2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
株式会社ダイショー 2025年3月期 決算短信概要
株式会社ダイショーの2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)決算短信に基づいて、以下の通り情報をまとめました。
企業概要
- 企業名: 株式会社ダイショー
- 主要事業分野: 食品事業
- 代表者名: 松本 俊一 (代表取締役社長)
- その他:
- コード番号: 2816
- 上場取引所: 東証
報告概要
- 提出日: 2025年5月9日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
- その他:
- 決算補足説明資料作成の有無: 無
- 決算説明会開催の有無: 無
セグメント
- 当社は食品事業の単一セグメントであるため、事業セグメント別の開示は行われていません。
発行済株式
- 発行済株式数 (期末): 9,868,800株
- 時価総額: — (記載なし)
今後の予定
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月30日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
財務諸表
- 貸借対照表 (BS) の要点:
- 総資産: 18,705百万円 (前期比 +2,311百万円) と増加。主に建設仮勘定の増加(3,002百万円)が要因。
- 純資産: 9,799百万円 (前期比 +261百万円) と増加。当期純利益の計上が主な要因。
- 負債: 8,905百万円 (前期比 +2,050百万円) と増加。主に長期借入金の増加(2,440百万円)が要因。
- 損益計算書 (PL) の要点:
- 売上高: 26,241百万円 (対前期比 +3.5%) と増収。
- 営業利益: 656百万円 (対前期比 -26.3%) と減益。
- 経常利益: 673百万円 (対前期比 -25.2%) と減益。
- 当期純利益: 458百万円 (対前期比 -23.5%) と減益。
- キャッシュフロー計算書 (CF) の要点:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 988百万円 (前期 975百万円) とほぼ横ばいを維持。
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △3,268百万円 (前期 △233百万円) と大幅な支出超。有形固定資産の取得による支出の増加が主因。
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: 2,343百万円 (前期 △414百万円) と大幅な収入超。長期借入れによる収入が主因。
- 現金及び現金同等物期末残高: 2,588百万円 (前期 2,526百万円) と微増。
収益性
- 売上高: 26,241百万円 (対前期比 +3.5%)
- 営業利益: 656百万円 (対前期比 -26.3%)
- 経常利益: 673百万円 (対前期比 -25.2%)
- 純利益: 458百万円 (対前期比 -23.5%)
- 1株当たり当期純利益: 47.48円
財務安全性
- 自己資本比率: 52.4% (前期 58.2%より5.8ポイント低下)
- 負債比率 (総負債/純資産): 約90.9% (前期 約71.9%)
- 流動比率 (流動資産/流動負債): 約156.7% (前期 約165.3%)
効率性
- 売上高営業利益率: 2.5% (前期 3.5%)
- 売上高経常利益率: 3.8% (前期 5.7%)
- 自己資本純利益率: 4.7% (前期 6.4%)
セグメント別
- 単一セグメントのため、セグメント別の利益貢献度の記載はありません。
財務の解説
- 売上高は増加しましたが、原材料価格や労務費等の製造コストの上昇が大きく影響し、営業利益、経常利益、当期純利益は減益となりました。
- 財政状態では、建設仮勘定や長期借入金の増加により総資産と負債が増加し、自己資本比率は低下しました。
- キャッシュフローについては、営業活動によるキャッシュフローは安定しているものの、投資活動によるキャッシュフローが有形固定資産の取得により大幅な流出となり、それを補う形で財務活動による長期借入れが行われました。
配当実績と予想
- 2024年3月期: 年間配当18.00円 (中間9.00円、期末9.00円)
- 2025年3月期: 年間配当18.00円 (中間9.00円、期末9.00円)
- 2026年3月期 (予想): 年間配当18.00円 (中間9.00円、期末9.00円)
特別配当の有無
- 特別配当は含まれていません。普通配当のみが発表されています。
セグメント別状況
- 液体調味料群: 売上高 197億14百万円 (前期比103.9%)。有名中華シェフ監修製品、「豚からの素」、新シリーズ「秘伝 焼肉のたれ にんにく5倍」、鍋スープ類(「明太クリーム鍋スープ」「豆乳担々鍋スープ」)、名店監修鍋スープ、人気ドラマコラボ製品、「炭火焼風 ねぎ塩ソース」などが売上増加に貢献しました。
- 粉体調味料群: 売上高 40億78百万円 (前期比102.8%)。「味・塩こしょう」シリーズや業務用スパイス類が堅調に推移しました。
- その他調味料群: 売上高 24億48百万円 (前期比101.5%)。「レタスがおいしいパリ麺サラダ用セット」などのクローズドキャンペーン製品、「スープはるさめ」、業務用製品が売上増加に貢献しました。
セグメント戦略
- 当社は単一セグメントであるため、セグメント別戦略ではなく、企業全体としての戦略として中期経営計画の進捗状況にて示されています。
中期経営計画
- 2025年3月期を最終年度とする中期経営計画「“強み”に磨きをかけ、市場・顧客を開拓する」「強い体力づくりへの投資で飛躍の基礎を固める」「社会・社員から信頼される企業体制を構築する」の3つの基本戦略を着実に遂行してきました。
- 「ビジョンの追求」を重点課題とし、新たなビジョン「“楽しい味”で世界にプラスを。」を策定し、顧客基盤の拡大と生産性向上を進めています。
- 2025年から2027年までの新中期経営計画「Challenge 2028 ~世界に誇れる企業へ~」を策定し、企業価値向上と持続的成長を目指す方針が示されています。国内市場でのシェア拡大と海外市場への投資を継続する計画です。
競合他社との比較
- 決算短信内には具体的な競合他社との比較に関する記載はありません。
市場動向
- 国内経済は雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調にあるものの、国際的な天候不順、地政学リスク、為替変動、原材料価格や労務費等のコスト上昇などの影響により、先行き不透明な状況が続いています。
- 食品業界では、原材料価格等の高騰により値上げが継続しており、高付加価値製品の開発や、フードロス削減・持続可能な生産活動などのサステナビリティへの取り組みが進展しています。
- 今後は国内人口減少による市場規模縮小、物価上昇と賃金上昇の不均衡による消費者の節約志向の強まりが予想されています。
業績予想 (2026年3月期)
- 売上高: 27,500百万円 (対前期比 +4.8%)
- 営業利益: 600百万円 (対前期比 -8.6%)
- 経常利益: 600百万円 (対前期比 -10.9%)
- 当期純利益: 420百万円 (対前期比 -8.3%)
- 1株当たり当期純利益: 43.51円
- 売上高は増加予想ですが、利益は減益が予想されています。
リスク要因
- 業績に影響を与える外部要因として、原材料価格や労務費等の製造コストの上昇、為替変動、国際的な天候不順、地政学リスクなどが挙げられています。また、国内人口減少による市場規模の縮小や、消費者の節約志向の強まりも影響する可能性があります。
会計方針
- 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更: 無
- 会計上の見積りの変更: 無
- 修正再表示: 無
- 棚卸資産の評価基準: 総平均法。
- 固定資産の減価償却: 主に定率法を採用していますが、建物等一部は定額法を採用しています。
その他
- 関西地区における営業所統廃合に伴い、29百万円の減損損失を特別損失として計上しました。
- 法人税等の税率変更(2026年4月1日以降の「防衛特別法人税」課税開始)に伴い、繰延税金資産が10百万円増加し、法人税等調整額が11百万円増加する修正を会計処理上有利な方向で実施しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2816 |
企業名 | ダイショー |
URL | http://www.daisho.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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