2025年3月期決算説明資料

基本情報

  • 企業名: メタウォーター株式会社
  • 主要事業分野: 環境エンジニアリング事業(EE)、システムソリューション事業(SS)、運営事業、海外事業
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年4月24日
    • 説明会形式: オンライン/オフライン — (※資料からは特定できず)
    • 参加対象: — (※資料からは特定できず)
  • 説明者: — (※資料からは特定できず)
  • 報告期間: 2025年3月期(連結)
  • セグメント:
    • 環境エンジニアリング事業(EE事業): 国内浄水場・下水処理場・資源リサイクル施設向けの機械設備の設計・建設および保守・維持管理。
    • システムソリューション事業(SS事業): 国内浄水場・下水処理場向けの電気設備の設計・製造および保守・維持管理。
    • 運営事業: 国内浄水場・下水処理場・資源リサイクル施設の運営。
    • 海外事業: 海外浄水場・下水処理場向けの施設・設備の設計・建設および保守・維持管理ならびに民需事業。

業績サマリー

  • 主要指標('25/3期実績 vs '24/3期実績):
    • 受注高: 222,724百万円 → 179,094百万円 (+10,809百万円, +5.1%)
    • 売上高: 165,561百万円 → 179,094百万円 (+13,532百万円, +8.2%)
    • 営業利益: 9,903百万円 → 10,626百万円 (+722百万円, +7.3%)
    • 経常利益: 10,490百万円 → 9,951百万円 (-539百万円, -5.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 6,875百万円 → 6,852百万円 (-22百万円, -0.3%)
    • 1株当たり利益: — (※資料からは特定できず)
  • 進捗状況:
    • '25/3期の営業利益は、期初予想および修正予想、ならびに前期実績を上回り、本業ベースで過去最高を更新。
    • 「中期経営計画2027」の達成(上振れ)が視野に入る。
  • セグメント別状況:
    • 受注高:
      • EE事業: 減少('24/3期に大型・予算外案件などがあった影響)
      • SS事業: 増加(52,570百万円 → 57,211百万円, +4,641百万円)
      • 運営事業: 増加(28,880百万円 → 31,787百万円, +2,907百万円、サービス子会社における大型(約250億円)の複数年契約により増加)
      • 海外事業: 大幅増加(31,232百万円 → 37,727百万円, +6,494百万円、北米および欧州子会社の主力製品の引き合いが好調)
    • 売上高:
      • EE事業: 減少(52,878百万円 → 52,367百万円, -510百万円、設計・建設などの工事進行基準の売上高が減少)
      • SS事業: 増加(52,570百万円 → 57,211百万円, +4,641百万円、大型の工事案件が順調に推移)
      • 運営事業: 増加(28,880百万円 → 31,787百万円, +2,907百万円、子会社の業績が順調に推移)
      • 海外事業: 増加(31,232百万円 → 37,727百万円, +6,494百万円、北米子会社および欧州子会社において主力製品の販売が好調)
    • 営業利益:
      • EE事業: 減少(3,009百万円 → 2,362百万円, -646百万円、研究開発費等の影響)
      • SS事業: 減少(3,690百万円 → 3,422百万円, -267百万円、労務費などの販売管理費の増加)
      • 運営事業: 増加(2,111百万円 → 2,219百万円, +107百万円)
      • 海外事業: 大幅増加(1,092百万円 → 2,621百万円, +1,529百万円、北米子会社および欧州子会社において主力製品の販売が好調)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • '25/3期は、期初に減益予想であったが、北米子会社の好調な業績(円安影響・物量増)、物価上昇コストの回収、海外子会社での上振れなどにより、営業利益は過去最高を更新。
    • 受注高・受注残高、本業ベースの営業利益は過去最高を更新。
  • 増減要因:
    • 営業利益増減要因 ('24/3期 vs '25/3期):
      • 売上増加に伴う利益増 +28億円(うち海外 +18億円)
      • 売上総利益率改善 +15億円(+0.8%)
      • 販売管理費増加 -36億円(うち海外 -18億円、国内 -18億円)
      • 結果として、販売管理費の増加を吸収し、前期実績を上回った。
  • 競争環境: — (※資料からは特定できず)
  • リスク要因: — (※資料からは特定できず)

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 中期経営計画2027: 基本戦略として、国内事業では長納期大型プロジェクトEPCのウェイトが高いこと、海外事業では差別化製品・システムの機器売上が中心。
    • PPPへの取り組み方針:
      • 「広義のPPP」について市場調査を実施。中小規模案件が多く、広域化の動きも鈍い印象。
      • 大都市における大規模再構築事業(DBO)に注力。
      • PPP案件の採算面、投資回収などを踏まえて応札すべき案件の絞り込みを行う。
      • 2025年度~は、受注目標を従前の倍の件数/年(売上貢献は2026年度以降)とする。
    • 米国Schwing Bioset, Inc.の全株式取得: 米国汚泥処理市場への参入。グループ間の連携強化、シナジー創出により、全米地域におけるプロセスプロバイダーを目指す。
    • 下水道新技術(Nereda®技術)の展開: 2016年に米国子会社AAS社が北米地域における独占的使用許諾契約を締結。2024年6月には日本での独占的使用許諾契約を締結し、普及拡大を目指す(低LCCを実現)。
  • 進行中の施策:
    • 株式給付信託(J-ESOP)の導入('25/3期)。
    • 自己株式の消却('25/3期)。
    • ブルーボンドの発行('25/3期)。
    • シンジケートローン契約の締結('25/3期)。

将来予測と見通し

  • 業績予想 ('26/3期通期予想):
    • 受注高: 230,000百万円(+7,276百万円, +3.3%)
    • 売上高: 200,000百万円(+20,905百万円, +11.7%)、8期連続の増収を見込む。
    • 営業利益: 11,500百万円(+873百万円, +8.2%)、100億円水準を維持。
    • 経常利益: 10,900百万円(+948百万円, +9.5%)、過去最高を見込む。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 7,500百万円(+647百万円, +9.4%)、過去最高を見込む。
    • 増減要因 ('25/3期 vs '26/3期):
      • 売上増加に伴う利益増 +45億円(主に海外)
      • 売上総利益率改善 +13億円(+0.6%)
      • 販売管理費増加 -49億円(主に海外、人的投資・販促費、のれん等)
  • 中長期計画:
    • 「中期経営計画2027」では、売上高2,000億円、営業利益130億円、ROE10%以上を目指す。
    • 長期ビジョン(仮称)Next 2037では、売上高3,000億円以上、営業利益100億円超('25/3期実績比)を目指す。
    • サステナビリティのKPIとして、国内全52拠点、国内現場事務所における使用電力実質再生可能エネルギー100%導入、Scope1,2:GHG70%削減、顧客:製品・システム導入によりGHG50%削減、カーボンニュートラルへの貢献。
  • マクロ経済の影響:
    • '25/3期実績において、円安は売上高に +2,574百万円のプラス影響。
    • '26/3期予想為替レートは1ドル=150.0円。

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 累進配当および連結配当性向30~40%の基本方針を継続。
  • 配当実績・予想:
    • '24/3期実績: 1株当たり配当金 24円(期末)、 第2四半期末 22円
    • '25/3期予想: 1株当たり配当金 26円(期末)、 第2四半期末 24円
    • '26/3期予想: 1株当たり配当金 56円(期末)、 第2四半期末 28円(4期連続増配を予定)
  • 特別配当: — (※資料からは特定できず)

製品やサービス

  • 環境エンジニアリング事業: 国内浄水場・下水処理場・資源リサイクル施設向け、機械設備の設計・建設および保守・維持管理。
  • システムソリューション事業: 国内浄水場・下水処理場向け、電気設備の設計・製造および保守・維持管理。
  • 運営事業: 国内浄水場・下水処理場・資源リサイクル施設の運営。
  • 海外事業: 海外浄水場・下水処理場向け、施設・設備の設計・建設および保守・維持管理ならびに民需事業。
  • 下水道新技術(Nereda®技術): デルフト工科大学とRoyal HaskoningDHV社が開発した汚水処理技術。省スペース、省エネルギー、処理水質向上といった特長を持つ。
  • 米国Schwing Bioset, Inc.の製品: 主力製品はピストンポンプ。低含水汚泥にも対応し、北米汚泥処理市場で90%超のシェアを持つ。
  • 協業・提携:
    • 酒田市、NTTデータ イントラマートと連携協定を締結('25/3期)。
    • 福井県あわら市と「災害等発生時における上下水道事業の支援協力に関する協定」を締結('25/3期)。
    • 山形県西川町とWeb3を活用した水道施設の維持管理に関する実証試験の事業連携協定を締結('25/3期)。
    • 群馬県藤岡市と「災害時における水道施設復旧に関する協定」を締結('25/3期)。

重要な注記

  • 会計方針: — (※資料からは特定できず)
  • リスク要因: — (※資料からは特定できず)
  • その他:
    • 「中期経営計画2027」を公表('25/3期)。
    • (株)みずむすびマネジメントみやぎが「第1回PPP/PFI事業優良事例表彰」で大臣賞を受賞('25/3期)。
    • ESG投資指数「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定('25/3期)。
    • 「健康経営優良法人2025」の認定を取得('25/3期)。
    • カンボジア王国にプノンペン支店を開設('25/3期)。
    • 「メタウォーター打ち水大作戦2024」を開催('25/3期)。
    • 内閣官房水循環政策本部事務局より「水循環ACTIVE企業」に認証('25/3期)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9551
企業名 メタウォーター
URL http://www.metawater.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電力・ガス – 電気・ガス業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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