決算短信：ランド（8918）

2026年２月期 第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）

株式会社ランド（証券コード: 8918） 2026年2月期 第2四半期（中間）決算短信 要約

注意事項：以下は開示資料（2025年10月9日公表）に基づく事実の整理です。投資助言や価値判断は行いません。不明項目は「–」としています。

基本情報

• 企業名：株式会社ランド
• 上場取引所：東証
• コード：8918
• URL：http://www.land.jp
• 代表者：代表取締役社長 松谷 昌樹
• 問合せ先：常務取締役 佐瀬 雅昭 TEL 045-345-7778
• 報告書提出日（決算短信公表日）：2025年10月9日
• 半期報告書提出予定日：2025年10月10日
• 対象会計期間：2026年2月期 第2四半期（中間） 2025年3月1日～2025年8月31日
• 決算説明資料：無
• 決算説明会：無
• その他：中間決算短信は監査（レビュー）対象外

セグメント

• 報告セグメント（区分・概要）
  • 不動産事業：共同事業形式による事業用地売却、買取再販案件の引渡し等
  • 再生可能エネルギー関連投資事業：太陽光発電所の売却、蓄電池所開発等の投資・販売
  • その他事業：一部案件の精算等
• セグメント注記：セグメント間取引は相殺消去前の金額で表示

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：1,545,140,000株
• 期末自己株式数：7,257,097株
• 期中平均株式数（中間期）：1,537,882,903株（業績予想のEPS算定基礎に使用）

今後の予定

• 半期報告書提出：2025年10月10日
• IRイベント：決算説明会は無し（次回IR予定は開示無し）
• 連結業績予想の修正：直近公表値から修正なし（2026年2月期通期予想は未変更）

財務指標（ハイライト：連結、百万円未満切捨て）

• 売上高（累計・中間）：368百万円（368,839千円、前年同期：3,229百万円）
• 営業利益（累計・中間）：△146百万円（△146,061千円、前年同期：営業利益828百万円）
• 経常利益（累計・中間）：△138百万円（△138,265千円、前年同期：821百万円）
• 親会社株主に帰属する中間純利益：△138百万円（△138,310千円、前年同期：617百万円）
• 1株当たり中間純利益：△0.09円（前年同期：0.42円）
• 総資産（中間末）：9,596百万円（前期末：10,017百万円）
• 純資産（中間末）：8,610百万円（前期末：8,902百万円）
• 自己資本比率：89.6%（前期末：88.8%）

（通期会社予想）
– 通期売上高予想：4,090百万円（前期比△19.7%）
– 通期営業利益予想：800百万円（△18.1%）
– 通期経常利益予想：790百万円（△18.6%）
– 通期親会社株主に帰属する当期純利益予想：710百万円（△18.8%）
– 通期1株当たり当期純利益予想：0.46円

財務諸表の要点（主要項目、千円単位）

貸借対照表（中間末：2025/8/31）
– 現金及び預金：2,296,997
– 販売用不動産：402,540
– 仕掛販売用不動産：305,691
– 共同事業出資金：5,712,021
– 短期貸付金：733,700
– 流動資産合計：9,504,834
– 固定資産合計：91,965
– 資産合計：9,596,800

負債（中間末）
– 流動負債合計：897,958
– 短期借入金：223,300
– 1年内返済予定の長期借入金：313,923
– 未払費用：314,591
– 未払法人税等：1,181
– 固定負債：88,042
– 負債合計：986,000

純資産（中間末）
– 資本金：50,000
– 資本剰余金：3,547,770
– 利益剰余金：5,527,540
– 自己株式：△524,260
– 株主資本合計：8,601,050
– 純資産合計：8,610,800

損益計算書（中間累計）
– 売上高：368,839
– 売上原価：180,992
– 売上総利益：187,846
– 販売費及び一般管理費：333,908
– 営業損失：△146,061
– 営業外収益：15,716（受取利息等）
– 営業外費用：7,920（支払利息等）
– 経常損失：△138,265
– 特別利益：1,136（固定資産売却益）
– 法人税等：1,181
– 親会社株主に帰属する中間純損失：△138,310

キャッシュ・フロー（中間累計）
– 営業活動によるCF：△1,556,578（前年同期は+1,268,427）
– 主因：棚卸資産（事業投資による増加）等
– 投資活動によるCF：△23,654（短期貸付金の増加等）
– 財務活動によるCF：△100,961（配当支払等）
– 現金及び現金同等物期末残高：2,296,997（期首 3,978,192、減少幅 1,681,194）

収益性・効率性（計算ベース、参考）

• 売上総利益率（中間）：187,846 / 368,839 ≒ 50.9%
• 営業利益率（中間）：△146,061 / 368,839 ≒ △39.6%
• 総資産回転率（中間、売上/資産）：368,839 / 9,596,800 ≒ 0.038（期間比率）
• 参考（前年中間）：総資産回転率 ≒ 3,229,261 / 10,017,255 ≒ 0.323

（注）上記は中間期間の単純比率。年率化や季節性は考慮していません。

セグメント別（中間：2025/3/1～2025/8/31）

• 売上高（外部顧客への売上）
  • 不動産：311,142千円（全売上の約84.3%）
  • 再生可能エネルギー関連投資：0千円
  • その他：57,696千円（約15.6%）
  • 合計：368,839千円
• セグメント利益（営業利益ベース）
  • 不動産：81,541千円（利益計上）
  • 再生可能エネルギー関連投資：△61,837千円（損失）
  • その他：45,055千円（利益）
  • セグメント合計：64,760千円
  • 全社費用等の調整額：△210,821千円 → 連結営業損失 △146,061千円
• 備考：再生可能関連は当期に売上計上に至らず営業損失を計上。不動産が売上の中心。

財務の解説（開示記載の要旨）

• 総資産は期末配当の支払や経常費用支出により420百万円減少。
• 負債は未払法人税等の支払で128百万円減少し986百万円に。
• 純資産は中間純損失（138百万円）及び配当実施により292百万円減少し8,610百万円に。
• 営業CFの大幅なマイナスは新規事業投資に伴う棚卸資産の増加が主因。
• 投資CFは短期貸付金の増加等、財務CFは配当支払等による支出が中心。

配当

• 中間配当（第2四半期末）：2026年2月期は0.00円（同0.00円）
• 期末配当（予想）：未定（開示では通期予想に配当金の数値無し）
• 直近の配当実績：2025年2月期（通期）合計0.10円（第2四半期0.00、期末0.10、支払総額153,790千円、取締役会決議日 2025/4/10、支払日 2025/5/8）
• 特別配当：当中間期に関する特別配当の記載無し

中長期計画との整合性

• 公表済みの通期業績予想（4,090百万円 売上、営業利益800百万円等）に変更は無し。
• 当中間期実績は通期予想に対し進捗（売上ベース）は約9.0%（368/4,090）、営業は赤字のため通期予想に対する進捗はマイナスとなる。

（注）進捗や達成可能性に関する評価は開示に基づく数値であり評価判断は行わない。

競合状況・市場動向（開示内容）

• 市場動向（会社記載）
  • 国内不動産市場：建設資材価格高騰や金利上昇のリスクはあるが、国内外投資家による不動産投資は引き続き旺盛と記載。
  • 再生可能エネルギー：脱炭素政策により市場拡大が期待されると記載。

今後の見通し（リスク等）

• 業績予想の前提や留意点：業績見通しは現時点で入手可能な情報及び合理的な前提に基づくもので、達成を確約するものではない（会社注記）。
• 主なリスク要因（開示参照）
  • 建設資材価格やエネルギー価格の高騰、金利上昇、国際情勢の不安定化等
  • 再生可能エネルギー関連は売上計上が案件の売却時期に依存
• 会計上の重要事項：会計方針変更無し、中間連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用無し、連結範囲の変更無し

重要な注記

• 中間連結財務諸表は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
• 会計方針の変更・見積りの変更等：無し
• 業績予想の留意点：通期EPSの算定基礎は中間連結期間末の自己株式除く発行済株式数 1,537,882,903株を使用

（不明・未開示項目）
– 今後のIRイベント（詳細）：無し（開示は無）

以上。必要であれば、特定項目（セグメント別数値の詳細、CF明細、比率計算の追加）について追記します。

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