2025年12月期 第1四半期 決算短信補足資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ホットリンク
- 主要事業分野: データとAIを活用した意思決定をサポートする事業。「SNSマーケティング支援事業」「DaaS事業」「Web3関連事業」の3つの事業を展開。
- 代表者名: 檜野 安弘 (代表取締役グループCEO)
- (その他に何かあれば追加): 2025年3月28日開催の定時株主総会及び取締役会をもって、新任取締役の選任および経営体制の見直しを経て、成長戦略の再加速と収益性の向上を目指す新体制へ移行している。
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月13日
- 対象会計期間: 2025年12月期 第1四半期 (IFRS)
- (その他に何かあれば追加): 決算短信補足資料として提供。
- セグメント:
- SNSマーケティング支援事業: データ分析に基づき、SNSマーケティング支援を展開。企業のマーケティング効果の最大化を支援し、X・Instagram等の多様な媒体に対応。SNSアカウント運用、インフルエンサーマーケティング、SNSコンサル、SNS広告、メディア運営などを行う。
- DaaS事業: グローバルスケールのSNSデータを提供し、マーケティング、リスク管理などのビジネスニーズに対応。SNSデータアクセス権の提供を行う。
- Web3関連事業: グローバル市場におけるWeb3スタートアップへの投資と自社でのWeb3関連事業を両立。Web3スタートアップへの自社投資、ファンド投資、自社でのWeb3関連事業を行う。
- 発行済株式:
- (その他に何かあれば追加): 証券コード: 3680
- 今後の予定:
- (その他に何かあれば追加): 通期予算達成に向けては、既存取引の深耕と案件の積み上げを中心に行う。
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表 (BS):
- 総資産:75億円(日本 53億円 / 海外 21億円)
- キャッシュ:30億円(日本 19億円 / 海外 10億円)
- 自己資本比率:74% (強固な財務基盤を保持)
- 金融商品投資金額: 9億円 / 22件
- 投資による累積リターン/ROI: 21億円 / 229%
- 流動資産: 3,731百万円 (前期比△175百万円) – 現預金の増加と営業債権等の増加
- 非流動資産: 3,806百万円 (前期比△158百万円) – 金融資産、のれん、ソフトウェア等の減少
- 資産合計: 7,537百万円 (前期比△334百万円)
- 流動負債: 817百万円 (前期比△28百万円) – 営業債務等と未払税額の減少
- 非流動負債: 1,112百万円 (前期比△57百万円) – 借入金、リース負債の減少
- 負債合計: 1,929百万円 (前期比△85百万円)
- 資本合計: 5,607百万円 (前期比△248百万円) – 利益剰余金とその他資本構成要素の減少
- 負債資本合計: 7,537百万円 (前期比△334百万円)
- 損益計算書 (PL):
- 売上高: 9.2億円(日本 5.7億円 / 海外 3.5億円)、全体で921百万円(前年同期比△21.4%)
- 売上総利益: 326百万円(前年同期比△6.9%)
- 販管費及び一般管理費: 350百万円(前年同期比+5.3%)
- 営業利益: △25百万円(前年同期比△50百万円)
- 金融収益・費用等: △78百万円(前年同期比△190百万円)
- 税引前利益: △103百万円(前年同期比△241百万円)
- 当期純利益: △104百万円(前年同期比△191百万円)
- 収益性:
- 売上高: 921百万円 (下期偏重の計画に沿って順調に進捗)
- 営業利益: △25百万円 (赤字予算だが業績予想を上回る着地)
- 純利益: △104百万円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 74.3% (前期と同水準で強固な財務基盤を維持)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 前年同期比で営業利益が減少したが、第1四半期は赤字予算であり、下期偏重の計画に沿って順調に進捗している。特にSNSマーケティング支援事業が好調。
- セグメント別:
- 売上構成割合:
- SNSマーケティング支援事業: 570百万円 (61.8%)
- DaaS事業: 350百万円 (38.1%)
- Web3関連事業: 1百万円 (0.1%)
- 利益貢献度: 各事業の損益構造ページに記載。変動原価と固定原価の内訳が示されており、SNSマーケティング支援事業は売上総利益率が20~30%程度、DaaS事業は30~40%程度で推移している。
- 財務の解説:
- 営業利益は赤字であるものの、下期偏重の計画に沿って順調に進捗しており、業績予想を上回る結果となった。特にSNSマーケティング支援事業の好調が寄与。
- 急速な円高進行と暗号資産市場の下落により、為替差損31百万円および投資有価証券評価損55百万円を計上し、合計86百万円の金融損失が発生。これが当期純利益に一時的な影響を及ぼした。
- 金融損失を除いた税引前利益は△40百万円、当期純利益は△41百万円と試算されており、為替変動と暗号資産市場の下落が損失に大きく影響している。
配当
- 配当実績と予想:
- 年間配当予想: DOE率2%前後、年間1億円
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- SNSマーケティング支援事業: 売上高570百万円 (YoY+3.6%)。サービスラインナップの拡充と人員増強を通じた既存顧客の深耕・新規顧客の開拓が着実に進捗。新規受注の拡大と大口案件の増加が売上成長を牽引。AIツール活用による業務効率の向上も寄与。2024年度に停止した「クチコミ@係長」の売上減少分も早期にリカバリし、力強い成長を実現。X広告認定パートナープログラムにてBronze Partnerを獲得。
- DaaS事業: 売上高350百万円 (YoY△43.6%)。一部データ提供元との契約終了や顧客解約により売上高は減少したが、期首予想通りに推移し、現状は安定的に推移。新たな成長エンジン創出のため、生成AI・デジタルリスク市場への事業展開を開始。高粗利率のクロール型新商品の開発・販売により売上を確保。
- Web3関連事業: 売上高1百万円 (YoY -%)。3事業連携のデータ分析型プロジェクトを始動。投資した株式・トークンの売却による収益獲得。追加投資に向けた案件発掘が進む。Web3関連投資は第1四半期は苦戦したが、前年同期比では着実に成長。暗号資産市場の下落局面を好機と見なし、引き続き積極的に投資を継続する方針。新規上場した暗号資産の一部を売却し、利益を確保。
- セグメント戦略:
- SNSマーケティング支援事業: 「戦略設計」を強みとし、マーケティング活動の目的に即した戦略を立案、設計から企画、実行までをフルサポートすることで、SNSマーケティングの効果最大化を支援。2025年度はfasmeサービスの強化に注力。
- DaaS事業: 世界中のソーシャルメディアデータを取得し、データ活業企業に提供。LLM技術を用いた、付加価値データを創出するプロダクトを開発。サイバー空間における危機管理意識の高まりにより、デジタルリスク関連顧客のすそ野が広がり、新規顧客を獲得することを目指す。生成AIや大規模言語モデル(LLM)技術の進展に伴い、データの重要性が高まることを事業機会と捉える。
- Web3関連事業: Web3関連プロジェクトへの投資と自社Web3事業の両輪により相乗効果を目指す。Web3投資事業でアーリーステージでの出資を行い、年率35%程度のリターンを目指すと共にグローバル市場・技術トレンド把握とグローバルエコシステムへの参画を目指す。Web3自社事業で実践的なWeb3事業推進ノウハウを獲得し、日本市場における顧客獲得と事業利益の獲得を図る。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 既存事業の拡大に向けた人材投資やM&A検討、生成AI市場等への投資拡大に加え、既存事業外の将来成長が期待される分野へも投資活動を通じて事業参入の機会を模索し、長期的な企業価値の向上を図る。PL(事業)とBS(投資)から生み出したキャッシュを活用し、新規成長投資、株主還元を強化する方針。
- 目標達成の可能性: 第1四半期は赤字予算ながら業績予想を上回る着地であり、下期偏重の計画に沿って順調に進捗しているため、通期見通しに沿った水準で推移していると説明がある。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- デジタルリスク管理市場は、2022年の8.3億米ドルから2030年には28.1億米ドルへ成長する予測。
- AI市場は、2024年の6,382億米ドルから2032年には25,751億米ドルへ成長する予測。
- Web3市場では、暗号資産市場のボラティリティ(変動幅)が高まりを見せており、2025年第1四半期には暗号資産市場が大幅に下落した。しかし、中期的な視点に基づく投資であり、一時的な価格変動は想定内のものと認識している。
- 為替市場では急速な円高が進行。ドル建て資産の評価損が発生している。
今後の見通し
- 業績予想: 連結売上高921百万円で、通期連結売上高予想4,116百万円に対し進捗率19%。売上は順調に推移しており、クライアントの年度末商戦に向けた案件確保や代理店からの発注により売上高の達成を想定している。
- リスク要因:
- 為替変動リスク: 円高進行によるドル建て資産の評価損が発生。為替変動を想定内のリスクと認識し、資産構成の見直しを含む管理体制の強化を進める。
- 暗号資産市場の変動リスク: 暗号資産市場の下落による評価損が発生。中期的な視点に基づく投資であり、一時的な価格変動は想定内のものと認識している。
重要な注記
- 会計方針: IFRSを適用している。
- その他:
- 新体制始動: 2025年3月28日開催の定時株主総会及び取締役会をもって新体制が始動し、成長戦略の再加速と収益性の向上を目指す体制へ移行した。
- X広告認定パートナープログラムにてBronze Partnerを獲得: SNSマーケティング支援における実績と知見が評価され、国内で5社のみのBronze Partnerに認定された。
- SDGsへの取り組み: 「Make the World "HOTTO"」をミッションに掲げ、SNSマーケティングを現在の主力事業、ブロックチェーン技術を中長期的な事業の種と位置付け、人と社会のつながりを再設計し、世界中の人々が"HOTTO(ほっと)"できる社会の実現に貢献することを目指している。具体的には、Famieeプロジェクトへの支援を通じて、多様な家族形態が当たり前に認められる社会の実現に貢献している。
- 業務のAI化率: 営業、コーポレートの業務をAI化する目標 (2025年目標) に対して、全社業務のAI導入率が60%に達している。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3680 |
企業名 | ホットリンク |
URL | http://www.hottolink.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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