2025年9月期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:市場予想は不明だが、前期実績比で大幅上振れ(増収増益)。会社側の翌期業績予想は減益見通しで、保守的な姿勢を示している。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高54,684百万円、前期比+16.9%;営業利益3,428百万円、同+83.8%;当期純利益2,517百万円、同+76.3%)。
  • 注目すべき変化:受注高が63,504百万円(前年同期比+23.7%)と強く、仕掛品(棚卸)や売掛金が増加し総資産が大幅増(+10,040百万円)。セグメントではソリューション部門とオフィス部門が高成長、ネットワーク部門は減収。
  • 今後の見通し:2026年9月期予想は売上高55,000百万円(+0.6%)と横ばいだが、営業利益を2,200百万円(△35.8%)と大幅減益見込み。会社は不透明な外部環境を理由に保守的な見通しを提示。
  • 投資家への示唆:短期的には受注基盤の拡大と良好なキャッシュ創出が評価点。一方、翌期の減益見通し(投資・コスト増等の影響示唆)をどう説明・対応するかが注目点。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:扶桑電通株式会社
    • 主要事業分野:情報通信機器の施工、オフィス機器販売、システムソフト開発および関連サポートサービス(単一セグメント)
    • 代表者名:代表取締役社長 有冨 英治
    • URL:https://www.fusodentsu.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月11日
    • 対象会計期間:2025年9月期(2024年10月1日~2025年9月30日、非連結)
    • 決算補足説明資料:作成有、決算説明会:機関投資家等 2025/11/21、個人投資家向け 2025/12/24
  • セグメント(単一事業だが部門別注記あり):
    • ネットワーク部門:自治体向け防災・減災等、Wi‑Fi設置工事等
    • ソリューション部門:医療情報システム等のソフト開発・導入
    • オフィス部門:パソコン・ソフトウエア等の販売
    • サービス部門:ソフトウェアサポート、クラウドサービス等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(分割前) 6,960,980株(注:2025/10/1に1株→2株の株式分割実施、分割後発行済株式数13,921,960株)
    • 時価総額:–(注:決算短信に明記なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2025年12月18日
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年12月17日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月19日
    • 決算説明会:上記参照

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想との比較:当期(2025年9月期)に対する事前の通期予想開示は本資料内に無し(したがって達成率は算出不可)。翌期(2026年9月期)予想は別途提示(下記参照)。
    • 市場予想との比較:市場コンセンサスは記載なし(不明)。
  • サプライズの要因:
    • 受注の拡大(受注高63,504百万円、前年+23.7%)と富士通グループ等との連携強化により売上増。粗利益率改善(部門別でオフィス/ソリューション等の粗利改善)により営業利益大幅増。
    • ネットワーク部門は小売向けWi‑Fi工事減で売上減だが、他部門の伸長で相殺。
  • 通期への影響:
    • 会社は2026年9月期に売上横ばい、利益大幅減(営業利益2,200百万円、当期純利益1,650百万円)を見込む。今回の好調が翌期も継続するかは不透明で、会社は外部環境不確実性を理由に保守的予想を示している。必要があれば速やかに修正すると表明。

財務指標(主要数値)

(単位:百万円、対前期増減%は会社公表値)

  • 損益(2025年9月期)
    • 売上高:54,684 百万円(+16.9%)
    • 営業利益:3,428 百万円(+83.8%)
    • 経常利益:3,664 百万円(+77.9%)
    • 当期純利益:2,518 百万円(+76.3%)
    • 1株当たり当期純利益(調整後表示):216.89円(注:2025/10/1株式分割を前提に算定)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:6.3%(業種平均との比較は業種により差異あり。目安:高いほど良好)
    • 自己資本当期純利益率(会社開示):18.0%(目安:10%以上で優良)
    • ROA(当社計算:当期純利益/総資産):約6.3%(目安:5%以上で良好)
  • 財政状態(2025/9/30)
    • 総資産:39,716 百万円(前期29,675 百万円、増加 +10,040 百万円)
    • 純資産:15,408 百万円(前期12,528 百万円、増加 +2,879 百万円)
    • 自己資本比率:38.8%(目安:40%以上で安定 → やや低下)
    • 1株当たり純資産:1,324.26円(分割考慮)
  • キャッシュ・フロー(2025年9月期)
    • 営業CF:4,877 百万円(前期1,310 百万円、増加)
    • 投資CF:△931 百万円(前期△839 百万円)
    • 財務CF:△877 百万円(前期△469 百万円)
    • 現金同等物期末残高:9,382 百万円(前期6,313 百万円)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約3,946 百万円
    • 営業CF/当期純利益比率:約1.94(目安1.0以上で健全)
  • 進捗率分析(四半期進捗は四半期詳細非掲載のため総括)
    • 通期予想(2026年9月期)に対する進捗は参考外。2026年予想は売上55,000百万円、営業利益2,200百万円(翌期は利益率低下見込み)。
  • 四半期推移・季節性:売上は顧客の決算が3月に集中するため第2四半期が高めの傾向(会社注記)。
  • 財務安全性・負債
    • 負債合計:24,308 百万円(前期17,146 百万円、増加)
    • 有利子負債:期末時点で社債の残存無し(注:2025年に社債償還)。会社注記では「有利子負債がないため」一部指標非該当。
    • 流動負債の増加(買掛金増:+6,063 百万円、契約負債増:+944 百万円)
  • 効率性
    • 減価償却費:174,214 千円(=174.2 百万円、注:損益計算書数値)
    • 総資産回転等:–(明示なし)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:当事業年度は特別利益の計上無し(前期は投資有価証券売却益16 百万円等)。
  • 特別損失:当事業年度は特別損失の計上無し。
  • 一時的要因の影響:前年は有価証券売却益等の一時益があったが、当期は一時項目がなかったため業績改善は本業の寄与が主体と判断可能(受注増・粗利改善等)。
  • 継続性の判断:受注高とクラウド/医療/自治体向け需要の継続性に依存。会社はDX投資等の需要継続を想定する一方、外部リスクも提示。

配当

  • 配当実績(2025年9月期)
    • 中間配当:15.00円(分割前表示)
    • 期末配当:159.00円(同)
    • 年間配当:174.00円(配当性向40.1%)
    • 配当性向:40.1%(会社方針:配当性向目安40%)
    • DOE下限:株主資本配当率(DOE)2.0%を下限に設定
  • 次期(2026年9月期)予想:
    • 株式分割後の表示:年間配当57.00円(中間7.5円、期末49.5円)※2025/10/1に1→2株分割のため表示変更
  • 特別配当:2024年9月期には特別配当68円が含まれていたが、当期は特別配当なし。
  • 株主還元方針:配当性向40%目安、DOE2.0%下限。自社株買い等の記載は当期決算短信では特記無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当事業年度の主要投資)
    • 投資有価証券取得:1,300.9 百万円
    • 投資有価証券償還収入:500 百万円、償還等収入300 百万円(入金含む)
    • 有形固定資産取得:87.6 百万円
    • 無形固定資産(ソフトウエア等)取得:186.0 百万円
    • 子会社株式取得(M&A):125.5 百万円(北海道システムエンジニアリング子会社化関連)
  • 減価償却費:174.2 百万円(損益計算書)
  • 研究開発費:明確なR&D費の内訳記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注状況:
    • 受注高:63,504 百万円(前年同期比+23.7%)
    • 受注残/契約資産:契約資産1,534 百万円(前年944 百万円、増加)
    • Book-to-Bill(概算):受注高63,504 / 売上高54,684 ≒ 1.16(需給良好)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品等)小幅:商品806 千円(ほぼ売切れ)
    • 仕掛品(作業中在庫):4,537 百万円(前年1,749 百万円、増加)
    • 在庫回転日数等:記載なし(–)

セグメント別情報

  • 売上高(部門別、百万円・対前期増減率)
    • ネットワーク部門:13,874 百万円(△4.6%)— 小売向けWi‑Fi工事減少が影響
    • ソリューション部門:16,730 百万円(+39.9%)— 医療(電子カルテ等)、自治体向けが好調
    • オフィス部門:12,139 百万円(+28.1%)— 民需向けPC・ソフト販売が好調
    • サービス部門:11,938 百万円(+10.5%)— クラウドサービス、サポート増
  • セグメント戦略:DX提案・生成AI活用、ArmZシリーズ(ArmZ Cloud/Link/Key)等の強化、M&Aによる自治体ビジネス強化
  • 地域別売上:本邦以外の外部顧客売上は無し(全て国内)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:FuSodentsu Vision 2027(2025〜2027)を策定。業種基軸の価値提供、DX・M&A戦略、経営基盤強化を掲げる。
  • KPI進捗:受注高増加・ソリューション部門の伸長は中期計画の成長シナリオに合致。ただし2026年の減益見通しは短期的な利益率低下を示唆。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:ICT分野ではDX、AI導入、クラウド需要が継続的に伸長。会社もDX支援、生成AI活用、人材育成に投資。
  • 競合比較:個別同業他社との比較データは本資料に無し(–)。

今後の見通し(会社開示)

  • 2026年9月期(予想)
    • 売上高:55,000 百万円(+0.6%)
    • 営業利益:2,200 百万円(△35.8%)
    • 経常利益:2,450 百万円(△33.1%)
    • 当期純利益:1,650 百万円(△34.5%)
    • 1株当たり当期純利益(分割後):142.14円
  • 前提・リスク:地政学リスク、物価上昇、米国貿易政策など外部環境の不確実性。会社は前提条件や必要時の修正について言及。
  • 予想の信頼性:会社は必要があれば速やかに修正すると明記。過去の予想達成傾向の詳細は本資料に記載なし(–)。
  • リスク要因:為替・原材料価格・公共投資動向・主要顧客の予算動向・工事原価見積りの変動等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:法人税関連会計基準の改正を期首から適用(財務諸表への影響なし)。
  • 株式分割:2025年9月30日基準で1株→2株分割(効力2025/10/1)。発行可能株式総数を2,400万株→4,800万株に変更。
  • 子会社化:北海道システムエンジニアリングを子会社化(自治体向け事業強化)。
  • 監査:決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外と明記。

(注)

  • 不明項目や会社・市場予想の事前数値が資料にない場合は“–”で示しました。
  • 数値は原則として決算短信(単位:千円→百万円へ四捨五入)を基に記載。
  • 財務指標の「良い/悪い」の目安は文中に併記しました。投資助言は行っていません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7505
企業名 扶桑電通
URL http://www.fusodentsu.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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