2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。中間実績は売上高・利益とも前年同期比で改善し、市場予想との比較情報は開示資料にないため記載できません(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 +2.8%、営業利益:前年中間の営業赤字から黒字化)。
- 注目すべき変化:公共ソリューション事業が前年同期比 +48.7% と大幅増、モビリティソリューションは -13.0% と二極化が鮮明。経常利益は為替差損が解消され受取配当金増加などで前年同期比 +730 百万円改善。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上高 65,500 百万円、営業利益 4,300 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 3,000 百万円)を維持。中間累計の進捗状況を見ると売上は約45%の進捗だが、営業利益の進捗は約1.9%にとどまり、年度後半の利益寄与が前提となる見込み。
- 投資家への示唆:中間は売上は順調だが営業利益率は低く、通期達成には下期での収益回復(と季節性に伴う売上集中)とコスト管理がカギ。公共分野の受注増は注目点、一方モビリティ分野の回復度合いを確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ゼンリン
- 主要事業分野:位置情報データベース整備と地図・GISを中核とするソリューション事業(プロダクト、マーケティング、公共、インフラ、モビリティ等)
- 代表者名:代表取締役社長 竹川 道郎
- URL:https://www.zenrin.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月29日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会資料:作成有(ウェブ掲載予定 2025年11月18日)
- セグメント(中期計画「ZGP2030」に基づく事業区分、当中間期より見直し):
- プロダクトソリューション事業:住宅地図等のストック型サービス(当中間期売上 6,816 百万円)
- マーケティングソリューション事業:調査・販促・効果検証等(3,002 百万円)
- 公共ソリューション事業:省庁・自治体向けデジタル化支援(4,417 百万円)
- インフラソリューション事業:業界別位置情報トータルソリューション(8,061 百万円)
- モビリティソリューション事業:自動車関連向け空間情報サービス(7,225 百万円)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):57,301,365 株(期中平均株式数:53,381,306株)
- 自己株式数:3,914,765株
- 時価総額:–(株価情報が提供されていません)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年10月30日
- 配当支払開始予定日:2025年12月2日
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期会社予想に対する中間累計の進捗率)
- 売上高:中間 29,523 百万円、通期予想 65,500 百万円、進捗率 45.1%(29,523/65,500)
- 営業利益:中間 83 百万円、通期予想 4,300 百万円、進捗率 1.93%(83/4,300)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間 260 百万円、通期予想 3,000 百万円、進捗率 8.67%(260/3,000)
- サプライズの要因:
- 営業利益の改善は売上増に加え、前年同期に計上された一過性損益(為替差損など)が今回減少したことなどが影響。営業費用はベースアップ等で増加している点は留意。
- 経常利益改善は受取配当金増加および為替差損剥落(前年同期に為替差損 209 百万円計上)による。
- セグメントでは公共が大幅増、モビリティが減少と事業構成の差が表面化。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。中間の営業利益進捗が低いため、通期達成は下期の売上寄与(季節性で年度末集中)と下期の利益率改善が前提。現時点で会社は予想修正を行っていない。
財務指標
- 損益(中間累計:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:29,523 百万円(前年同期 28,712 百万円、増減 +810 百万円、+2.8%)
- 売上総利益:11,577 百万円(前年同期 11,066 百万円)
- 販売費及び一般管理費:11,493 百万円(前年同期 11,341 百万円)
- 営業利益:83 百万円(前年同期 △275 百万円、前期比改善 358 百万円)
- 経常利益:388 百万円(前年同期 △341 百万円、前期比改善 730 百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:260 百万円(前年同期 △116 百万円、前期比改善 377 百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):4.89 円(前年同期 △2.19 円)
- 収益性指標
- 営業利益率:0.28%(83/29,523)。前年中間は -0.96%。目安:業種に依存するが低水準。
- ROE(当中間期、非年率):260 / 48,583 = 0.54%(目安:8%以上で良好 → 低い)。年率換算(単純倍)は約1.07%。
- ROA(当中間期、非年率):260 / 70,576 = 0.37%(目安:5%以上で良好 → 低い)。年率換算は約0.74%。
- 進捗率分析(中間→通期比較)
- 売上高進捗率:45.1%(通常、上期で約50%前後を想定する企業が多いが、ゼンリンは年度末に売上集中する傾向あり)
- 営業利益進捗率:1.9%(低い。下期での利益回復が必要)
- 純利益進捗率:8.7%
- 過去同期間との比較:売上は微増、利益は前年の赤字から黒字化(改善)。
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:4,265 百万円(前年同期 4,859 百万円、前年同期比 -593 百万円)
- 投資CF:△3,967 百万円(前年同期 △2,631 百万円、増加主因:有形・無形固定資産取得、投資有価証券取得、連結範囲の変更に伴う子会社株式取得)
- 主な内訳:有形/無形固定資産取得支出 2,509 百万円、投資有価証券取得 1,035 百万円、子会社株式取得(連結範囲変更)704 百万円
- 財務CF:△1,837 百万円(前年同期 △3,174 百万円、配当支払増等)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約 298 百万円(4,265 − 3,967)=正味プラス
- 営業CF / 中間純利益比率:4,265 / 260 ≈ 16.4(純利益が小さいため比率は大きく出る。目安:1.0 以上が健全)
- 現金及び現金同等物残高:12,326 百万円(前期末 13,906 百万円、△1,579 百万円)
- 四半期推移(QoQ):資料は累計の記載中心で直近四半期の単独QoQ数字は明示なし。ただし季節性で年度末に売上集中する旨言及あり。
- 財務安全性
- 総資産:70,576 百万円(前期末 73,973 百万円、△3,396 百万円、△4.6%)
- 純資産:48,599 百万円(前期末 49,847 百万円、△1,248 百万円、△2.5%)
- 自己資本比率:68.8%(前期末 67.4% → 安定水準)
- 流動比率(流動資産 / 流動負債):24,628 / 19,605 = 125.7%(100%以上、短期支払余力あり)
- 負債/純資産(D/E):21,977 / 48,599 = 0.45(概ね健全)
- 効率性
- 総資産回転率や売上高営業利益率は低下傾向ではないが、営業利益率は低水準(0.28%)で改善余地あり。
- セグメント別(中間・前年同期比較)
- プロダクト:6,816 百万円(+418、+6.5%)
- マーケティング:3,002 百万円(△210、△6.5%)
- 公共:4,417 百万円(+1,447、+48.7%)
- インフラ:8,061 百万円(+239、+3.1%)
- モビリティ:7,225 百万円(△1,084、△13.0%)
- 合計:29,523 百万円(+810、+2.8%)
- 注:当中間期より事業区分の見直しあり(比較時の留意点)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 106 百万円等、特別利益合計 108 百万円(前年同期 277 百万円、前年は子会社株式売却益 219 百万円が計上されていた)
- 特別損失:投資有価証券売却損 28 百万円等、特別損失合計 39 百万円
- 一時的要因の影響:前年同期の子会社株式売却益が無くなった一方、為替差損の縮小と受取配当金増で経常改善。特別損益を除いたベースでも営業利益は改善しているが費用増(人件費等)も発生。
- 継続性の判断:子会社売却益等は一時的要因。受取配当や公共案件の増加は継続性の確認が必要。
配当
- 中間配当:2026年3月期 中間(第2四半期)配当 21 円(支払予定日 2025/12/02)
- 期末配当(予想):21 円(通期合計 42 円、前期合計 35 円→増配)
- 配当性向(会社予想ベース):通期予想 EPS 56.20 円に対する年間配当 42 円 → 配当性向 約 74.7%(高め)。注:配当性向の水準評価は会社方針や特殊要因を考慮する必要あり。
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 株主還元方針:直近配当予想に修正無し。自社株買いの記載は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による主な支出、中間累計):有形及び無形固定資産取得支出 2,509 百万円(前年同期 2,332 百万円、増加)
- 減価償却費:当中間期 2,787 百万円(前年同期 2,732 百万円)
- 研究開発費(R&D):明確な内訳の金額記載は無し(–)。資料に記載があれば補足推奨。
受注・在庫状況(該当情報なし)
- 受注高・受注残高:–(中間短信に明示なし)
- 在庫:棚卸資産は期中 774 百万円(前期 841 百万円)。在庫回転日数等は記載なし。
セグメント別情報(要点まとめ)
- 公共ソリューション事業が大幅成長(+48.7%)で全体を牽引。モビリティは減少(-13.0%)で全体影響は限定的に。
- プロダクト(住宅地図等)やインフラは堅調。マーケティングはやや減少。
- 事業区分の見直しにより比較時の注記が必要。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(ZGP2030)に基づく事業区分へ見直しを実施済み。公共分野での伸びは中期計画の進捗に寄与する可能性、モビリティ回復は中期目標達成に向け重要。
競合状況や市場動向
- 資料内に他社比較の定量情報は無し(–)。業界全体ではモビリティ分野の変動があり、ゼンリンは公共・インフラ寄与で収益安定化を図る動き。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想に変更なし(発表日 2025/4/25の公表値を維持)。
- 会社の前提条件:業績予想の前提(為替、原材料等)の詳細は添付資料の該当ページ参照(本短信には個別数値の明示無し)。
- 予想の信頼性:中間までの営業利益進捗が低いため、下期の売上集中と利益率回復が通期予想達成のカギ。会社は現時点で修正を行っていない。
- リスク要因:為替変動、公共・自動車業界向け需要の変動、人件費上昇等。
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:有(新規 2 社の子会社等、具体名:株式会社アーバンエックステクノロジーズ、ZFP企業共創投資事業有限責任組合)
- 会計方針の変更:無
- 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
- 不明な項目は — と記載しています。
(注)本まとめは開示資料に基づく情報整理であり、投資助言を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9474 |
| 企業名 | ゼンリン |
| URL | http://www.zenrin.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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