2025年3月期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社グローバルウェイ(東証グロース:3936)
- 主要事業分野: クラウドアプリケーションの開発とライセンス販売及び導入支援、MuleSoft開発、Salesforceプラットフォームの開発・導入支援、情報プラットフォーム「キャリコネ」の運営、ハイクラス人材紹介サービス、スキルシェアサービス「タイムチケット」の運営、TikTok代理店、経営コンサルティング。主にDX市場において技術と人材の両面から支援を提供。
- 代表者名: 代表取締役社長兼CEO 小山 義一
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月20日
- 参加対象: 個人投資家向け (記載はされていないが、一般的に決算説明会は株主・投資家向けに行われる)
- 説明者:
- 発表者(役職): 代表取締役社長兼CEO 小山 義一
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年3月期 通期
- セグメント:
- プラットフォーム事業: クラウドアプリケーションの開発とライセンス販売及び導入支援、カスタマイズ開発や運用サポートサービスを提供。AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)に関するプロ・コード(Python)開発及びロー・コード(MuleSoft)開発を中心にプロジェクトを推進。
- セールスフォース事業: Salesforce社の営業支援やカスタマーサービスなどのコアサービス、法人向けEコマース、業種別クラウドなどの新規領域を提供。
- メディア事業: 働く人のための情報プラットフォーム「キャリコネ」「キャリコネ企業研究Resaco」「キャリコネニュース」を運営。
- リクルーティング事業: 外資系コンサルティングファームやIT企業を中心としてハイクラス人材をターゲットとした転職サービスを提供。
- シェアリング事業: 個人のスキルや経験を売買できるシェアリングエコノミーサービス「タイムチケット」の運営、TikTok代理店、経営コンサルティングなど。
業績サマリー
- 主要指標:
- 連結売上高: 3,071,643千円 (前年同期比 +25.0%)
- 連結営業利益: △261,140千円 (前年同期比 +119,357千円)
- 連結経常利益: △277,599千円 (前年同期比 +58,102千円)
- 連結純利益: △320,046千円 (前年同期比 +120,905千円)
- 進捗状況:
- 連結売上高は期初年間予算2,956,000千円に対し103.9%の進捗率。
- プラットフォーム事業は売上高進捗率100%、セグメント利益進捗率95.5%。
- セールスフォース事業は売上高進捗率56.4%。
- メディア事業は売上高進捗率65.1%、セグメント利益進捗率22.3%。
- リクルーティング事業は売上高進捗率70.5%、セグメント利益進捗率31.2%。
- シェアリング事業は売上高進捗率286.1%。
- セグメント別状況:
- プラットフォーム事業: 売上高 1,038,076千円 (前年同期比 +0.12%)、セグメント利益 190,598千円 (前年同期比 △2.5%)。
- セールスフォース事業: 売上高 432,409千円 (前年同期比 +2.02%)、セグメント利益 △150,383千円 (前年同期比 △617.8%)。
- メディア事業: 売上高 306,483千円 (前年同期比 △23.9%)、セグメント利益 21,937千円 (前年同期比 △83.5%)。
- リクルーティング事業: 売上高 281,672千円 (前年同期比 △10.5%)、セグメント利益 25,217千円 (前年同期比 +930.5%)。
- シェアリング事業: 売上高 1,013,001千円 (前年同期比 +264.7%)、セグメント利益 98,798千円 (前年同期比 +136.8%)。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 連結売上高はグループ会社の収益増加により前年同期比で増加。
- 営業利益は一部開発プロジェクトにおける収支の悪化などにより減収減益。
- 単体では、各セグメントで売上高は前年比で増加したが、セグメント利益は減少。
- シェアリング・プラットフォーム事業が堅調に推移し牽引。
- メディア事業とセールスフォース事業は収益悪化。
- 増減要因:
- 売上高増加要因: グループ会社売上増、特にシェアリング事業の売上大幅増(+264.7%)。
- 営業利益減少要因:
- 一部開発プロジェクトにおける収支悪化(セールスフォース事業の大型案件中止など)。
- セールスフォース事業のセグメント利益が大幅減。
- メディア事業の売上・セグメント利益減少(Googleコアアップデートの影響)。
- リクルーティング事業は売上減少もコスト削減効果でセグメント利益が大幅増。
- 単体の総費用(販売費及び一般管理費)は、費用削減の取り組み効果もあり減少。
- 競争環境:
- リクルーティング事業において、外資ITおよびコンサル企業高単価案件の求人獲得及び候補者獲得に苦戦。
- コンサル企業の競争環境は依然厳しい。
- シェアリング事業は、当初見込みよりも好調に推移。
- リスク要因:
- セールスフォース事業における大規模プロジェクトの途中解約。
- メディア事業における度重なるGoogleコアアップデートの影響による会員登録数・UU数の落ち込み。
- リクルーティング事業におけるコンサルタントの退職。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 「人」と「技術」を新しい時代のためにという経営理念のもと、DX市場に対し技術と人材の両面から支援。
- エンジニア採用を多角的に展開。
- シェアリング事業の事業成長に向け、営業活動強化のため採用やマーケティングに投資継続。
- 進行中の施策:
- ケイパビリティ拡大に向けたリモート勤務活用の採用。
- 新卒エンジニアの採用推進(3名の新卒エンジニア入社、3ヵ月のIT研修実施)。
- 人材領域の事業との連携強化(メディア事業における潜在的転職者へのプッシュ型アプローチ、リクルーティング事業におけるハイクラスエンジニアの応募獲得推進)。
- プラットフォーム事業におけるPython/MuleSoft領域での人材育成、企業のDX推進支援(セミナーやコミュニティ活動)。
- Salesforce未経験者への育成スキーム立ち上げ、Service Cloudに続くAI活用領域に着目しチーム全体でのスキル習得、資格取得を推進。
- メディア事業におけるコアアップデート対策を最優先で対応中。
- メディア事業の収益拡大に向けた営業活動、リード獲得施策、広告投資。
- メディア事業における「NEXT DX LEADER」コラボレーション企画。
- シェアリング事業における手数料改定による他プラットフォームからの移動を狙った取り組み検討。
- ライブエンターテイメント事業におけるTikTok LIVE事務所の立ち上げ、獲得・育成。
- 戦略コンサルティング事業における大手通信会社案件受注と納品。
- セグメント別施策:
- プラットフォーム事業: Python/MuleSoft領域における人材育成と企業のDX推進支援、沖縄を中心としたCSR活動。
- セールスフォース事業: 「Service Cloud」においてナレッジ蓄積、新たなサービスメニュー展開、データ連携領域と併せて販路拡大。Sales Cloud、Service Cloudの短期導入プログラム、セキュリティ診断サービスを提供開始。
- メディア事業: コアアップデート対策、UU数減少の原因であるSEO対策。
- リクルーティング事業: 大手事業会社のDX領域を中心とした採用ニーズへの対応、大手化学メーカーや自動車メーカー中心の取引先拡大、候補者からの紹介先拡充。
- シェアリング事業: スキルシェア(Time Ticket)における手数料改定の検討、ライブエンターテイメント事業のTikTok LIVE事務所立ち上げ、戦略コンサルティング(CRiPT Consulting)での案件受注と納品。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 連結業績予想 (2025年2月14日開示発表値):
- 売上高: 2,956,000千円
- 営業利益: △420,000千円
- 経常利益: △371,000千円
- 親会社株主に帰属する純利益: △408,000千円
- (実績は売上高が予想を上回ったが、利益は予想よりも悪化している点を読み取れる)
- 中長期計画:
- 国内DX関連投資額は、2030年には約9.2兆円に拡大見込み。
- DX人材の需要は拡大基調。
- 人々の幸せや企業の成長をあらゆる技術の追求により最大限実現し、新しい時代において、最も信頼される存在を目指す。
- マクロ経済の影響:
- 国内DX関連投資額の拡大見込みは好影響。
- DXを進める企業の課題として、人材不足、アナログな文化、DXの役割分担や範囲の不明確さ、組織間の連携不足、デジタル技術の知識・リテラシー不足などが挙げられ、これらが事業に影響を与える可能性。
製品やサービス
- 製品:
- クラウドアプリケーション開発
- MuleSoft開発
- Salesforceプラットフォーム開発
- Sales Cloud、Service Cloudの短期導入プログラム
- セキュリティ診断サービス
- サービス:
- クラウドアプリケーションのライセンス販売及び導入支援
- カスタマイズ開発や運用サポートサービス
- Salesforceでの開発と導入支援、カスタマイズ開発や運用サポートサービス
- 働く人のための情報プラットフォーム「キャリコネ」「キャリコネ企業研究Resaco」「キャリコネニュース」運営
- ハイクラス人材紹介サービス「グローバルウェイハイクラスエージェント」
- スキルシェアサービス「タイムチケット」運営
- TikTok代理店
- 経営コンサルティング(CRiPT Consulting)
- 協業・提携:
- DXを推進する事業会社との「NEXT DX LEADER」コラボレーション企画継続。
重要な注記
- リスク要因:
- 提供される資料および情報には、将来の見通しに関する情報(forward-looking statements)が含まれており、これらは現在の見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的に異なる結果を招く可能性がある不確実性がある。
- 経済状況や市場状況といった一般的な国内および国際的な経済状況もリスクや不確実性に含まれる。
- 将来情報に関する更新・修正の義務は負わない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3936 |
企業名 | グローバルウェイ |
URL | http://www.globalway.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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