2025年11月期 第2四半期決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社オプロ (OPRO Co., Ltd.)
- 主要事業分野: 法人向けクラウドサービス事業
- 代表者名: 代表取締役社長 里見一典
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年11月期 第2四半期
- セグメント:
- データオプティマイズソリューション: 企業、行政・公共機関、組織が持つ取引情報や人事情報などの様々なデータの入力・抽出・処理・整理を行う帳票ソリューション。
- セールスマネジメントソリューション: 経営や事業のゴールに対して、達成のための様々な情報を一元管理し、業務プロセスを支え、LTVを最大化する販売管理ソリューション。
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上高: 1,200百万円 (前年同期比 +17.2%)
- 営業利益: 171百万円 (前年同期比 +7.3%)
- 経常利益: 171百万円 (前年同期比 +7.8%)
- 純利益: 109百万円 (前年同期比 +6.0%)
- 進捗状況:
- 売上高は計画を上回るペースで進捗。
- 利益は計画を大きく上回る水準で推移。
- セグメント別状況:
- データオプティマイズソリューション:契約社数、ARPUともに成長中。特にARPUは一時的に減少傾向が見られるが、FY23 Q4の大型案件受注により大きく成長。
- セールスマネジメントソリューション:契約社数は過去と同様の成長ペースを維持。既存顧客による追加ID導入によりARPUは大幅に上昇し、高水準を維持。
業績の背景分析
- 業績概要:
- FY25 Q2はプロフェッショナルサービス売上が好調だったため、ストック売上比率は微減。
- ストック売上比率は引き続き安定して高い水準を維持しており、より安定的に成長。
- ストック売上比率が高いため、売上高に関する大きな季節性はない。
- 増減要因:
- 売上高は計画を上回るペースで進捗。
- 前年の大型スポット売上により、今年の増減率は控えめ。
- 採用費や広告販促費のずれ等により、利益は計画を大きく上回る。
- monday.com向け追加開発中断に伴い、特別損失約1,100万円を計上。
- 人件費は人員の増加や昇給・昇格により増加。
- 新サービス開発の進行により資産化が進んでおり、原価が減少。
- 広告宣伝・販売促進費はISMAP関連活動の継続により前年より大きく増加。
- その他費用は人員増加に伴うコスト増加や、IRコスト・外形標準課税の計上等により増加。
- 競争環境:
- Salesforce Japan Partner Award 2025の「Industry of the Year – Government & Public Sector」を受賞し、カミレスを中心とした公共機関や自治体における業務効率化への協業実績が認められた。
- デジタル庁「デジタルマーケットプレイス(DMP)」にサービス登録。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期経営目標として、「Rule of 40%」の達成(売上高成長25~30%、営業利益率10~15%)を目指す。
- FY30までにARR100億円達成を目標とする(CAGR30%以上を維持)。
- 3つの成長戦略:エンタープライズ市場の開拓、人材領域への投資、収益基盤の多様化。
- 進行中の施策:
- エンタープライズ市場開拓として、導入コンサルティングの強化、向け製品エンハンス(機能追加)、大手コンサルティングパートナーとの関係強化、信用力向上のための継続的な広報活動。
- 人材領域では、新サービス・機能追加開発のための開発人員増員、コンサルティング領域の人材増員、カスタマーサクセス人材増員、マーケティング・営業人材増員を実施。FY28には従業員数200名超を目指す。
- ISMAPへのサービス登録はオンスケジュールで進捗しており、年内のサービス登録を目指す。
- コンサルティング体制強化のため、CXバリュー戦略本部を設置を含む組織変更を実施。
- 上半期にキャリア6名、新卒13名が、下半期にキャリア4名(内定)、さらに5名ほどの入社を予定。
- IR関連情報の発信強化を目的としたX(旧Twitter)公式アカウント運用を開始。
- セグメント別施策:
- データオプティマイズソリューション:Salesforceやkintoneを主軸に展開してきたが、今後はSmartHRやSAPなど新たなプラットフォームへの拡張を進める。
- セールスマネジメントソリューション:サブスクリプションビジネス経験を活かした柔軟な価格設計と、Salesforceプラットフォーム上での開発による顧客情報の⼀元管理、CRMとERPの連携強化、バックオフィスからカスタマーサクセスまで一気通貫の連携。
- 月次解約率の改善のため、短期間かつ定期的な機能追加およびカスタマーサクセス活動に注力。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- FY25通期売上高: 2,584百万円(前年比 +22.8%)
- FY25通期営業利益: 214百万円(前年比 +0.4%)
- FY25通期純利益: 152百万円(前年比 +1.3%)
- 売上高・利益は前回公表数値からの変更なし。
- 中長期計画:
- Rule of 40%の継続的な達成を目指す。
- FY30までにARR100億円達成を目標とする。
- マクロ経済の影響:
- 第3のプラットフォーム市場や行政DX・スマートシティ、サブスクリプションサービス国内市場の継続的な成長が追い風となる見込み。
- 製造業のDX化および販売モデルのサブスク化が進むことで、「モノスク」のターゲット市場も成長。
製品やサービス
- 製品:
- 帳票DX: 企業、行政・公共機関、組織が持つ取引情報や人事情報などのデータの入力・抽出・処理・整理を支援する帳票出力サービス。XAデザイナーやAIマッピング機能を持ち、外部サービス連携による業務自動化を推進。
- カミレス: 金融/行政機関向け電子申請サービス。窓口の紙申請の電子化を内製可能にし、申請・手続・届出、審査・承認ワークフロー、フォームAIマッピング機能を提供。
- ソアスク: 無形商材のサブスクビジネス管理サービスで、BtoBサブスクビジネスに必要な販売管理機能を提供。見積管理、契約管理、KPI/予実管理、多様なプライシング、商談情報の一元管理、セルフサーブ機能を有する。Salesforceプラットフォーム上で開発された強みを持つ。
- モノスク: 有形商材のサブスクビジネス管理サービス。機器管理、作業管理、在庫管理との連携、販売管理と機器管理の両立、モノのサブスク特有の管理、個体管理からサポートまでの機能を持つ。
- 協業・提携:
- セールスフォース・ジャパン社と強固なパートナーシップを結び、ARRの9割超がSalesforce連携サービス。
- 大手コンサルティングパートナー(アクセンチュア、みずほR&T、テラスカイ、デロイトトーマツ、NTT DATA、JSOL、日本IBM、ウフル、ITFORなど)と協業。
- 他社SaaS(勘定奉行クラウド、freee会計、V-ONEクラウド、請求管理ロボ、NP掛け払い、Stripe、GMO Payment Gateway、Google Drive、box、E-mail、郵送、電子印鑑GMOサイン、CLOUDSIGN、DocuSign、Adobe Acrobat Sign、wanbishi WAN-SIGN、@Tovas、空電プッシュなど)との積極的な連携。
重要な注記
- リスク要因: 将来の業績に関する記述には、リスクや不確実性が含まれており、実際の業績が異なる可能性。
- その他: 本資料は、企業情報提供のためであり、有価証券の勧誘を構成しない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 228A |
企業名 | オプロ |
URL | https://www.opro.net/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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