売上は減少したが、原材料高や販管費増加等の逆風下で生産性向上や販売価格の適正化により原価率が改善し営業利益・経常利益・当期純利益は増加。
- 流動資産は契約資産や前渡金の減少で11.4%減、固定資産は投資有価証券の増加等で9.0%増。
- 負債合計は買掛金・前受金の減少等により25.0%減少。長期借入金は増加し、固定負債が増加。
- 営業CFは前年の大幅マイナスからプラスに転換(税引前利益の増加、売上債権の回収等が寄与)。
- 注記:会計方針の変更はなし。ヘッジは原則繰延ヘッジ処理。退職給付や引当金の計上基準は注記参照。
配当
- 方針:配当性向30%を目安に継続的な配当を実施(内部留保は将来事業強化等に充当)
- 2024年3月期(実績):年間120円(期末120円、内訳:普通80円+特別40円)
- 2025年3月期(当期・決定):年間240円(期末240円、年間合計240円)
- 配当金総額:345百万円
- 配当性向(当期):27.5%
- 2026年3月期(予想):年間100円(期末100円予定)、配当性向目安 28.1%
- 特別配当:2024年期に特別配当あり(40円)。当期(2025年3月期)には特別配当記載なし。
中長期計画との整合性
- 決算短信内に明確な「中期経営計画」の数値目標や進捗表は記載なし。中期方針としては技術開発投資や生産性向上による事業体質強化を継続する旨の記載あり。
競合状況や市場動向(短信の記載より)
- 包装機械分野:自動化・省人化ニーズが継続(特に菓子食品業界)。しかし競合他社との価格競争あり(短信で言及)。
- 生産機械分野:特定顧客向けの大型プロジェクト依存が高く、需要の変動が業績に直結する構造。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし → 比較は別途市場データ・同業決算で確認が必要。
今後の見通し(会社予想・2026年3月期)
- 前提:世界経済減速リスク(米国の通商政策等)、物価上昇による需要への影響など先行き不透明
- 会社予想(通期:2025/4/1~2026/3/31、百分率は対前期)
- 売上高:10,000百万円(△22.4%)
- 営業利益:400百万円(△74.4%)
- 経常利益:570百万円(△66.9%)
- 当期純利益:500百万円(△59.1%)※当期純利益見通しには政策保有株式の一部売却に伴う利益を含む
- 1株当たり当期純利益:356.20円
- 会社コメント:包装機械は堅調な需要を見込みつつも、生産機械は受注減少により減収減益を見込むため、来期は業績大幅減を予想。
リスク要因(決算短信記載の主な懸念)
- マクロリスク:世界経済の減速リスク(通商政策等)、物価上昇の継続による需要不振
- 事業特有のリスク:大型プロジェクトの受注集中や遅延・延期、競合との価格競争
- その他:為替変動、原材料価格の動向、規制環境等
重要な注記(会計・その他)
- 会計方針の変更:無し
- 決算短信は監査対象外(監査未実施)
- 収益認識:製品等は顧客検収時に収益認識。特定顧客向けの長期工事契約は進捗率(実際原価/見積原価)で収益認識。
- ヘッジ:為替予約を用い繰延ヘッジ処理等を適用
- 持分法:持分法適用会社に関する損益は、当期 54百万円(前期 16百万円)
役員関連(その他)
- 役員異動(予定、2025年6月26付)
- 退任:社外取締役 中村 洋一(辞任予定)
- 新任候補:社外取締役 武田 康孝(予定)
まとめ(事実の要点)
– 2025年3月期は売上高が前期比で減少した一方、原価改善や販売価格の見直し、生産性向上で営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも増加。
– セグメントでは包装機械が増収・黒字転換、生産機械は売上減ながら利益率改善。
– 財務面では自己資本比率が大幅改善(59.5%)し、営業CFはプラス転換。来期は受注環境の変化等から大幅な減収減益を会社側が見込んでいる点に注意。
不明点・補足が必要な項目があればお知らせください。追加で同業他社比較や簡易バリュエーション(資料に株価を提供いただければ時価総額・指標計算)も対応可能です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6360 |
| 企業名 | 東京自働機械製作所 |
| URL | http://www.tam-tokyo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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