2024年9月期 決算説明会
基本情報
- 企業概要: GMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証プライム 3769)
- 説明会情報:
- 開催日時: 2024年11月13日
- 参加対象: 個人投資家
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2024年9月期
- セグメント:
- 決済代行事業(GMO-PG): オンライン・オフライン決済サービスを提供
- 金融関連事業(GMO-EP, GMO-PS, GMO-FG):
- GMO-EP: 医療領域、非物販EC関連サービス
- GMO-PS: 後払い・BNPLサービス
- GMO-FG: 対面決済、リカーリング型ビジネス
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上収益: 63,119百万円 (前期比 +16.9%)
- 売上総利益: 39,985百万円 (前期比 +20.3%)
- 営業利益: 20,312百万円 (前期比 +24.0%)
- 税引前利益: 20,636百万円 (前期比 +33.3%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 13,475百万円 (前期比 +38.8%)
- 配当金: 普通配当 116円、特別配当 8円、合計 124円 (前期比+35円)
- 進捗状況:
- 2025年営業利益目標250億円は一年前倒しで到達。
- 営業利益CAGR25%を目指す。
- セグメント別状況:
- GMO-PG:
- ハイライト: 売上収益・営業利益とも計画達成。オンライン決済GMVは市場統計を4.9pt上回る+14.0%成長。プロセシングPF大型案件開始。
- ローライト: SME領域の成長が停滞。
- GMO-EP:
- ハイライト: 単体売上計画比+3.2%、収益モデルの転換が進捗し計画比+10.4%。医療領域の開拓好調。
- ローライト: 単体稼動店舗数前期比-1.2%。非物販領域は開拓途上。
- GMO-PS:
- ハイライト: 売上計画比+1.2%。与信精度向上により営業利益計画比4.7倍。新BNPLサービス「アトカラ」提供開始。
- ローライト: 特定業種における既存加盟店の成長減速。
- GMO-FG:
- ハイライト: 対面決済GMV前期比+52.9%と市場統計の4倍。リカーリング型売上+41.8%。
- ローライト: 連結売上*計画比-2.6%。
- GMO-PG:
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上収益16.9%増、営業利益24.0%増と計画通り。
- 2025年営業利益目標250億円に一年前倒しで到達。
- R&Iの発行体格付け「A-」を取得。
- 増減要因:
- 営業利益: 粗利増に加え貸倒引当金繰入減により24.0%増。
- 増加要因: 粗利増 (+8,117百万円)、原価率低下 (+1,360百万円)、増収効果 (+6,756百万円)、貸倒引当金繰入減 (+861百万円)、一時費用減 (+424百万円)。
- 減少要因: 販管費増 (-3,338百万円)、人件費増 (-3,081百万円)、業務委託費増 (-595百万円)。
- 税引前利益: 営業利益増に加え、投資事業組合損失減、為替差損減、受取利息増などが寄与。
- 増加要因: 営業利益増 (+4,875百万円)、金融収益増 (+104百万円)、持分法投資利益増 (+74百万円)、為替差損減 (+463百万円)、受取利息増 (+126百万円)。
- 減少要因: 投資事業組合損失減 (-168百万円)。
- その他: 22/3Qに譲渡した2C2P株式売却益の一部 (+1,629百万円) が影響。
- 営業利益: 粗利増に加え貸倒引当金繰入減により24.0%増。
- 競争環境:
- EC市場は拡大傾向。対面・オンライン決済ともに市場を上回る成長。
- 当社は各領域のキープレイヤーとの共創により市場機会を開拓。
- リスク要因:
- 特定加盟店への影響。(業績予想の前提として織り込み済み)
- GMO-FGイニシャル売上における端末ミックス、新プロダクトの拡大とシステム更改に伴う原価増。(売上総利益の前提として考慮)
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期経営計画(2023年公表)に基づき、営業利益CAGR25%成長、単年度毎の成長は最低20%以上を目指す。
- 事業領域の拡大と既存領域の深耕:大手・インフラの開拓、上流・国際ブランドとの協業。
- EC市場の拡大余地を各領域キープレーヤーとの共創で開拓。
- エコシステムの発展により大手を獲得し決済拡大・EC化率向上。
- 景気変動に左右されない生活密着領域を対面・オンラインで拡大。
- 178兆円の立脚市場の更なる拡大を牽引。
- 掛け払い・BNPLを軸に新市場を開拓し来期成長率を引き上げ。
- ソリューションアセット活用し巨大市場でのシェア拡大を目指す。
- 海外成長機会を捉え営利年平均成長率25-30%を目指す。
- 低調な投資環境を捉え決済FinTechへ投資実行。
- 進行中の施策:
- GMO-PG: 業種別PF拡大、プロダクト強化(BtoB/BtoE)、インフラ領域/ブランドライセンス活用。AMEXとの協働による企業間カード決済推進。
- GMO-EP: 非物販市場・医療分野の開拓。スタートアップ/非物販向け決済サービス推進、予約SaaSの機能強化、アライアンス強化。
- GMO-PS: 掛け払い・BNPLの拡大、与信管理の高度化。
- GMO-FG: 大手企業グループの開拓、ARPU向上及びリカーリング型収益拡大。
- グローバル: 重点国での優良ポートフォリオ構築、インド/米国強化。低調な投資環境を捉えた好条件投資推進。海外先端FinTech知見の国内プロダクト開発への反映。
- セグメント別施策: (上記「進行中の施策」を参照)
将来予測と見通し
- 業績予想 (2025年9月期):
- 売上収益: 83,377百万円 (前期比 +13.0%)
- 売上総利益: 52,319百万円 (前期比 +8.8%)
- 営業利益: 30,225百万円 (前期比 +20.0%)
- 税引前利益: 28,722百万円 (前期比 +4.4%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 18,511百万円 (前期比 -1.0%)
- 中長期計画:
- 2025年営業利益目標250億円を達成。
- 営業利益CAGR25%成長目標は不変。
- マクロ経済の影響:
- 円安効果によりグローバル事業が伸長。
配当と株主還元
- 配当実績:
- 2024年9月期: 普通配当 116円、特別配当 8円、合計 124円。
- 特別配当: なし
製品やサービス
- 主要製品/サービス:
- オンライン・オフライン決済サービス
- プロセシングPF
- BaaS(Banking as a Service)
- 後払い、BNPL(Buy Now Pay Later)サービス
- 即給 byGMO
- 「アトカラ」 BNPLサービス
- 「請求書カード払い byGMO」
- 協業・提携:
- VISA/Mastercardライセンス取得。
- アメリカン・エキスプレスとの協働(「請求書カード払い byGMO」展開)。
- SMFGとの包括スキーム。
- 海外先端FinTech企業への投資。
重要な注記
- 会計方針: 2018年9月期より国際会計基準(IFRS)を適用。
- リスク要因:
- 特定加盟店への影響、SME領域の成長停滞。(業績予想に織り込み済み)
- その他:
- 2024年11月8日、R&Iの発行体格付け「A-」を取得。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3769 |
企業名 | GMOペイメントゲートウェイ |
URL | http://www.gmo-pg.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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