決算短信：ダイニック（3551）

2025年３月期決算短信〔日本基準〕(連結)

ダイニック株式会社（証券コード：3551） 2025年3月期 決算短信（要約）

以下は、提供いただいた決算短信（2025年5月15日 公表）を基に個人投資家向けに整理した要点です。出典に基づく事実の整理であり、投資助言は行いません。不明な項目は「–」とします。

基本情報

• 企業名：ダイニック株式会社
• 上場取引所：東証
• コード：3551
• URL：https://www.dynic.co.jp
• 代表者：代表取締役社長 山田 英伸
• 問合せ先：取締役財務部門統括 新家 隆（TEL: 03-5402-3132）
• 決算短信提出日：2025年5月15日
• 対象会計期間（連結）：2024年4月1日〜2025年3月31日
• 定時株主総会予定日：2025年6月26日
• 配当支払開始予定日：2025年6月27日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月27日
• 決算説明資料：無
• 決算説明会：無

セグメント（報告セグメント）

• セグメント名（主な取扱い）
  • 印刷情報関連事業：印刷被写体（書籍装丁用クロス、ビニールクロス等）、印字媒体（熱転写リボン等）、表示ラベル材、電子特材など
  • 住生活環境関連事業：不織布（住宅・車両用カーペット等）、壁装材、産業用ターポリン、接着芯地等
  • 包材関連事業：食品包材・蓋材、パップ剤用フィルム加工、鮮度保持剤等
  • その他：ファンシー商品、運送・庫内整理等
• 報告セグメント区分の変更：当連結会計年度より一部子会社の管理区分を「住生活環境関連事業」→「印刷情報関連事業」に変更（遡及表示済）。

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株含む）：8,504,747株
• 期末自己株式数：139,133株
• 期中平均株式数（連結）：8,365,626株
• 時価総額：–（決算短信中に記載なし）

今後の予定（開示ベース）

• 有価証券報告書提出予定：2025年6月27日
• 定時株主総会：2025年6月26日
• 決算説明会：無し（補足資料作成も無し）
• その他IRイベント：–（記載なし）

財務指標（連結：2025年3月期・対前期）

• 売上高：44,073 百万円（+4.7%）
• 営業利益：2,136 百万円（+72.6%）
• 経常利益：2,242 百万円（+50.6%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：1,315 百万円（+55.2%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：157.25 円
• 包括利益：2,362 百万円（+41.5%）
• 総資産：61,085 百万円（前期59,972）
• 純資産：26,594 百万円（前期24,674）
• 自己資本比率：43.5%（前期40.7%）
• 現金・現金同等物（期末）：4,209 百万円

主な指標（参考）
– 売上高営業利益率：約4.8%（営業利益÷売上高）
– 総資産回転率（売上/総資産）：約0.72回（44,073/61,085）
– キャッシュ・フロー（連結）
– 営業CF：+1,265 百万円（前期 +3,029）
– 投資CF：△1,139 百万円（前期 △1,449）
– 財務CF：△534 百万円（前期 △1,092）

（注）上は決算短信の数値を掲載。派生比率は概算。

セグメント別業績（2025年3月期、連結）

• 印刷情報関連事業
  • 売上高：22,228 百万円（+13.0%）
  • セグメント営業利益：2,293 百万円（+53.8%）
  • 主な要因：熱転写リボンの海外需要好調、ビニールクロス等の海外受注増、円安の影響等
• 住生活環境関連事業
  • 売上高：12,232 百万円（△5.6%）
  • セグメント営業利益：304 百万円（△14.5%）
  • 主な要因：車両関連の売上減（自動車生産減）、壁装材の市況軟化、原材料価格転嫁の遅れ等。なお当期に減損損失（333,187千円）が発生（当該セグメントに係る）
• 包材関連事業
  • 売上高：7,683 百万円（+6.2%）
  • セグメント営業利益：407 百万円（+130.6%）
  • 主な要因：原材料価格の転嫁進展、原価低減・生産性向上
• その他
  • 売上高：3,037 百万円（△9.2%）
  • セグメント営業利益：33 百万円（△66.3%）
  • 主な要因：主要顧客の在庫抑制や物流・燃料費高騰の影響

（注）セグメント合計の営業利益から社内調整（全社費用等）を行い、連結営業利益2,136 百万円となっています。セグメント別営業利益合計（報告ベース）約3,004 百万円、調整額△900 百万円。

財務の解説（短信記載の背景）

• 売上は中国子会社での衣料用芯地生産終了や住宅・車輛関連の低迷があったものの、印刷情報（特に熱転写リボン等）の海外需要好調で増収。
• 利益面は原材料・燃料価格の高騰に対する販売価格転嫁が進んだこと、採算改善策、円安が寄与して増益。
• 総資産は退職給付に係る資産増や商品・製品の増加等で増加。負債は短期借入金や買掛金等の変動で減少傾向。
• 営業CFは税金等支払増と仕入債務の減少で前期比減少。投資CFは固定資産取得等で支出。財務CFは長短借入金の増減や子会社株式取得等で支出。

配当

• 2025年3月期（実績）
  • 中間配当：0 円
  • 期末配当：30 円／株（合計 年間 30 円）
  • 配当総額（連結ベース）：251 百万円
  • 配当性向（連結）：19.1%
• 2026年3月期（予想）
  • 期末のみ予想：35 円（年間 35 円）
  • 予想配当性向：18.3%
• 特別配当：なし（該当記載なし）
• 配当方針（会社）：配当性向最低15%以上、連結総還元性向30%以上を原則維持。基本は年1回の期末配当（中間は取締役会決議で実施可能）。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：SOLID FOUNDATION2026（2023年4月開始）
  • 第2期（当期）の達成状況（会社公表）
  • 売上高：達成率 97.9%（未達）
  • 営業利益：達成率 125.7%
  • 経常利益：達成率 121.2%
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：達成率 114.4%
  • ROE：達成率 111.4%
  • 会社コメント：販売強化・採算改善・開発強化と非財務項目に取り組み計画最終年度（次期）での企業価値向上を目標。

今後の見通し（連結：2026年3月期 予想）

• 第2四半期累計（通期比）
  • 売上高（第2Q累計予想）：23,000 百万円（+6.1% (前年同四半期比)）
  • 営業利益：1,100 百万円（+15.8%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益（第2Q累計）：750 百万円（△4.5%）
• 通期（2025/4/1〜2026/3/31）
  • 売上高予想：46,000 百万円（+4.4%）
  • 営業利益予想：2,300 百万円（+7.7%）
  • 経常利益予想：2,400 百万円（+7.1%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益予想：1,600 百万円（+21.6%）
  • 1株当たり当期純利益予想：191.26 円
  • 会社コメント：中期計画最終年度として、販売強化・採算改善・開発強化に取り組む。

競合状況・市場動向（短信に記載の要旨）

• 競合リスク：各事業で競合多数。特に壁装材、車輌用内装材は競争激化可能性を示唆。
• 市場要因：原材料（石油関連）価格、為替変動、地政学リスクが業績に影響する可能性。
• 海外展開：中国等に子会社多数（海外10社程度）。海外事業は規制・政治リスクや為替リスクの影響を受ける可能性。
• 車載市場：自動車生産の影響を受けやすく、車載向け製品は市場変動の影響大。

（注）同業他社との定量比較は決算短信内に直接的な比較表はないため記載なし。競合分析は別途情報収集が必要。

リスク要因（短信記載の主な項目）

• 競合・市場変動による販売価格・需要動向リスク
• 原材料（石油関連）価格変動および調達リスク
• 海外事業展開に伴う法規・政治・為替リスク
• 研究開発の不確実性（新製品の事業化リスク）
• 借入金依存（有利子負債：19,468 百万円、総資産に占める借入金比率31.9%）
• 投資有価証券の評価損リスク（保有残高 6,666 百万円）
• 固定資産の減損リスク（当期は減損損失 333 百万円計上）
• 自然災害・パンデミック等の供給・操業リスク

• 電力供給の逼迫リスク

• 製品品質トラブル、退職給付の前提変更、訴訟リスク 等

重要な注記・会計方針

• 会計方針の変更：2022年改正「法人税等に関する会計基準等」を当期首から適用。連結財務諸表への影響は無（会社注記）。
• 発生した特別損失：減損損失333,187千円（当連結会計年度、主に住生活環境関連事業に対応）
• 連結範囲の変更：当期における重要な連結範囲の変更は無し。
• 監査：決算短信は公認会計士／監査法人の監査対象外（短信末尾注記）。

補足データ（主要数値一覧、連結）

• 売上高：44,072,956 千円
• 営業利益：2,136,247 千円
• 経常利益：2,241,803 千円
• 税引前当期純利益：1,858,171 千円
• 親会社株主に帰属する当期純利益：1,315,457 千円
• 総資産：61,085,069 千円
• 純資産：26,593,896 千円
• 自己資本比率：43.5%
• 期末現金：4,208,513 千円
• 発行済普通株式数（期末、自己株含む）：8,504,747 株
• 期中平均株式数：8,365,626 株

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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