2025年3月期 決算短信[IFRS](連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: アステラス製薬株式会社
    • 主要事業分野: 医薬品の研究開発、製造及び販売
    • 代表者名: 代表取締役社長CEO 岡村 直樹
    • URL: https://www.astellas.com/jp/
    • 問合せ先: チーフコミュニケーションズ & IRオフィサー 池田博光
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年4月25日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日〜2025年3月31日 (2025年3月期)
    • 概要: 連結決算短信〔IFRS〕
  • セグメント:
    • 医薬品事業単一セグメント。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数 (2025年3月期末): 1,809,663,075株
    • 自己株式数 (2025年3月期末): 19,353,121株
    • 期中平均株式数: 1,790,205,886株
    • 時価総額: — (記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日: 2025年6月19日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月16日
    • 決算説明会: 2025年4月25日 (金) に証券アナリスト・機関投資家・報道機関向けに説明会を開催予定。
    • 配当支払開始予定日: 2025年6月3日
    • IRイベント: — (記載なし)

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表 (連結):
      • 総資産: 3兆3,395億円 (前期末比2,301億円減)
      • 非流動資産: 2兆1,382億円 (同2,367億円減)
      • 流動資産: 1兆2,013億円 (同66億円増)
      • 資本合計: 1兆5,133億円 (同827億円減)
      • 負債合計: 1兆8,263億円 (同1,473億円減)
    • 損益計算書 (連結):
      • 売上収益: 1兆9,123億円 (前期比19.2%増)
      • 営業利益: 410億円 (前期比60.8%増)
      • 税引前利益: 312億円 (前期比25.1%増)
      • 当期利益: 507億円 (前期比197.7%増)
      • 親会社の所有者に帰属する当期利益: 507億円 (前期比197.7%増)
      • 1株当たり当期利益: 28.35円 (前期比198.2%増)
      • 包括利益合計: 488億円 (前期比△76.2%)
    • キャッシュフロー計算書 (連結):
      • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 1,945億円 (前期比220億円増)
      • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △894億円 (前期は7,564億円支出減)
      • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △2,614億円 (前期は6,141億円の収入)
      • 現金及び現金同等物期末残高: 1,884億円 (前期末比1,473億円減)
  • 収益性:
    • 売上収益: 1兆9,123億円 (前期比19.2%増)
    • 営業利益: 410億円 (前期比60.8%増)
    • 経常利益: — (記載なし)
    • 税引前利益: 312億円 (前期比25.1%増)
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益: 507億円 (前期比197.7%増)
    • 基本的1株当たり当期利益: 28.35円 (前期比198.2%増)
    • コア営業利益: 3,924億円 (前期比41.7%増)
    • コア当期利益: 2,957億円 (前期比32.5%増)
    • 基本的1株当たりコア当期利益: 165.17円 (前期比32.7%増)
  • 財務安全性:
    • 親会社所有者帰属持分比率: 45.3% (前期44.7%)
    • 自己資本: 1兆5,133億円 (前期1,595,988百万円)
    • 負債: 1兆8,263億円 (前期1,973,615百万円)
    • 流動比率: — (記載なし)
    • 自己資本比率: — (記載なし、ただし親会社所有者帰属持分比率45.3%から推測)
  • 効率性:
    • 営業利益率 (フルベース): 2.1% (25,518百万円 / 1,603,672百万円) → 2.1% (41,039百万円 / 1,912,323百万円) (約1.0%ポイント増)
    • 営業利益率 (コアベース): — (記載なし)
    • 総資産回転率: — (記載なし)
    • 売上高営業利益率: — (記載なし)
  • セグメント別:
    • 医薬品事業単一セグメントのため、セグメント別の詳細な財務情報はなし。
    • 製品別売上高として、XTANDI、プログラフ、ベタニス/ミラベトリック/ベットミガ、その他が記載されている。
  • 財務の解説:
    • 売上収益、コア営業利益、コア当期利益はいずれも増加。
    • 「その他の費用」として、第3四半期において、主に米国外IZERVAY、AT466、iotaに関する無形資産の減損損失、外貨建貨幣性資産の評価における為替差損、リストラクチャリング費用を計上。
    • 「法人所得税費用」には、Ganymed Pharmaceuticals GmbHの清算を意思決定したことに伴う税務便益(206億円)が含まれている。
    • 連結業績予想との差異については、フルベースの各段階利益は最新予想を上回った。これは「その他の収益」として、条件付対価に係る公正価値変動額(167億円)を計上したことなどに伴う。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期:
      • 年間配当金: 70.00円 (中間配当35.00円、期末配当35.00円)
    • 2025年3月期:
      • 年間配当金: 74.00円 (中間配当37.00円、期末配当37.00円)
    • 2026年3月期 (予想):
      • 年間配当金: 78.00円 (中間配当39.00円、期末配当39.00円)
  • 特別配当の有無: — (記載なし)
  • 配当性向 (連結):
    • 2024年3月期: 736.4%
    • 2025年3月期: 261.1%
    • 2026年3月期(予想): 107.4%

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 主要な事業内容は医薬品の研究開発、製造及び販売であり、区分すべき事業セグメントは存在しないため、報告セグメントは医薬品事業単一。
  • セグメント戦略:
    • VISION「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの『価値』に変える」の実現に向け、研究開発戦略としてFocus Areaアプローチを実施。
    • 「再生と視力の維持・回復」を含む5つのPrimary Focusを特定し、優先的に経営資源を投下。
    • Iveric Bio社買収により、眼科領域における新規治療薬(IZERVAY)の開発に注力し、2025年度までの売上目標に貢献、さらに2020年代後半の事業の柱として期待。
    • 買収により、コマーシャルチーム、専門家とのネットワーク、医療機関とのパートナーシップを獲得し、眼科領域における目標達成に向け、臨床開発・市場アクセスを加速。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 「中期経営計画2021」で定める2025年度までの売上目標に貢献することが期待される。
    • Iveric Bio社買収により、2020年代後半に控えるXTANDIの独占期間満了による売上減少を補うことが期待されている。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: — (記載なし)
  • 市場動向:
    • 主要製品であるXTANDI、PADCEV、VYLOYを中心に重点戦略製品の売上が大きく拡大する見通し。
    • これらがミラベグロンの売上減少や為替の影響を吸収し、売上収益は増加すると予想。
    • Iveric Bio社のIZERVAY(avacincaptad pegol)について、米国FDAより承認を取得。GAを伴うAMDの治療薬候補であり、多くの患者さんに価値を提供できる可能性。

今後の見通し

  • 業績予想 (2026年3月期):
    • 通期連結業績予想 (コアベース):
      • 売上収益: 1兆9,300億円 (前期比0.9%増)
      • コア営業利益: 4,100億円 (前期比4.5%増)
      • コア当期利益: 3,040億円 (前期比2.8%増)
      • 基本的1株当たりコア当期利益: 169.80円 (前期比2.8%増)
    • 通期連結業績予想 (フルベース):
      • 売上収益: 1兆9,300億円 (前期比0.9%増)
      • 営業利益: 1,600億円 (前期比289.9%増)
      • 税引前利益: 1,500億円 (前期比380.2%増)
      • 当期利益: 1,300億円 (前期比156.2%増)
      • 基本的1株当たり当期利益: 72.61円 (前期比156.1%増)
    • 次期の為替レート: 140円/米ドル、160円/ユーロを想定。
  • リスク要因:
    • 次期為替レートとして、当期実績に比べドル、ユーロともに円高になることを想定。これにより、売上収益1,057億円減、コア営業利益250億円減の影響を見込む。
    • 「その他の費用」として、2020年代後半に控えるXTANDIの独占期間満了による売上減少を補うための事業投資。
    • 研究開発費として、重点戦略製品のライフサイクルマネジメントやPrimary Focusへの投資を継続・拡大。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 国際会計基準(IFRS)を適用。
    • 2025年3月期より、コアベースの業績の定義を変更。フルベースの業績から新たに無形資産償却費、無形資産譲渡益、持分法による投資損益といった項目を、当社が定める特定の重要な調整項目として除外。
  • その他:
    • Iveric Bio社の取得に係る取得関連費用は3,614百万円で、連結純損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれている。
    • Iveric Bio社の権利確定前のストック・オプション等に係る株式報酬支払33,434百万円は、企業結合とは別個に認識し、「その他の費用」に計上。
    • 主要な顧客としてMcKesson Group、Cencora Groupがあり、それぞれ医薬品事業セグメントに属する。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4503
企業名 アステラス製薬
URL http://www.astellas.com/jp/
市場区分 プライム市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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