2025年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績予想の修正を公表(当日付の「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)。第1四半期自体は売上は増加したが、営業利益・四半期純利益は市場・会社想定を下回る要因(売上総利益率低下、海外子会社の不正関連損失など)が発生。第1四半期での特別損失計上(不正関連損失246百万円)が業績を押し下げた。
  • 業績の方向性:増収(売上高14,013百万円、+11.3%)・減益(営業利益271百万円、△47.0%)。親会社株主に帰属する四半期純損失137百万円(前年同期230百万円の黒字→赤字)。
  • 注目すべき変化:移動体通信事業は売上増(5,962百万円、+17.8%)も売上総利益率低下でセグメント損失化(△170百万円)。海外事業で不正関連損失を計上(特別損失246百万円)。店舗転貸借や人材派遣は増収増益。
  • 今後の見通し:通期・第2四半期予想は同日修正(資料別掲)。第1四半期の進捗(売上で約23%、営業利益で約12.5%)は通期達成に向けて慎重な確認が必要。特に不正関連損失の影響と追加の影響有無が焦点。
  • 投資家への示唆:売上は堅調だが、収益性の低下(特に移動体通信の粗利低下)とグループ内不祥事による一時損失が短期的リスク。通期見通しの修正理由・規模、内部統制対応の内容を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社クロップス
    • 主要事業分野:移動体通信事業、人材派遣、ビルメンテナンス、店舗転貸借、不動産売買、卸事業、海外事業等
    • 代表者名:代表取締役 社長執行役員 前田 有幾
    • コード:9428 上場:東・名
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年8月9日
    • 対象会計期間:2025年3月期 第1四半期(2024年4月1日~2024年6月30日)
    • 決算説明資料作成:無、決算説明会:無
  • セグメント(主なもの・概要):
    • 移動体通信事業:携帯販売等(販売数増・円安で売上増)
    • 人材派遣事業:技術者派遣(受注増)
    • ビルメンテナンス事業:設備・内装工事(受注増も一部契約終了)
    • 店舗転貸借事業:物件転貸(物件数増で増収)
    • 不動産売買事業:売買(別会社化で営業強化)
    • 卸事業、海外事業 等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:9,597,400株(自己株式含む)
    • 期中平均株式数(四半期累計):9,456,106株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 通期業績予想の修正を同日公表(2024年8月9日)。具体的なIRイベント・株主総会等は資料に記載なし。

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は、同日修正を実施しており詳細は別資料参照):
    • 売上高:14,013百万円(前年同期比 +11.3%)
    • 会社予想達成率(通期ベース61,035百円):第1四半期進捗約22.96%
    • 営業利益:271百万円(前年同期比 △47.0%)
    • 通期営業利益予想2,159百万円に対する進捗率:約12.5%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:△137百万円(前年同期230百万円)→赤字転落
    • 通期純利益予想916百万円に対する進捗:△14.95%(マイナス)
  • サプライズの要因:
    • 移動体通信事業で売上総利益率が低下(為替や商品構成、販管費)しセグメント損失化。
    • 連結子会社(孫会社)従業員による不正行為に関連した損失246百万円(特別損失)を計上。
    • 円安により販売価格上昇で売上は増加したが、卸事業などで原価上昇(円安)により利幅圧迫。
  • 通期への影響:
    • 同日付で業績予想を修正済み(詳細は別途公表資料を参照)。不正関連損失を受けた修正であり、追加の影響や内部管理対応の内容が通期見通しに影響を与える可能性がある。

財務指標

  • 損益要点(第1四半期、単位:百万円)
    • 売上高:14,013(+11.3%)
    • 売上総利益:3,439(前年3,358)
    • 販売費及び一般管理費:3,168(前年2,846)
    • 営業利益:271(△47.0%)
    • 経常利益:371(△34.9%)
    • 特別損失:不正関連損失246(前年0)
    • 税引前四半期純利益:131(前年575)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:△137(前年230)
    • 1株当たり四半期純利益:△14.57円(前年24.40円)
  • 収益性指標(第1四半期)
    • 営業利益率:約1.93%(271/14,013)→前年約4.06%(低下。業種差は–。一般に高ければ良好)
    • ROA(総資産利益率):約△0.41%(△137 / 33,063)→基準:5%以上で良好(今回はマイナス)
    • ROE(自己資本利益率):約△1.23%(△137 / 自己資本11,125)→基準:8%以上で良好(今回はマイナス)
  • 財政状態(単位:百万円)
    • 総資産:33,063(前期末33,380、△1.0%)
    • 純資産:12,846(前期末13,219、△2.8%)
    • 自己資本(注記):11,125(自己資本比率33.6%:安定目安40%以上に対してやや低め)
    • 現金及び預金:7,951(前期末7,472、+6.4%)
    • 受取手形及び売掛金:4,757(前期末5,610、△15.2%)
    • 流動資産合計:18,052、流動負債:10,995 → 流動比率:約164%(18,052/10,995=1.64、短期支払能力はおおむね確保)
    • 負債合計:20,216、固定負債増(長期借入金増)
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当四半期は未提示)。営業CF/投資CF/財務CFの詳細は資料に無し → 表示は「–」
    • 参考:現金預金は増加(7,472→7,951百万円)
  • 四半期進捗率(通期予想に対する第1四半期)
    • 売上高進捗:14,013 / 61,035 ≒ 22.96%(通期見込みに対し概ね第1四半期として妥当な水準)
    • 営業利益進捗:271 / 2,159 ≒ 12.5%(通期目標に対して遅れ)
    • 純利益進捗:△137 / 916 ≒ △14.95%(赤字のためマイナス)
    • 過去同期間との比較:営業利益率・純利益が大幅に低下(前年同期は営業利益512百万円、純利益230百万円)
  • 四半期推移(QoQ):前四半期(通期期末)は参考情報に限定。季節性についての明示なし。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:33.6%(安定水準目安40%以上に対してやや低め)
    • 流動比率:約164%(短期支払能力は概ね良好)
    • 負債比率(負債合計/純資産):20,216/12,846 ≒ 157%(やや高め)
  • 効率性:
    • 減価償却費:90百万円(前年62百万円)
    • のれん償却:88百万円(前年22百万円)
  • セグメント別(主要数値、単位:百万円、前年同期→当期、増減率)
    • 移動体通信:売上 5,061 → 5,962(+17.8%)、セグメント利益 78 → △170(悪化)
    • 人材派遣:631 → 687(+8.8%)、利益 0 → 11(改善)
    • ビルメンテ:1,495 → 1,492(△0.2%)、利益 70 → 58(△17.1%)
    • 店舗転貸借:3,262 → 3,596(+10.2%)、利益 215 → 279(+29.6%)
    • 不動産売買:148 → 192(+29.8%)、利益 29 → △8(悪化)
    • 卸事業:1,870 → 1,925(+2.9%)、利益 116 → 109(△6.0%)
    • 海外事業:123 → 156(+27.0%)、セグメント損失 △0 → △9(悪化)
  • 財務の解説(要点)
    • 売上は全体で増加。だが原価上昇(円安等)や一時費用、海外人件費増等で営業利益が大幅に低下。
    • 特別損失(不正関連損失246百万円)が純利益を大きく圧迫。
    • 流動性は現金増・流動比率良好だが、自己資本比率はやや低めで負債比率は高め。

特別損益・一時的要因

  • 特別損失:不正関連損失 246百万円(当社連結子会社(孫会社)の従業員による不正行為に関連)
  • 特別利益:投資有価証券売却益等 合計6百万円
  • 一時的要因の影響:不正関連損失を除く営業ベースでも営業利益は前年から減少(粗利率低下等)が見られるため、今回の赤字は一時要因+事業側の収益性低下の複合要因。
  • 継続性判断:不正関連損失は事象固有の一時費用と考えられるが、内部統制の強化状況や追加損失の有無を確認する必要がある。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 前期(2024年3月期):中間 0.00円、期末 20.00円、年間 20.00円
    • 2025年3月期(予想):中間 0.00円、期末 20.00円、年間 20.00円(直近公表の配当予想からの修正:無)
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
  • 配当性向:–(通期見通しと最終利益確定後に算出可)
  • 自社株買い:資料に記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(資料に記載なし)
  • 減価償却費:90百万円(前年62百万円)
  • 研究開発費(R&D):–(資料に記載なし)
  • のれん償却:88百万円(前年22百万円)

受注・在庫状況

  • 受注高・受注残:–(資料に記載なし)
  • 在庫(棚卸資産):商品 2,999百万円(前期3,035、△1.2%)
  • 在庫回転日数等:–(資料に記載なし)
  • 店舗転貸借:転貸借物件数が前連結会計年度末より42件純増(売上増加に寄与)

セグメント別情報(要旨)

  • 主要ポイント:
    • 移動体通信:販売数増・円安で売上増も粗利率低下で減益→セグメント損失化
    • 店舗転貸借・人材派遣:増収増益で貢献
    • 不動産売買・卸・海外:売上は増えたが人件費増・原価上昇等で収益悪化
  • セグメント測定方法の変更:
    • 子会社(テンポイノベーション)の費用配分方法を第1四半期から変更。これにより「店舗転貸借」の利益が9百万円増加、「不動産売買」の利益が9百万円減少する影響あり(過年度比較では留意が必要)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画やKPIの記載:–(資料に記載なし)
  • 第1四半期の動きは一時損失と事業ごとの収益性変動が混在しており、中期計画に対する影響は、通期予想修正・内部管理対応を確認のうえ評価する必要あり。

競合状況や市場動向

  • 為替(円安)が売上を押し上げる一方で原価上昇を通じて粗利にマイナス影響を与えている点を指摘(卸事業等)。
  • 競合比較:同業他社との相対的指標は資料に記載なし(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2025年3月期通期予想(本資料冒頭に記載)。ただし「直近に公表されている業績予想からの修正:有」。修正内容は別途公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照。
    • 第2四半期累計(会社提示)や通期前提(為替等)の詳細は修正資料参照が必要。
  • 予想の信頼性:当期は一時損失や部門別利益率低下があるため、会社側の内部統制改善および収益率回復施策の進捗が予想達成の鍵。
  • リスク要因:
    • 為替変動(円安による原価上昇)
    • グループ内の不祥事(追加損失・信頼毀損)
    • 人件費上昇・採用/定着関連のコスト増
    • 商品構成・販売マージンの変化

重要な注記

  • 会計方針の変更:特段の会計方針変更は無し。ただし四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(注記参照)。
  • セグメント情報の測定方法変更:テンポイノベーションの配賦方法変更により、店舗転貸借と不動産売買の利益表示に影響(いずれも9百万円の振替影響)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第1四半期は未提示)。

(注)資料に記載のない項目は「–」で記載しています。業績予想の修正内容や不正関連の詳細・内部統制対応は、会社が同日公表した「業績予想の修正に関するお知らせ」を必ず確認してください。本まとめは事実の整理に留め、投資助言は行いません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9428
企業名 クロップス
URL http://www.crops.ne.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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