令和6年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: GreenBee株式会社
- 主要事業分野: テクノロジーライセンス事業、DXサービス事業、GXサービス事業
- 代表者名: 代表取締役社長 岩本 定則
- (その他に何かあれば追加): コーポレートコントロール本部長 兼 経営企画室長 杉山 了
- 報告概要:
- 提出日: 令和7年2月14日
- 対象会計期間: 令和6年1月1日〜令和6年12月31日 (連結)
- (その他に何かあれば追加): 決算補足説明資料作成の有無: 有、決算説明会開催の有無: 無。連結範囲の重要な変更として、新規1社 (sMedio America Inc.)。
- セグメント:
- 各事業セグメントの名称と概要:
- テクノロジーライセンス事業: 競争力の高い自社テクノロジーIPをライセンスする事業。顧客はデジタル家電メーカー、パソコンメーカー等。主要製品・サービスは4K/8Kプレミアコンテンツ再生プレイヤー、組込みブラウザー、デバイス間高速データ転送・バックアップ製品、AIメイクアップアプリなど。
- DXサービス事業: AIとシステムで情報活用可能なサービスをワンストップで提供する事業。顧客は通信事業者・建設会社等。主要製品・サービスはクラウドデータバックアップサービス (sMedio Cloud Backup)、建設DXサービス (切羽AI評価サービス、コンクリートAI評価サービス、掘削サイクルAI解析サービス、濁水処理AI解析サービス)、モバイルアプリ脆弱性診断サービス (RiskFinder)など。
- GXサービス事業: お客様の脱炭素化に向けた取り組みに貢献するサービスをワンストップで提供する事業。顧客は再生可能エネルギーを導入する企業等。主要製品・サービスはEMS (エネルギーマネージメントシステム)、太陽光蓄電池システム、EV充電器など。
- 発行済株式:
- 発行済株式数 (期末、自己株式を含む): 2,348,521株 (令和6年12月期)
- (その他に何かあれば追加): 期末自己株式数: 16,471株 (令和6年12月期)。期中平均株式数: 2,288,945株 (令和6年12月期)。
- 今後の予定:
- 株主総会: 令和7年3月25日
- (その他に何かあれば追加): 有価証券報告書提出予定日: 令和7年3月26日。
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表 (単位: 千円)
- 流動資産合計: 1,229,486 (前年度比84,658増加)
- 現金及び預金: 932,347 (前年度比151,000増加)
- 売掛金: 196,597 (前年度比19,330減少)
- 原材料及び貯蔵品: 64,108 (前年度比52,288減少)
- 固定資産合計: 75,348 (前年度比30,520増加)
- 投資有価証券: 13,500 (新規計上)
- 繰延税金資産: 18,757 (前年度比14,946増加)
- 負債合計: 113,777 (前年度比11,746減少)
- 流動負債合計: 102,094 (前年度比12,452減少)
- 未払法人税等: 1,060 (前年度比11,771減少)
- 純資産合計: 1,191,057 (前年度比126,925増加)
- 自己株式: △29,860 (前年度比137,083減少、自己株式処分による)
- 利益剰余金: △76,127 (前年度比63,829増加)
- 損益計算書 (単位: 千円)
- 売上高: 806,493 (前年同期比0.9%減)
- 売上総利益: 440,857 (前年同期比78,000増加)
- 営業利益: 50,960 (前年同期は△41,891の損失から黒字転換)
- 経常利益: 60,553 (前年同期は3,021から大幅増加)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 63,828 (前年同期は△163,678の損失から黒字転換)
- キャッシュフロー計算書 (単位: 千円)
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 121,292 (プラス)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △22,220 (マイナス)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: 43,654 (プラス、自己株式の処分による収入43,680千円を含む)
- 現金及び現金同等物期末残高: 932,347 (前年度比151,000増加)
- 収益性:
- 売上高: 806百万円 (前年同期比△0.9%減)
- 営業利益: 50百万円 (前年同期は△41百万円の損失から黒字転換)
- 経常利益: 60百万円 (前年同期は3百万円の利益から大幅増加)
- 純利益: 63百万円 (前年同期は△163百万円の損失から黒字転換)
- 1株当たり利益: 27.88円 (前年同期は△72.58円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 91.3% (前年度89.4%から改善)
- 流動比率: 流動資産1,229百万円 / 流動負債102百万円 = 約12.0倍 (非常に高い)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 6.3% (前年度△5.1%から改善、黒字転換)
- セグメント別:
- 利益貢献度: 連結損益計算書にセグメント別の損益は記載されていないが、売上高はDXサービス事業とGXサービス事業が成長を牽引。
- 財務の解説:
- 当連結会計年度は、売上高は微減となったものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が黒字転換し、大幅な利益改善を達成。これは、DXサービス事業のクラウドデータバックアップサービスの急成長、GXサービス事業の本格始動に向けた取り組みなどが寄与した。純資産は自己株式の処分により大幅に増加し、財務基盤が強化された。キャッシュフローは営業活動がプラス、投資活動はマイナス、財務活動もプラスとなり、現金及び現金同等物は大幅に増加。手元流動性は830百万円と潤沢であり、安定した財務状態である。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 0.00円 (実績、予想ともに)
- 期末配当: 0.00円 (実績、予想ともに)
- 年間配当予想: 0.00円
- 特別配当の有無: なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- テクノロジーライセンス事業: 売上高630百万円 (令和6年12月期実績)、前年度705百万円から減少。4K/8Kプレミアコンテンツ再生プレイヤーは市場ニーズの変化により低調に推移したが、デバイス間高速データ転送・バックアップ製品、AIメイクアップアプリなどの利益率の高いライセンス製品の市場投入を進めている。
- DXサービス事業: 売上高156百万円 (令和6年12月期実績)、前年度107百万円から増加。クラウドデータバックアップサービス「sMedio Cloud Backup」が急成長し、月間リカーリング収益(MRR)は前年同月比400%増、有償サブスクリプション契約者数も期初計画を上回る128,000名に到達。建設DXサービスでは2製品を新規提供し、複数の企業に採用。
- GXサービス事業: 売上高19百万円 (令和6年12月期実績)。当連結会計年度より新たに開始した事業で、事業基盤構築フェーズと位置付け、GX戦略パートナーとの連携やGX製品ラインナップの強化に取り組んでいる。Beijing Green Vanadium New Energy Technology社とのバナジウムレドックスフロー蓄電池の販売開始、ウエストホールディングス社との資本業務提携、eTreego Japan株式会社への出資などを実施。
- セグメント戦略:
- テクノロジーライセンス事業: 市場ニーズの変化に対応し、利益率の高いライセンス製品への積極的な市場投入を推進。
- DXサービス事業: クラウドサービス及び建設DXサービスのさらなる成長を追求。
- GXサービス事業: 事業基盤を確立し、パートナーとの協業を通じて再生可能エネルギー関連事業を本格化させる。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「テクノロジーで社会を豊かにする会社」から「テクノロジーで持続可能な未来を築く会社」に変革するため、商号変更(株式会社sMedioからGreenBee株式会社へ)を実施し、3つの事業領域に再編した。DXサービス事業の成長、GXサービス事業の本格始動は、この計画に沿った進捗を示している。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社との比較情報は直接記載されていない。
- 市場動向:
- AI、IoT、ビッグデータ活用によるDX(デジタルトランスフォーメーション)や、気候変動・環境破壊の抑制に向けたGX(グリーントランスフォーメーション)が急速に進展しており、関連市場は良好な状況が続いている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 令和7年12月期 (通期予想):
- 連結売上高: 960百万円 (前年同期比+19.0%)
- 連結営業利益: 75百万円 (前年同期比+48.7%)
- 連結経常利益: 75百万円 (前年同期比+25.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 77百万円 (前年同期比+21.1%)
- 1株当たり当期純利益: 33.14円
- セグメント別売上高予想 (令和7年12月期):
- テクノロジーライセンス事業: 526百万円 (前年度630百万円から減少)
- DXサービス事業: 233百万円 (前年度156百万円から増加)
- GXサービス事業: 200百万円 (前年度19百万円から大幅増加)
- リスク要因:
- 業績見通しは、将来に関する記述であり、様々な要因により実際の業績と異なる可能性がある。為替レートの変動(想定為替レート: 1米ドル=143.00円、1人民元=20.50円)は影響を受ける可能性あり。原材料価格の高止まりや世界的な金融引き締め、景気下振れリスクなど、外部環境の不安定な状況が継続している。
重要な注記
- 会計方針: 日本基準を採用しており、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基準で連結財務諸表を作成する方針。今後、国内外の諸情勢を考慮し、検討を進めていく方針。
- その他:
- 自己株式の処分による自己株式の減少(純資産は増加): 137百万円
- 資本剰余金の減少: 89百万円
- 利益剰余金の増加: 63百万円
- 為替換算調整勘定の増加: 14百万円
- 現預金932百万円を保有し、手元流動性は潤沢。
- 投資活動は主に人材への投資を重視し、M&Aなどの投資も必要に応じ実施する意向。資金は現預金を活用し、必要に応じて金融機関からの借入や新株発行も検討。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3913 |
企業名 | GreenBee |
URL | https://www.greenbee.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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