2025年3月期決算説明動画配信のお知らせ
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社カーリット
- 主要事業分野: 化学品、ボトリング、金属加工、エンジニアリングサービス
- 代表者名: 代表取締役兼社長執行役員 金子 洋文
- 説明会情報:
- 開催日時: Youtubeにてオンデマンド配信
- 説明会形式: オンライン(ライブ配信は6月2日に終了)
- 参加対象: 機関投資家・証券アナリスト、個人投資家
- 説明者:
- 岡本 英夫(財務部担当取締役兼執行役員): 2025年3月期決算概要
- 金子 洋文(代表取締役兼社長執行役員): 2026年3月期通期計画、中期経営計画「Challenge2027」、質疑応答
- 報告期間: 2025年3月期
- 配当情報:
- 期末配当(2025年3月期実績): 36円/株(前年同期比 +3円、+9.0%)
- 期末配当(2026年3月期予想): 36円/株(前年同期比 ±0%、±0%)
- セグメント:
- 化学品: 爆薬・保安炎筒、過塩素酸アンモニウム、電子材料、セラミック材料など
- ボトリング: ペットボトル・缶飲料
- 金属加工: 耐熱炉内用金物、各種金属スプリング・プレス品
- エンジニアリングサービス: 建築・設備工事、塗料販売・塗装業務、構造設計
業績サマリー
- 主要指標 (2025年3月期実績):
- 営業収益: 36,914百万円 (前年同期比 +0.9%)
- 営業利益: 3,046百万円 (前年同期比 -9.1%)
- 経常利益: 3,320百万円 (前年同期比 -7.8%)
- 純利益: 2,570百万円 (前年同期比 -1.1%)
- 進捗状況:
- 中期経営計画「Challenge2027」の段階(Stage 2: 投資促進)
- セグメント別状況 (2025年3月期実績):
- 売上高:
- 化学品: 22,423百万円
- ボトリング: 4,524百万円
- 金属加工: 7,230百万円
- エンジニアリングサービス: 4,411百万円
- 合計: 38,590百万円(報告セグメント計)
- 営業利益:
- 化学品: 1,478百万円
- ボトリング: 345百万円
- 金属加工: 508百万円
- エンジニアリングサービス: 822百万円
- 合計: 3,154百万円(報告セグメント計)
- 売上高:
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上高は微増となったものの、営業利益、経常利益、純利益は減益となった。
- 化学品セグメントは、一部好調な分野もあったものの、全体としては減益となった。
- ボトリングセグメントは、設備関連費用の影響等で減益となった。
- 金属加工セグメントは、一部取引先の需要減により減収減益となった。
- エンジニアリングサービスセグメントは、外部工事獲得の競争激化等により減益となった。
- 増減要因:
- 化学品セグメント:
- 増収増益要因: 産業用爆薬(適正価格反映)、高速道路用信号焔管(需要堅調)、煙火関連(需要増)、受託評価分野(市場活況、大型試験受注増)、塩素酸ナトリウム(安定供給)、過塩素酸アンモニウム(宇宙ロケット用途好調)、電極(需要好調)、電子材料分野(AIサーバー向け好調)、セラミック材料分野(適正価格維持・品目拡充)
- 減収減益要因: 自動車用緊急保安炎筒(生産コスト増)、過塩素酸(海外需要低迷)、シリコンウェーハ分野(顧客在庫過多・生産調整)
- ボトリングセグメント: 第1四半期の定期修繕後の設備復旧遅れ、第3四半期の受注数量減少による減収減益。
- 金属加工セグメント: 耐熱炉内用金物(販売好調)で増収増益、各種金属スプリング・プレス品(主要取引先の需要減)で減収減益。
- エンジニアリングサービスセグメント: 建築・設備工事(設備工事増加)で増収増益、塗料販売・塗装業務(建設機械向け需要減)で減益、構造設計(公共案件好調)で増収増益。
- 化学品セグメント:
- 競争環境:
- リスク要因:
戦略と施策
- 現在の戦略: 中期経営計画「Challenge2027」に基づき、事業ポートフォリオの最適化(重点領域、注力領域、育成領域、基盤領域の設定)と、それに応じた設備投資の推進。
- 進行中の施策:
- 「宇宙・防衛 固体推進薬」を重点領域として設定し、防衛分野への開発に着手。
- 各領域に担当研究所(赤城研究所、長野研究所、群馬研究所)を設置し、研究開発を推進。
- 最適資本構成をふまえ、株主還元(総還元性向40%目標)を強化。
- 自己株式の取得(上限10億円)を実施。
- 設備投資総額210億円(2025~2027年度)を計画(重点領域90億円、注力領域20億円、育成領域25億円、基盤領域75億円)。
- セグメント別施策:
- 化学品:
- 過塩素酸アンモニウム増産投資(2027年度に増産工事完了予定)。
- 電池試験・危険性評価試験所の増強工事。
- 「高性能電解液・導電性高分子」の需要増加への対応。
- 「光導波路用材料」の研究開発(シリコンフォトニクス活用)。
- ボトリング:
- ホットパックラインのアセプティックラインへの改修。
- 金属加工:
- 生産の効率化、新規案件の獲得。
- エンジニアリングサービス:
- 塗装・塗料分野は建設機械市場の影響を受けるも、建築・設備分野は公共案件獲得に注力。
- 化学品:
将来予測と見通し
- 業績予想 (2026年3月期):
- 営業収益: 39,000百万円 (前年同期比 +5.6%)
- 営業利益: 3,100百万円 (前年同期比 +1.7%)
- 経常利益: 3,350百万円 (前年同期比 +0.9%)
- 純利益: 2,700百万円 (前年同期比 +5.0%)
- 期末配当: 36円/株
- 中長期計画:
- 2027年度目標: 営業利益420億円、営業利益率10.0%
- 2030年度目標: 営業利益500億円
- 2035年度目標: 営業利益600億円
- マクロ経済の影響:
配当と株主還元<br>
- 配当方針: 総還元性向40%を目標とし、配当性向30%の配当実施に加え、適宜自己株式の取得を行う。
- 配当実績: 2025年3月期期末配当 36円/株。
- 株主還元: 自己株式の取得(上限10億円)を実施。
製品やサービス
- 化学品:
- 宇宙・防衛 固体推進薬: 宇宙開発ロケット(H3、イプシロン)、民間ロケット(カイロス)向け、防衛関連製品向け。製造ノウハウ、水力発電所の電力利用、自社開発の過塩素酸アンモニウム製造用電極が強み。
- 過塩素酸アンモニウム: 宇宙・防衛分野の原料として供給。
- シリコンウェーハ: 光導波路用材料として、シリコンフォトニクスによる高速通信向けデバイスへの活用を研究。
- 協業・提携:
- 日油株式会社との推進薬事業における役割分担。
重要な注記
- リスク要因:
- シリコンウェーハ分野の需要回復遅れ。
- その他:
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4275 |
企業名 | カーリット |
URL | https://www.carlithd.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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