2025年3月期 決算短信〔日本基準](連結)
基本情報
- 企業名: 西部電機株式会社
- 主要事業分野:
- 搬送機械事業:物流システム、搬送機器の製造・販売・修理
- 産業機械事業:バルブアクチュエータ、ゲート駆動装置の製造・販売・修理
- 精密機械事業:超精密・高精密ワイヤ放電加工機、NC旋盤の製造・販売・修理
- その他の事業:機械機器部品・立体駐車装置の販売、営繕工事等
- 代表者名: 代表取締役社長 税所 幸一
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 15,160,000株 (2025年3月期期末)
- 自己株式数: 53,024株 (2025年3月期期末)
- 時価総額: 記載なし
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月27日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産: 46,411百万円 (前連結会計年度末 50,127百万円)
- 純資産: 30,794百万円 (前連結会計年度末 30,548百万円)
- 自己資本比率: 66.4% (前連結会計年度末 60.9%)
- 損益計算書:
- 売上高: 33,352百万円 (前期比 4.4%増)
- 営業利益: 3,192百万円 (前期比 14.7%増)
- 経常利益: 3,271百万円 (前期比 13.7%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,350百万円 (前期比 18.9%増)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 541百万円 (前期 3,712百万円)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △3,063百万円 (前期 △2,206百万円)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △976百万円 (前期 △640百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高: 8,356百万円 (前期 11,856百万円)
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高: 33,352百万円 (前期比 4.4%増)
- 営業利益: 3,192百万円 (前期比 14.7%増)
- 経常利益: 3,271百万円 (前期比 13.7%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,350百万円 (前期比 18.9%増)
- 1株当たり当期純利益: 155.61円 (前期 130.95円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 66.4% (前期 60.9%)
- 流動比率: 記載なし
- 負債比率: 記載なし
- 効率性:
- 総資産回転率: 該当項目なし
- 売上高営業利益率: 9.6% (前期 8.7%)
- セグメント別:
- 売上高: 搬送機械事業 11,220百万円、産業機械事業 6,649百万円、精密機械事業 15,066百万円
- セグメント利益: 搬送機械事業 1,035百万円、産業機械事業 965百万円、精密機械事業 1,121百万円
- 利益貢献度: 精密機械事業が最も高い貢献度を示している。
- 財務の解説:
- 当連結会計年度は、米国の関税措置や中東情勢の長期化による原材料・エネルギーコスト高止まりなどの影響を受けながらも、全体として増収増益となった。
- 売上高は精密機械事業の伸長により過去最高額を記録。
- 利益面では、人的資本への投資や原材料費高騰があったものの、価格転嫁やコストダウンにより増益を確保。
- バランスシートにおいては、総資産は減少したが、自己資本比率は向上し、財務安全性は改善している。
- キャッシュフローにおいては、営業CFは減少し、投資CF・財務CFともにマイナスとなった。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 年間配当金 42.00円
- 2025年3月期 予想: 年間配当金 42.00円
- 特別配当の有無: なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 搬送機械事業:
- 物流業界や半導体関連の需要増を背景に、既存顧客からのリピート受注やソリューション提案を推進。
- 受注高は自動車部品、半導体、食品物流、ハウスメーカー向けで増加。
- 売上高は電気機器・流通業界向けで微減。
- 産業機械事業:
- 民間需要の掘り起こしやゲート分野でのシェアアップ、サービス・メンテナンスを強化。
- 受注高は上下水道、防衛省向けで増加。
- 売上高は上下水道、サービス・メンテナンスが増加。
- 精密機械事業:
- 中国経済の低迷懸念があったものの、半導体、データセンター、EV関連での需要が堅調。
- 受注高、売上高ともに増加し、過去最高水準。新工場建設による生産能力向上も寄与。
- 搬送機械事業:
- セグメント戦略: 各セグメントでの市場ニーズに応じた製品・サービスの提供、拡販、技術開発を進めている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「Seibu Vision 2027」を策定し、「収益性・財務健全性に加え、成長性・株主資本効率に重きを置いた経営」を目指している。
- 進捗状況:
- 売上高、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも前年を上回り、過去最高またはそれに近い業績となったことは、計画達成に向けた前進と捉えられる。
- 特に精密機械事業での大幅な成長は、計画に沿った事業展開の効果を示唆している。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:
- 物流システムの自動化・省人化ニーズの高まりは、搬送機械事業にとって追い風。
- インフラ老朽化対策や国土強靭化は、産業機械事業の需要を下支えする要因。
- 半導体・EV関連市場の成長は、精密機械事業にとって重要な成長ドライバー。
- 市場動向:
- 労働人口減少、DX化、脱炭素化といった社会課題への対応を強化している。
- 原材料・エネルギー価格の高騰は、継続的なリスク要因。
今後の見通し
- 業績予想: 2026年3月期の通期業績予想として、売上高361億円、営業利益35億円、経常利益35億9千万円、親会社株主に帰属する当期純利益24億1千万円を計画。
- 現状の差異: 2025年3月期の実績と比較して、売上高、営業利益、経常利益は増加を見込む一方、当期純利益は微減の予想となっている。
- リスク要因:
- 中東情勢の長期化による、原材料・エネルギーコストの高止まり。
- 米国の経済政策や為替変動。
- 世界経済の景気減速リスク。
- 競合他社との競争激化。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
- 会計方針の変更による連結財務諸表への影響はない。
- その他:
- 取締役に対する業績連動型株式報酬制度「株式給付信託(BBT)」を導入。
- 自己株式として、信託が保有する当社株式を純資産の部の自己株式に計上。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6144 |
企業名 | 西部電機 |
URL | http://www.seibudenki.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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