決算短信：ナカボーテック（1787）

2025年3月期　第1四半期決算短信〔日本基準〕（非連結）

企業概要

• 企業名: 株式会社ナカボーテック
• 主要事業分野: 港湾事業、地中事業、陸上事業（建設業）
• 代表者名: 代表取締役社長 木村 浩
• 上場取引所: 東証

報告概要

• 提出日: 2024年8月5日
• 対象会計期間: 2025年3月期 第1四半期（2024年4月1日～2024年6月30日）

セグメント

• 港湾: 主力事業
• 地中:
• 陸上:
• その他: 報告セグメントに含まれない事業セグメント、国際事業等

発行済株式

• 発行済株式数 (普通株式、自己株式含む): 2,602,500株
• 自己株式数: 141,504株
• 期中平均株式数: 2,461,087株

財務諸表の要点

• 貸借対照表:
  • 総資産: 10,017百万円（前事業年度末：11,328百万円）
  • 負債合計: 2,564百万円（前事業年度末：3,030百万円）
  • 純資産合計: 7,452百万円（前事業年度末：8,297百万円）
• 損益計算書（四半期累計期間）:
  • 売上高: 1,669百万円（前年同四半期：1,956百万円）
  • 営業損失: △342百万円（前年同四半期：△161百万円）
  • 経常損失: △330百万円（前年同四半期：△154百万円）
  • 四半期純損失: △236百万円（前年同四半期：△112百万円）
• キャッシュフロー計算書:
  • 作成していない。
  • 減価償却費（のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む）: 27,284千円（前年同四半期累計：25,707千円）

収益性

• 売上高: 1,669百万円（前年同四半期比 △14.6%）
• 営業利益: △342百万円（前年同四半期比 △330百万円）
• 経常利益: △330百万円（前年同四半期比 △330百万円）
• 純利益: △236百万円（前年同四半期比 △236百万円）
• 1株当たり四半期純利益: △96.29円（前年同四半期：△45.73円）

財務安全性

• 自己資本比率: 74.4%（前事業年度末：73.3%）
• 1株当たり純資産: 3,028.28円（前事業年度末：3,371.65円）

効率性

• 総資産回転率: — （※記載なし）
• 売上高営業利益率: — （※記載なし）

セグメント別

• （詳細は「4. セグメント別情報」を参照）

財務の解説

• 経営成績:
  • ロシア・ウクライナ情勢、円安、エネルギー価格上昇などの影響があったものの、主力の港湾事業をはじめ、地中及び陸上事業案件が堅調であった。
  • 受注高は前年同期比で増加したが、売上高は好調であった昨年度からの反動や工事進行の特性により、前年同期比で減少した。
  • 損益面では、主要原材料価格の高騰もあり、経常損失、四半期純損失ともに前年同期より悪化した。
• 財政状態:
  • 総資産は、現金預金や受取手形等の減少により、前事業年度末から減少した。
  • 負債は、賞与引当金や未払法人税等の減少により、前事業年度末から減少した。
  • 純資産は、配当金の支払い及び四半期純損失による利益剰余金の減少により、前事業年度末から減少した。

3. 配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期: 期末配当 240.00円、年間合計 240.00円
  • 2025年3月期（予想）: 期末配当 200.00円、年間合計 200.00円
• 特別配当の有無: なし
• 配当予想からの修正: なし

セグメント別状況

• セグメント利益又は損失の合計額と四半期損益計算書計上額との差額:
  • 報告セグメント計: 240,657千円
  • 「その他」の区分の利益又は損失(△): △12,089千円
  • 全社費用: △570,772千円
  • 四半期損益計算書の営業損失: △342,204千円

セグメント戦略

• — （※記載なし）

5. 中長期計画との整合性

• 中期経営計画: — （※記載なし）
  • 2024年5月8日に公表した業績予想から修正はない。

6. 競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: — （※記載なし）
• 市場動向:
  • ロシア・ウクライナ情勢、円安、エネルギー価格高騰など、社会・経済情勢は不安定。
  • 建設業界全体としては、インフラ投資の需要などが期待される一方、資材高騰や人件費上昇などの影響も受ける可能性がある。

7. 今後の見通し

• 業績予想:
  • 通期予想（2024年4月1日～2025年3月31日）:
    • 売上高: 13,620百万円（対前期比 1.2%）
    • 営業利益: 986百万円（対前期比 16.2%）
    • 経常利益: 1,016百万円（対前期比 △15.6%）
    • 当期純利益: 711百万円（対前期比 △14.8%）
    • 1株当たり当期純利益: 288.90円
  • （注）直近の業績予想からの修正はない。
• リスク要因:
  • ロシア・ウクライナ情勢
  • 円安の進行
  • エネルギー価格の高騰
  • 原材料価格の高騰
  • （その他、特有のリスクは記載なし）

8. 重要な注記

• 会計方針:
  • 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用（原価差異の繰延処理）については、「その他」の流動資産として繰り延べている。
  • 税金費用は、実効税率を合理的に見積り、税引前利益等に乗じて計算している。
• その他:
  • 継続企業の前提に関する注記、株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記、固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報については、本四半期において該当事項はない。
  • 四半期財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは実施されていない。

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