2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:第3四半期累計の業績は会社の通期予想と比較して特に「親会社株主に帰属する当期純利益」が大きく上振れ(第3Q累計233百万円に対し通期予想80百万円)。会社は通期予想を修正していない(サプライズ:通期見通しと乖離)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高4,029百万円/前年同期比+27.3%、営業利益305百万円/前年同期比+81.2%、当期純利益233百万円/前年同期比+76.3%)。
- 注目すべき変化:ストレージ製品(RAID、NASなど)および商品(医療機器・キッティング)の伸びが寄与し、売上総利益が前年同期比+31.1%に拡大。無形資産(開発費等想定)の増加と棚卸資産の増加も確認。
- 今後の見通し:通期業績予想に修正は無し。ただし第3Q累計で通期純利益見通しを大幅に上回っているため、第4四半期に特別損失等が計上される前提のまま(会社は12月18日に既に「特別損失計上に伴う修正(無配)」等を公表済み)。通期予想の達成可能性は、第4Qの要因次第。
- 投資家への示唆:第3Qの業績は好調だが、会社は通期見通しを維持しており、第4Qに業績を左右する特別要因や公開買付け(サクサ株式会社によるTOB、取締役会は賛同・応募推奨)など株主構成・上場維持に関わる重要イベントが発生している点に留意が必要。
基本情報
- 企業名:株式会社ニューテック(Newtech)
- 証券コード:6734(東証上場)
- 主要事業分野:ストレージ(外部記憶装置)本体および周辺機器の開発・製造・販売・保守サービス
- 代表者:代表取締役社長 早川 広幸
- 問合せ先:取締役副社長兼管理部長 宮崎 有美子(TEL 03-5777-0888)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月8日(決算短信日付)
- 対象会計期間:2025年3月1日~2025年11月30日(2026年2月期 第3四半期累計)
- セグメント:単一セグメント(ストレージ本体・周辺機器・関連サービス)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):2,081,000株(第3Q)
- 期末自己株式数:135,537株(第3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):1,938,034株(第3Q)
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:無
- 株主総会・IRイベント:–(記載なし)
- 重要イベント:サクサ株式会社による公開買付け開始予定(取締役会は賛同・応募推奨と表明)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が公表している通期予想との比較)
- 売上高:第3Q累計 4,029百万円。通期予想 5,000百万円 に対する進捗率 80.6%(好調、通期の8割超)
- 営業利益:第3Q累計 304.9百万円。通期予想 370百万円 に対する進捗率 82.4%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第3Q累計 233.1百万円。通期予想 80百万円 に対する進捗率 291.4%(第3Q累計で通期見通しを大きく上回る)
- サプライズの要因:
- ストレージ本体(RAID・NAS)や商品(医療機器、キッティング)の売上拡大により粗利が増加。
- 販管費は増加(人件費・R&D等)しているが、売上総利益の伸びが上回り営業利益率が改善。
- 一方、会社は既に過去に発表した特別損失関連の通期見通し(12/18発表)を反映したまま予想を据え置いているため、通期純利益見通しが低いまま残っている(そのため第3Q結果は"見かけ上の上振れ"となっている)。
- 通期への影響:会社は通期予想を修正していない。第4Qに計上されうる特別損失や公開買付けに伴う会計上/資本政策上の影響が残っている可能性あり。
財務指標(要点)
(単位は原則として百万円、前年同期比は必ず%で表記)
- 売上高:4,029百万円(前年同期比+27.3%=+864百万円)
- 売上総利益:1,042百万円(前年同期比+31.1%)
- 販売費及び一般管理費:737百万円(前年同期比+17.6%)
- 営業利益:305百万円(前年同期比+81.2%)、営業利益率 ≒ 7.56%
- 経常利益:313百万円(前年同期比+77.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:233百万円(前年同期比+76.3%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):120.27円(前年同期 68.72円)
- ROE(第3Q累計):約 8.15%(233 / 2,858 ≒ 8.2%)→ 目安:8%以上(良好水準)
- ROA(第3Q累計):約 4.59%(233 / 5,073 ≒ 4.6%)→ 目安:5%にやや届かず
- 進捗率(通期予想に対する第3Q累計)
- 売上高進捗率:80.6%(通常はQ3で約75%前後が目安なのでやや早いペース)
- 営業利益進捗率:82.4%
- 純利益進捗率:291.4%(通期予想が特殊事項を織り込んで低いことに起因)
- キャッシュ・流動性(貸借対照表より)
- 現金及び預金:3,053百万円(前期末 2,988百万円 → 増加)
- 流動資産合計:4,795百万円
- 流動負債合計:2,145百万円
- 流動比率(流動資産/流動負債):約 224%(4,795 / 2,145 ≒ 2.24)→ 安定
- 自己資本比率:56.3%(安定水準、前期 57.1%)
- 有利子負債:長期借入金残高 56.5百万円、1年内返済予定長期借入金 53.8百万円(全体として借入金は減少)
- 負債/純資産(総負債2,215 / 純資産2,859)=約0.78(過度なレバレッジ無し)
- 在庫・運転資本
- 棚卸資産:456百万円(前期127.995→増加)
- 売掛金:651百万円(前期 965.6 → 減少)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細数値は短信に分解表記無しのため詳細は–。季節性:ストレージ需要やキッティングで変動ありと推定。
特別損益・一時的要因
- 特別利益/損失の当第3Qに関する明確な計上は短信本文で該当無(ただし会社は以前に「特別損失の計上に伴う通期業績予想及び配当予想の修正(無配)」を公表済み)。
- 一時的要因の影響:通期予想に既に特別損失関連の影響が織り込まれている可能性が高い(そのため第3Q累計と通期見通しの乖離が生じている)。
- 継続性の判断:特別損失等が第4Qに発生するか否かで通期実績は大きく変動するため、第4Qの開示・発表を注視する必要あり。
配当
- 中間配当:0.00円(第2四半期末 0.00)
- 期末配当(予想):0.00円(通期予想合計 0.00円)
- 前期(2025年2月期)は年間50.00円(期末50.00円)
- 配当性向:通期予想ベースでは算出意義が低い(0円配当)。特別配当は無し。
- 株主還元方針:自己株式処分による譲渡制限付株式報酬制度を導入・実行(2025年7月に自己株処分で譲渡制限付株式付与を実施)。
設備投資・研究開発
- 固定資産(ネット):278.3百万円(前期末 230.2 → 増加+48.1)
- 有形固定資産合計:45.0百万円(前期 38.6)
- 無形固定資産:54.1百万円(前期 6.1)→ 無形資産(おそらくソフト/開発費等)の増加が顕著
- 減価償却費(当第3Q累計):12.859百万円(前年同期 12.746)
- 設備投資額の詳細(内訳、今期予想)は短信に明示無し(投資の主目的は有形・無形の増加)。
- 研究開発費:販売費及び一般管理費の内に含む形で増加を表明(金額明細は開示無し)。
受注・在庫状況
- 受注高・受注残高:開示無し(–)
- 在庫(棚卸資産):455.8百万円(前年同期比増加)。内訳として製品・仕掛品・原材料の増加が確認される(製品455,768千円、仕掛109,679千円、原材料353,956千円は貸借対照表の数値)。
- 在庫回転日数等は開示無し(–)。
セグメント別情報
- セグメント:単一セグメント(ストレージ関連)
- セグメント別売上内訳(品目別、当第3Q累計)
- ストレージ本体:2,094,352千円(前年同期比+22.9%)
- RAID製品:644,360千円(前年同期比+44.2%)
- NAS製品:1,154,557千円(前年同期比+24.7%)
- ミラーカード:295,434千円(前年同期比△10.9%)
- 周辺機器:163,533千円(前年同期比+68.3%)
- 商 品(商材販売、医療系機器等):1,347,163千円(前年同期比+39.0%)
- サービス:424,716千円(前年同期比+7.5%)
- セグメント戦略・所見:RAID/NASの伸長が利益率向上に寄与。医療系機器とキッティングが商品売上を牽引。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信上での中期計画・KPI進捗の明示は無し(–)。
- KPI達成状況:–(開示無し)
競合状況や市場動向
- 市場動向:AI関連需要による設備投資拡大等を背景に、ストレージ需要は堅調との記載。
- 競合比較:同業他社との相対的指標は短信に記載無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年2月期)予想:売上高 5,000百万円(+6.5%)、営業利益 370百万円(+2.0%)、経常利益 375百万円(+0.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 80百万円(△69.7%)→ 会社は直近公表予想を修正せず。
- 会社予想の前提:短信本文「経営成績等の概況(3)」参照(為替・原材料等の前提詳細は添付説明を参照)。
- 予想の信頼性:第3Q累計で純利益が通期予想を大きく上回っており、通期予想は過去の特別損失等を織り込んだ保守的水準と考えられる。第4Qに計上予定の特別要因の有無・規模が予想達成の鍵。
- リスク要因:
- 第4Qに特別損失等が計上される可能性
- サクサ株式会社による公開買付け(TOB)とそれに伴う上場廃止・資本構成変化
- 為替・部材価格・地政学リスク等(一般的リスク)
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係るCF計算書は作成していない(注記あり)。
- 追加情報:2025年7月に譲渡制限付株式報酬(取締役・従業員)として自己株式処分を実施(処分株数 14,400株、処分価額合計 21,556,800円)。
- 重要な後発事象:サクサ株式会社による当社株式に対する公開買付け開始予定(取締役会は賛同・応募推奨、公開買付けおよび一連手続き後に完全子会社化・上場廃止の予定を前提とした旨の取締役会決議あり)。
注意事項
- 本資料は提供された決算短信の内容に基づく要約・整理であり、投資助言は行っていません。
- 不明項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6734 |
| 企業名 | ニューテック |
| URL | http://www.newtech.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。