2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第3四半期累計(9か月)実績は通期ベースの進捗が高く、会社予想に対して「上振れ(進捗良好)」と評価できる(市場予想は不明)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上収益602,333百万円、前年同期比+6.0%、営業利益118,780百万円、同+16.0%)。
  • 注目すべき変化:IT基盤サービスおよび金融ITソリューションが好調で、IT基盤サービスは売上+10.9%・営業利益+31.3%。海外売上は減少(81,468百万円、△5.1%)し、海外比率は13.5%(△1.6ポイント)。
  • 今後の見通し:通期予想(売上810,000百万円、営業利益150,000百万円、親会社帰属当期利益104,000百万円)は修正無し。進捗率は売上74%、営業利益79%、親会社利益80%と高水準で、現時点では達成可能性は高い(ただし下期の受注・為替・マクロ依存)。
  • 投資家への示唆:国内のシステム開発・運用サービスの堅調さと、前年の一時費用剥落(IT基盤関連)が利益改善に寄与。下期の受注動向と海外事業の回復/為替が鍵。配当予想は増配(通期74円→前年63円)で株主還元は強化。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社野村総合研究所(NRI)
    • 主要事業分野:コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービス(データセンター運用等)
    • 代表者名:代表取締役 社長 柳澤 花芽
    • コード:4307、上場:東証
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月29日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結、IFRS)
    • 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け、資料掲載あり)
  • セグメント:
    • コンサルティング:戦略・業務・システムコンサルティング等
    • 金融ITソリューション:証券・銀行・保険等向けシステム開発・運用・共同利用型システム等
    • 産業ITソリューション:流通・製造・サービス・公共向けシステム等
    • IT基盤サービス:データセンター運営、クラウド・ネットワーク構築、セキュリティ等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):581,241,511株
    • 期末自己株式数:7,745,677株
    • 四半期累計の加重平均株式数(四半期累計):572,969,480株
    • 時価総額:–(資料に記載無し)
  • 今後の予定:
    • 次の決算発表(通期):通期締切 2026年3月31日(通期発表日は未記載)
    • IRイベント:決算説明会資料をウェブ掲載(当該発表日に実施)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期のみ開示。第3四半期累計に対する通期進捗で評価)
    • 売上高:602,333百万円。通期予想810,000百万円に対する進捗率 74.3%(進捗高め、良好)
    • 営業利益:118,780百万円。通期予想150,000百万円に対する進捗率 79.2%(進捗高め)
    • 親会社に帰属する当期利益:83,201百万円。通期予想104,000百万円に対する進捗率 80.0%
  • サプライズの要因:
    • プラス要因:国内のシステム開発案件の活況、運用サービス増加、IT基盤サービスで前年に計上された一時費用(データセンター設備処分等)が剥落したことによる収益性改善。金融ITセグメントで受注環境良好。
    • マイナス要因:海外売上の減少(海外市場の弱さ、為替影響の可能性)。
  • 通期への影響:
    • 業績予想の修正は無し。現状の進捗率は高く、通期予想の達成可能性は高いと判断されるが、下期の受注(大規模案件の着手/完了)、為替変動、世界経済リスクが留意点。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同期比。目安は注記)

  • 損益の要点(第3四半期累計)
    • 売上収益:602,333(+6.0%、前年568,245、増加額34,088)
    • 営業利益:118,780(+16.0%、前年102,353)
    • 営業利益率:19.7%(+1.7ポイント、目安:業種により異なるが高水準)
    • 税引前四半期利益:119,531(+17.7%)
    • 親会社帰属四半期利益:83,201(+15.9%)
    • 1株当たり四半期利益(基本):145.21円(前年125.15円)
  • 主要財政状態(2025/12/31)
    • 資産合計:948,539(+2.2%)
    • 親会社所有者帰属持分:501,656(+15.6%)
    • 親会社所有者帰属持分比率:52.9%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 有利子負債:203,684(△17.3%、減少)
    • グロスD/Eレシオ:0.41倍(低い=財務レバレッジ控えめ)
    • ネットD/Eレシオ:0.10倍(健全)
  • 収益性指標(参考:通期予想を用いた概算)
    • 想定ROE(通期予想ベース、概算):104,000 ÷ 平均自己資本(約467,848) ≒ 22.2%(優良:目安10%以上で優良)
    • 想定ROA(通期予想ベース、概算):104,000 ÷ 平均総資産(約938,520) ≒ 11.1%(良好:目安5%以上)
    • 営業利益率:19.7%(高水準)
    • (注)上は通期予想に基づく概算。計算は四捨五入のため概数。
  • 進捗率分析(第3四半期累計/通期予想)
    • 売上高進捗率:74.3%(通常ペースよりやや前倒し、通年達成に有利)
    • 営業利益進捗率:79.2%(進捗良好)
    • 親会社利益進捗率:80.0%
  • キャッシュフロー(第3四半期累計)
    • 営業CF:108,542(+13.9%、前年95,315)——営業CF/純利益比率(108,542 ÷ 83,201 ≒ 1.30、目安1.0以上で健全)
    • 投資CF:△83,335(投資支出増、前年△38,430)。主な内訳は共同利用型システム開発に伴う無形資産取得や定期預金の預入
    • フリーCF:25,207(△55.7%、前年56,884)
    • 財務CF:△88,380(長期借入金返済や配当支払)
    • 現金同等物残高:108,663(期首168,597から△59,933、△24.5%)
  • 四半期推移(QoQの詳細は注記なし):
    • 季節性:年度末に完了するプロジェクトが多く、四半期末の契約資産増/営業債権減の傾向あり。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率(親会社帰属比率):52.9%(安定水準)
    • 有利子負債の減少でグロス・ネットD/Eとも低下(財務余力あり)
  • 効率性:
    • 売上高に対するEBITDAマージン:26.2%(前年24.9%→改善)
  • セグメント別(第3四半期累計)
    • コンサルティング:売上50,140(+6.5%)営業利益13,858(+7.8%)営業利益率27.6%
    • 金融ITソリューション:売上299,369(+8.0%)営業利益54,748(+17.4%)営業利益率18.3%
    • 産業ITソリューション:売上209,863(+0.6%)営業利益19,922(△1.1%)営業利益率9.5%
    • IT基盤サービス:売上162,907(+10.9%)営業利益29,648(+31.3%)営業利益率18.2%

特別損益・一時的要因

  • 一時的要因:
    • 前年同期に計上されたデータセンター設備の処分に係る一時費用が剥落(これが前年→当期で営業利益改善に寄与)
    • 当期は共同利用型システムの開発に伴う無形資産取得(投資CF増)や子会社取得等の投資が発生
  • 特別損益の影響:当期は目立った大規模な特別損失・利益の記載無し(一部の減損等小額は確認)。営業利益・事業利益はいずれも恒常的事業に基づく改善が主因。
  • 継続性の判断:一時的費用の剥落は非継続。基礎収益力の向上は受注/運用収入の拡大が背景にあり継続性の可能性あり。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(実績):中間29円、期末34円、年間63円
    • 2026年3月期(予想):中間35円、期末39円、年間74円(増配)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
  • 配当性向(通期予想ベース):配当74円 ÷ 1株当たり当期利益181.51円 ≒ 40.8%(やや高めの配当性向)
  • 株主還元方針:自己株取得は当期はほぼ無し(期中処分あり)。配当は増配で株主還元強化の姿勢。

設備投資・研究開発

  • 設備投資・無形資産取得:
    • 無形資産の取得による支出(第3四半期累計):31,830百万円(前年32,083)
    • 定期預金の預入(投資CF):大幅増(主に資金運用目的と大規模無形資産投資)
    • 主な投資内容:共同利用型システムの開発に伴う無形資産取得、子会社取得(子会社取得支出4,507百万円)
  • 減価償却費:減価償却費・償却費合計(営業CF調整上)37,841百万円
  • R&D費用:明示的なR&D費の内訳は記載なし(無形資産取得が研究・開発関連と推定される)

受注・在庫状況(該当の場合)

  • 受注・受注残高:資料に明確数値の記載無し(受注環境は金融ITで良好と説明)
  • 契約資産:97,291百万円(前年同期比+38,854百万円)——年度末プロジェクト完成の影響で契約資産が増加する傾向
  • 営業債権:110,112百万円(前年同期比△48,182百万円)——四半期末の季節変動を反映

セグメント別情報(要点再掲)

  • 金融ITソリューションが売上・利益ともに牽引(売上構成で最大、299,369百万円、営業利益54,748百万円)
  • IT基盤サービスは前年に発生した一時費用の剥落もあり高い増益(営業利益率改善)
  • 産業ITは国内は増収も海外減収で営業利益は微減
  • 地域別:海外売上収益は81,468百万円(△5.1%)、海外比率13.5%(△1.6ポイント)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画「NRI Group Vision 2030」→「中計2025(2023-2025)」に基づく取組:
    • コアビジネス深化・DX進化・グローバル展開・マネジメント強化を継続
  • 進捗:基幹セグメント(金融IT・IT基盤)の拡大、利益率改善、自己資本比率上昇は中計の目的と整合。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内はDX投資が継続、AI等の活用が加速。米国等の金融政策・為替・国際通商リスクは不透明要因。
  • 競合比較:同業他社情報は資料に無し(相対評価は別途調査が必要)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期業績予想(変更無し):売上810,000百万円(+5.9%)、営業利益150,000百万円(+11.2%)、税引前利益151,000百万円(+12.6%)、親会社帰属当期利益104,000百万円(+10.9%)、1株当たり利益181.51円
    • 会社予想の前提:資料では明示的な為替/原油等の前提値の細目は記載無し
  • 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は良好で予想達成の蓋然性は高い。ただし大型案件の着手/完了スケジュールや海外事業の動向、為替・マクロリスクが下振れ要因。
  • リスク要因:為替変動、世界経済の不透明化、顧客企業の投資抑制、サイバーセキュリティ関連の突発事象、下期の受注環境変化。

重要な注記

  • 会計方針の変更:当該四半期での会計方針変更・見積り変更は無し。
  • 重要な後発事象:該当事項無し(資料記載)。
  • 開示上の留意点:資料はIFRSベース。四半期累計特有の契約資産・営業債権の季節変動に留意。

(不明項目は — と記載しています。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4307
企業名 野村総合研究所
URL https://www.nri.com/jp/index.html
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.39)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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